ペール缶ロケットストーブの作り方
次にペール缶(ビール缶でも代用可能)を使用したロケットストーブの作り方についてご紹介いたします。
ペール缶ロケットストーブの材料
ペール缶ロケットストーブを作る場合は、以下の道具や材料が必要です。
必要な道具、材料
- ペール缶2個
- T曲
- 半直筒
- エビ曲
- 断熱材のパーライト
- ねじ4つ
- 金切ばさみ
- バール
- 定規
- アルミテープ
こんな材料がおすすめ
ペール缶を使用したロケットストーブの作り方
まずはマジックペンで穴を開ける部分を定規を使いながら書き入れ、次に6本ほど中心部が交差する線を描き、その中心部にバールで穴を開け、金切ばさみでペール缶にT曲を入れるための穴を開けていきます。
T曲とエビ曲を繋げて入れます。T曲の部分は焚き口になる部分です。次に2つめのペール缶の底に穴を開けます。そして半直筒が煙突になるほどの長さになるように、ペール缶にネジの数だけ穴を開けて、ネジを入れて縦に連結します。そうしたらパーライトという断熱材をペール缶内に入れていきます。断熱材で煙突内の熱を封じ込めることにより、煙突内の熱が強い上昇気流になります。
焚き口からは常に空気の吸い上げが起こり、高温で燃焼し煙突から吹き上げます。始めは煙が少し出ますが高温になるにつれて、煙りも二次燃焼を起こし出なくなります。最後にペール缶の裏を切り抜いた物を煙突部分を切り抜き蓋をすれば、細かいゴミなどがパーライトに混在しないので便利です。普段は物置に置いてあるようなペール缶やビール缶をロケットストーブにする方法をご紹介しました。
一斗缶ロケットストーブの作り方
次に一斗缶でロケットストーブを製作する方法ご紹介します。材料は4000円から5000円程度で自作ができるのでお財布にも優しいですね。コストパフォーマンス抜群で、自作の味のあるストーブが作成できるのは魅力的ですね。材料もほぼホームセンターやネット通販で手に入れることができます。
一と缶ロケットストーブの材料
一斗缶ロケットストーブは、以下の道具や材料が必要です。
必要な道具、材料
- 半直筒
- エビ曲
- 18Lの天切り缶
- パーライト14L
- 金切ばさみ
- バール
- アルミテープ
- 定規
- マジックペン
こんな材料がおすすめ
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サイズも様々ですので、自分が制作したいストーブの大きさを計算して購入しましょう。
一斗缶ロケットストーブの作り方
まずは定規でエビ曲を入れるためのサイズを測り、マジックペンで穴を開けるためのマークを書き、バールでマークの中心のあたりに穴を開け、金切ばさみでマジックペンのマークまで8箇所ほど切り込みを入れていきます。切れた部分は内側に折り込みます。開けた穴にエビ曲をさし、半直筒も繋ぎます。
そしてアルミテープでエビ曲を入れた部分を固定しパーライトも漏れないようにします。最後にパーライトを流しこみ、天切り缶の蓋を半直筒のサイズにあった大きさに穴を開け、蓋をして完成です。いざストーブを使用するときは、五徳を使用することもできます。その際は空気の吸い上げを阻害しない程度の高さのある五徳だと、燃焼が安定します。
ミニロケットストーブもおすすめ
製作がもっと手軽な、ミニロケットストーブもおすすめですよ。ロケットストーブは構造さえおさえていればサイズが小さいものでも製作が可能で、サイズが小さいといっても火力はロケットストーブの構造で料理ができるくらいはあります。
ミニロケットストーブの材料
ミニロケットストーブ作りには、以下の道具・材料が必要です。
必要な道具、材料
ステンレス缶
- エビ曲
- パーライト
- 金切ばさみ
- バール
- アルミテープ
- 定規
- マジックペン
こんな材料がおすすめ
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ミニサイズの場合はエビ曲のみ中に入れるので、エビ曲が入るサイズにしましょう。
小さいミニロケットストーブの作り方
作成の仕方は半直筒の無い一斗缶ロケットストーブとほぼ同じです。火事などに気をつけて、部屋の暖房がわりにするのもいいかもしれません。小型なので場所をとらずに移動もさせやすい点は、大きいサイズのロケットストーブより良いかもしれません。
まとめ
ロケットストーブの構造や作り方、必用な材料などについて紹介していきましたが、かんたんに自作ができ、灯油も使わないのでコストパフォーマンスもよく、DIY初心者な方も着手しやすいのが良いですね。この記事が本格的なキャンプやアウトドアなどを楽しむために参考になれば幸いです。
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