はじめに
北欧のインテリアアイテムとして日本でも人気のファブリックパネル。手作りすることで安い材料でも好きなデザインや大きいサイズも自在に作れるんです。こちらでは日本でもお馴染みのマリメッコのルミマルヤを使った実例や、ファブリックパネルの作り方や飾り方などもご紹介します。
ファブリックパネルとは
ファブリックパネルはファブリックボードとも呼ばれ、板やコルクボードなどに布を貼り絵画のように飾りインテリアを楽しむものとして北欧で生まれました。北欧の地では厳寒期の半年近くを越冬するため、日照時間が短い時期でも室内で楽しく豊かに過ごせるよう取り入れられたインテリア文化です。
ファブリックパネル作りの材料
こちらではファブリックパネル作りで用意しておくと便利な材料を紹介します。目打ちがあると四隅の角の処理が綺麗にできるのでおすすめです。なお、生地以外は必ず揃えなくても作成できるのでまずは挑戦してみましょう。
ファブリックパネル作りの材料
- 生地
- 布を貼る土台(コルクボードや木枠など)
- 定規
- しるし付け(鉛筆やチャコペンなど)
- ハサミ(もしくはカッター)
- タッカー
- 両面テープ or スプレーのり
- マスキングテープ
- 目打ち
生地や布はあらかじめアイロンをかけて整えておくと仕上がりが綺麗になります!
ファブリックパネルにおすすめの生地
北欧生地など はぎれ福袋 カットクロス ランダムセット 約34×26cm以上 6枚入 ハギレ
参考価格: 2,640円
ファブリックパネルの要とも言える生地(布)は、お気に入りの柄の生地やお部屋の雰囲気にあったものを使って作成します。こちらではファブリックパネルにおすすめの生地の中でも、マリメッコとikeaで手に入る生地についてご紹介します。最初から高価な生地を使わなくても、ikeaや100均などで手に入る安いカットクロスや手ぬぐいを使っても可愛いですよ。
北欧生まれ!マリメッコのテキスタイル
ファブリックパネルと言えばフィンランドのハウスファッションブランドの「マリメッコ(Marimekko)」の生地が有名です。マリメッコの大きな柄と独創的な色使いのテキスタイルは日本でもあっという間に人気となりました。中でも大きな花柄がプリントされたウニッコやミニウニッコ、最近ではルミマルヤの柄が人気です。
マリメッコで新たに人気なルミマルヤ
マリメッコの布を使用したファブリックパネルは、枠のサイズを小さくすることで、狭小住宅が多い日本の住環境でも手軽に取り入れられることから人気となりました。中でも植物の雪いちごをモチーフとして描かれた「ルミマルヤ(LUMIMARJA)」の柄は日本の四季を思わせる色使いから、ルミマルヤのファブリックパネルを四季折々に飾る人もいるほどです。
普段のインテリアにマリメッコのルミマルヤのファブリックパネルを添えることで、華やかなインテリアになります。大きな柄なので、スペースが限られる場合は小さい枠に生地を分割して貼るファブリックパネルがおすすめ。枠を分割して同じ柄のファブリックパネルを飾ることで立体感が出ます。
ルミマルヤのテキスタイルはカーテンや壁紙でも映える柄なので、ファブリックパネルとして大きな横長一枚に仕立てて和室や玄関にしつらえても圧迫感がなく存在感を楽しめます。
ikeaのファブリックもおすすめ!
ファブリックパネルを作るなら、ikeaファブリックも北欧ならではのテキスタイルデザインでおしゃれに仕上がります。ikeaのファブリックなら、クッションカバーなどを生地として活用しても素敵です。大きなファブリックパネルを作るなら、カーテンやテーブルクロスを活用するアイデアもおすすめです。
もちろんikeaファブリックを使って好きなサイズにカットしても◎!ikeaの布製品は幾何学模様やカラフルで大胆なデザインが多く、手ごろな安い価格で買えます。ikeaでは枠として使えるコルクボードや木材、木製のまな板なども手に入るので、楽しみながらファブリックパネルの材料を調達できます。
次のページでファブリックパネルの作り方について説明していくわよ!
出典:unsplash