①調理台(ガス台・IH調理器など)
キッチンで、シンクと並び毎日使うのは調理台(ガス台・IHクッキングヒーター)です。調理台は、食材・調味料・油の飛び散りで毎日汚れてます。だからこそ、毎日欠かさず掃除しましょう。掃除前にガス・電気の元栓を切り安全を確保し、汚れやコゲに効果的な洗剤かスチームクリーナーなど高圧蒸気を発生するアイテムを中心に使い、手早く掃除し乾燥させるのが肝心です。
②調理用具・調理グッズ
オーブン・ミキサーなどの調理家電やなべ釜、トングなどの道具やグッズは、食材に直接触れるため、常に掃除が必要なものです。徹底的に掃除・洗浄しましょう。除菌洗剤で洗浄するとともに、なべ釜やミキサーカップなどのグッズは天日干しで太陽光乾燥&殺菌するなど衛生的に保管できるようにします。
③収納スペース
調理道具・食器を収める収納スペースは、調理台やグッズと比べて汚れる頻度が少ない場所です。掃除は月一度でも構いません。ただし調理道具を入れるスペースには、調理道具の汚れを収納スペースに持ち込む可能性があります。そこで、床部分に簡単なシート一枚を敷いて、調理道具が直接床に着かない工夫をしてみましょう。市販の防菌シートで収納部分を覆う仕方も効果的です。
④シンク&下水口
キッチン(台所)で最も水を使うシンクや下水口は、ガス台などの調理台と並び汚れます。汚れが落ちにくい場所で、加えてカビが発生するケースもあります。そこで、シンクや下水口に効能を補う洗剤を使うことが肝心です。また水回りは、水道水などのカルキ汚れも加わります。スチームクリーナーなど効果的な掃除用品も併せて使いましょう。水で手が荒れるので、簡単に手早くやりたいものです。
⑤洗剤は「漬け置き」「時間置き」なども試そう
キッチン汚れの中には、簡単に落ちないものが多数あります。そうした汚れを落とすやり方として「漬け置き」「時間置き」という方法があります。調理用品の中には「漬け置き」洗い方法を推奨しているものもあります。
コンロ掃除におすすめの洗剤
では、台所で最も汚れが激しいコンロの掃除に威力を発揮する洗剤をご紹介しましょう。人気の定番洗剤から安全性をアピールしているもの、プロ御用達の洗剤まで、コンロ周り掃除に必要なものをご紹介します。
最も人気のあるアルカリ性洗剤
台所の酸性汚れの代表であるコンロの油汚れなどを落とせるアルカリ性洗剤は、昔から数多く使われているものです。また漂白効果のある塩素系洗剤も、アルカリ性洗剤の一種として使われています。ただし人体に有害な成分を含んでいるものが多く、安全性に欠けるため、特に小さな子供が居られる家庭では取扱に注意して下さい。
①【洗剤】マジックリン(花王)
コンロやコンロ用品の掃除に欠かせないと言われるのが、このマジックリンです。炭酸塩を主成分としたマジックリンは、ほとんどのコンロ汚れを落とし切ります。「漬け置き」「時間置き」などのやり方で、さらに汚れが落ちやすくし、コンロ用品汚れを落とす切り札でもあります。
②【洗剤】セスキの激落ちくん徳用500ml(レック)
アルカリ電解水とセスキ炭酸ナトリウムが主成分の洗剤で、レンジ周りの強酸性の汚れ落としに威力を発揮します。人体に優しく、重曹より高いアルカリ性(ph=12以上)なので、消臭効果も抜群です。若い主婦層を中心に、人気が非常に高いアイテムで、数々の主婦向け口コミHPや婦人雑誌で紹介されている用品の一つです。何より安全性が抜群なのが嬉しいですね。
③【洗剤】アズマチックスーパーマルチ洗剤(アズマ工業)
「プロおすすめの洗剤・用品」と知られ、ハウスクリーニング業者必須のアイテムと言われる、コンロ汚れ用アルカリ洗剤です。脂肪酸アルカノールアミドを主成分とし、安全性に配慮しながらも、市販洗剤で落とし切れないヤケ汚れなども落とし切ります。「漬け置き」「時間置き」などのやり方も効果的に威力を発揮します。
次ページからはコンロ掃除におすすめの洗剤を紹介します。