アイロンをかける(コットン素材のみ)
コットンガーゼ素材の場合はアイロンがけができる可能性が高いです。アイロンを使うと立体マスクの場合は形をきれいに保てます。プリーツの場合も、アイロンで折りたたみ部分が整えられるでしょう。また、マスクについたウイルスが不安という場合、アイロンでしっかりと熱を加えることで滅菌できることもあります。
乾燥機の項で記載しましたが、化繊のマスクは熱に弱いのでアイロンがけはやめましょう。また、シルクやレーヨンを混紡したマスクの場合、同じく熱に弱いのでアイロンをかけるのが難しいこともあります。表示を見るなり、発売元へ問い合わせをするなりして確認しましょう。
マスクの洗濯の回数を減らす方法
使用する度にマスクを洗うのは大変な場合があります。複数枚マスクを用意して毎日つけ、ある程度溜まってから洗う方法もあります。しかし、十分な量が確保できない場合もあります。そんなときのために洗う回数を減らす方法を紹介します。
①マスクの内側に取り替えシート
マスクの内側に不織布の取替シートをつけて利用する方法が便利です。花粉やほこりを除去する機能がついているタイプもあります。立体マスクでも口紅やファンデーションがつくこともあるため、1度ずつ捨てられるシートは使いやすいです。
②手芸用のガーゼ生地であて布
ガーゼの生地を購入してマスクと同じ大きさに裁断したり、寝具店などでマスク用のあて布を購入したりする方法もおすすめです。ガーゼには保湿力があり、肌が敏感な方でも使いやすい素材です。顔にフィットする立体マスクやプリーツマスクでも利用できます。
マスクに滅菌ガーゼを使う必要なし
ウイルスが体内に入るのを怖がるあまり、滅菌ガーゼでマスクやあて布を作る方もいるそうです。滅菌ガーゼは術後や自己注射などの消毒、介護でじょくそうの処置をするときなど傷のある人のために滅菌処置をしたものです。特に効果が変わらないので、通常のガーゼ生地を使いましょう。
まとめ
マスクが品切れをすると困るので、普段から十分に準備する必要があります。洗濯ができるマスクがあれば、中性洗剤を使って適切な方法で再利用が可能です。使い捨てタイプは洗濯して再利用すると、ウイルスなどの除去が難しくなりますが、喉の保護は可能です。状況に応じて活用するとよいですね。