キッチンタイル壁のお掃除
キッチンがタイル壁面だと、とてもおしゃれで素敵ですよね。そんなタイルのお掃除で大変なのは、でこぼこが多い目地にこびりついてしまった、シミやカビの黒ずみです。白い目地にはとくに目立ってしまうため、キッチンを長く美しく保つためにも、目地のお手入れが大切になります。
タイル壁面の汚れの落とし方
タイルの表面はつるつるとしているため、軽い汚れならば、台所用洗剤を薄めて水拭きするだけでも、きれいになります。ただし、目地についた調味料や油を長時間放置してしまうと、シミやカビの黒ずみの原因となるため、汚れがついたら早めに拭き取りましょう。
目地は傷つきやすい
タイルの目地は、硬いブラシなどで強くこすってしまうと傷がつき、そこから劣化とともに、ぽろぽろとはがれやすくなってしまうのです。目地のお掃除の際には、目地を傷つけないよう、やわらかいブラシやスポンジを使用することで、タイル壁を長く保ちます。
目地のシミや黒ずみの落とし方
- 壁面全体を拭き掃除します
- 目地やタイルについたシミや黒ずみに、塩素系漂白剤をスプレーします
- たれてしまわないよう、キッチンペーパーでパックします
- さらに乾燥防止のため、うえからラップします
- 20~30分置いたら、ラップなどをはがしてしっかり水洗い、または水拭きします
- タイルの目地ははがれやすいため硬いブラシはさける
- 塩素系漂白剤の使用時は必ずゴム手袋を着用し換気をする
- 使用時は他の洗剤と混ざらないように注意
定番の塩素系漂白剤
花王 塩素系漂白剤 キッチン泡ハイター スプレー付 1L
参考価格: 737円
掃除の際にあると便利な塩素系漂白剤は、その高い除菌漂白力から、さまざまな用途で活躍します。まな板や台所ふきんの除菌漂白はもちろん、キッチンの壁面について、なかなかとれない食品によるシミなど、スプレーしてからしっかり洗い流せば、白さを取り戻すことが可能です。
キッチンのコーキングのカビにも
キッチンのタイル壁やパネル壁の境目には、耐水のためにシリコンコーキングが施工されていることが多いです。水回りのためカビもはえやすく、こするとはがれやすいコーキング部分には、漂白剤をかけて洗い流せば、すっきりキレイになります。
取れないシミ黒ずみには
激落ち 黒カビくん 目地クリーナー (インク色:白) 防カビ剤配合
参考価格: 545円
目地の奥底に入り込んだ黒カビはやシミは、なかなか簡単には取れません。そんなときの最終手段として、目地専用の修正ペンがあるのです。カビやシミが気になるところに、上から塗るだけなので簡単ですし、インクには防カビ剤が配合されているため、カビの広がりを防いでくれます。
目地が傷ついてしまったら
メジのヒビふさぎ 練り状タイプ MF-01
参考価格: 942円
目地は経年劣化などで、ヒビがはいってしまったり、はがれてしまったりします。そこから水や汚れが侵入すると、さらなる劣化につながるため、目地のメンテナンスは早めに行うことが大切です。自身で行えそうな小さな傷でしたら、目地の補修材で塞ぐと、安価で済みます。