電動インパクトレンチの種類
電気で動く電動インパクトレンチには、従来のコード付きのインパクトレンチとコードが付いていない充電式のインパクトレンチがあります。それぞれの特徴とあわせてご紹介します。
充電式(コードレス)インパクトレンチ
髙儀(Takagi) 18V 充電式インパクトレンチ EARTH MAN infini-Link IW-180LiB
参考価格: 17,169円
建築現場でも多く使用されているのが、充電式のコードレスタイプです。付属のバッテリーを装着すれば、コードレスで場所を選ばずどこでも使えるところが特徴的です。一般には14.4V~18Vが主流ですが、プロの職人さんや大きなボルトやナットを締め付けるには、36Vの強力な充電バッテリーを搭載したアイテムもあり、現在の充電式では、AC電源式にもひけをとらないパワーを持っているものが多く存在します。
AC電源式(コード付)インパクトレンチ
インパクトレンチ エマーソンハイブリッドレンチ EM-244 AC100V 電動インパクトレンチ ジャッキヘルパー 最大トルク300Nm−120Nm タイヤ交換
参考価格: 9,800円
電源式のコード付きタイプは、バッテリー式のように充電の残量を気にすることなく、同じパワーを維持できるのが特徴です。使用するにはコンセントや場所によっては延長コードが必要になりますが、充電式が流通する前からユーザーが多く、コストパフォーマンスもよいため、DIYでは今でも人気が高いですね。
電動インパクトレンチの選び方
いろんな電動インパクトレンチがあるなかで、どれを選んでいいか迷ってしまいます。こちらではご自身のニーズに合った選び方のポイントをご紹介します。購入する前に、ポイントを押さえておくことで、失敗しないので参考にして下さいね。
トルク性能で選ぶ
電動インパクトレンチを選ぶにあたり、トルク性能はもっとも重視するポイントです。カタログ表記には、締め付け可能なボルトサイズやトルクが記載されています。自動車のタイヤ交換の場合、普通車のボルト径はM12でトルクは80~120N・mが目安です。また、タイヤ交換では締め付けトルクと別に緩めるトルクも意識しておく必要があります。錆びがひどい場合には、緩めるときは締め付けよりも高いトルクが必要ですので、考慮して選ぶようにして下さいね。
角ドライブで選ぶ
インパクトレンチの先端には、ソケットを取り付けるために、四角形状の角ドライブが付いています。角ドライブには数種類のサイズがあり、それぞれの角ドライブに合うソケットを取り付けます。主なサイズに、6.35sq.・9.5sq.・12.7sq.・19sq.・25.4sq.が一般的に流通しており、中でも12.7sq.が主流ですが、商品のスペック記載を確認して選んで下さい。
単位sq.は『正方形=square』を表しているぞ。数字はミリ数を表しておるから覚えておくことじゃ。