牛乳を大量に消費するには
間違えて牛乳を多く買ってしまった、子どもにカルシウムをとらせたい、など牛乳を大量に消費したいときはどうすればよいのでしょうか。今回は、牛乳を使ったおいしくて簡単なシチューなどの料理や、ティラミスなどのデザートレシピをご紹介していきます。長期の休みの時など、お子さんと一緒に挑戦してみてください。
牛乳大量消費レシピ:ミルクジャム
保存ができ、材料もシンプルなミルクジャムは、毎朝の食事のおともに最適です。また調味料として使ったり、デザートの材料としても活用できます。牛乳の大量消費が期待できる、ミルクジャムのレシピをみていきましょう。
レシピ①ミルクジャム
材料(作りやすい分量)
- 牛乳:1カップ(200ml)
- 砂糖:大さじ2(きび砂糖・三温糖などお好みで)
作り方
- 小鍋に牛乳と砂糖を入れて強火にかける
- 鍋のふちがふつふつと泡立ってきたら中火にして砂糖を入れて溶かす
- 沸騰しないように中火から弱火に火加減を調整します
- ミルクジャムのとろみがつくまで煮詰めてできあがりです
- 沸騰して牛乳の膜が張らないよう火加減を調整し、かき混ぜながら煮詰めてください。
- 温かい時はとろみが少ないように感じますが、冷えると固まるので、煮詰めすぎに注意しましょう。
- 鍋を火からおろす直前にミルクジャムに塩やバニラエッセンスを入れてもおいしいです。
レシピ②電子レンジで作るミルクジャム
ジャムづくりは時間がかかると思いがちですが、電子レンジを使のば時短でお手軽なレシピに返信します。シンプルな材料なので、忙しいママも助かりますね。お子さんの急な「ミルクジャム食べたい!」がすぐにかなえられ、保存も可能です。
材料(作りやすい分量)
- 牛乳:1カップ(200ml)
- 砂糖:40g
- ハチミツ:大さじ1
作り方
- 耐熱のボウルに材料をすべて入れ、泡立て器でよく混ぜます。
- 電子レンジで加熱(600Wで2分半)し、取り出して再びよく混ぜます。
- 再度電子レンジで加熱(600Wで5分半)してミルクジャムにとろみがついたら完成です。
- 電子レンジによって誤差あるので、様子をみて時間やワット数を調整してください。
- ミルクジャムが固い場合は、牛乳を少量足して10秒ほどレンジにかけてかき混ぜます。
ミルクジャムの保存
ミルクジャムの保存は、ビンにつめて冷蔵庫で保存するのが一般的です。その際は使うビンをしっかり洗ってからさらに煮沸消毒させ、完全に乾燥させてから使ってください。鍋に入らない大きなビンを使うときは、しっかり洗ったあと35度以上の焼酎を使って拭く方法もあります。プラスチックでもこの方法が使えます。
煮沸消毒の方法
- ビンとふたは、あらかじめ洗剤を使ってきれいに洗っておきます。
- 大きな鍋にビンとふたを別々に入れ、かぶるくらいの水を入れます。
- 火にかけ、沸騰させます。
- 沸騰させたまま10~15分火にかけておきます(ビンを取り出すトングなども一緒に煮沸すると安心)。
- 鍋からビンとふたを取り出します。
- 清潔なふきんやキッチンペーパーなどに伏せて乾かします。
- 乾いたら、できるだけ熱いうちにジャムを詰めます。
- 消毒が不十分だと痛みやすくなるので、煮沸消毒の時間は十分にとりましょう。
- 煮沸後熱いうちにビンを鍋から取り出す際は、やけどに気をつけましょう。
次は古代のロマンあふれる「蘇(そ)」のレシピを紹介するよ!
ビンが鍋底に当たって割れるのが心配な場合は、鍋底にふきんなどを敷いてからビンとふたを入れると衝撃をやわらげられます。