ストーブガードの選び方のコツ
ストーブガードをしたからといって、必ずしも安全になるとは限りません。ものによっては、残念ながら思わぬケガや事故につながってしまいます。また、直接商品を見ない通販では失敗も多いです。そんなことにならないように、ここではストーブガードの選び方のコツについてお話しします。
ストーブガードの柵に注目
赤ちゃんの腕は思うより細く、ストーブガードの囲いの間から入ってしまいます。そうなると、ストーブまで手が届いてしまうため、やけどの危険があります。柵のすき間やストーブガードの上からおもちゃや紙などを中に入れてしまうこともあるので、すき間の狭いものや上にも柵があるものを選ぶのがポイントです。
ストーブガードの大きさに注目
ストーブガードのサイズを考えることでも、やけどの危険性を減らせます。大きめのものを選べば、囲いが熱くならないですし、万が一、お子さんの手がすき間から入ってしまってもストーブに触れづらくなります。通販などで選ぶときには、ストーブのサイズ+15cm程度を目安にするといいでしょう。
ストーブガードの素材に注目
ストーブガードは、熱を持って熱くなってしまうものもあります。囲いに細かい繊維を施す「植毛加工」や「シリコン加工」、木製のものはあまり熱くならないです。また、金属製のものは、保護カバーが付いていないと室内に直接置いたときに床を傷つけることがあります。熱に強いラグなどを敷けば回避できますよ。
ストーブガードの形に注目
ストーブガードの形は、デザインだけでなく、ストーブの種類によっても決まります。給排気パイプが必要なFF式では、4面などのパイプがぶつかるストーブガードは使えませんし、円形のものは対流式の丸いタイプのものに限られます。手持ちのストーブのタイプを考えて購入しましょう。
ストーブガードで安心を手に入れよう
ストーブガードは絶対にストーブにつけなければならないものではありませんが、ストーブにうっかりふれてしまったり、ストーブを倒してしまったりすることによるケガや事故を未然に防げます。ぜひ、ホームセンターや通販などでストーブガードを用意して、安全で楽しいひとときを過ごしましょう。
出典:写真AC