③中の種などを取り除く
続いて、中の種やわたをかき出します。このときスプーンで中身をきれいにこすって種やわたを剥がしてからビニール手袋をはめた手で取り出すときれいに取り出せて時間の短縮にもなります。こすりすぎるとかぼちゃの果肉が薄くなってしまうので注意してください。
このように種やわたはしっかりきれいに取り除きましょう。中に種やわたが残っていると腐りやすくなってしまうので丁寧に作業を進めてください。動画内で取り出された種を見るとすごい量なので驚きますね。思わずどうにかして種だけでも食べれないものか考えてしますが残念ながら食べれないので捨ててください。
④顔をくりぬく
次にハロウィンかぼちゃの顔のくりぬき作業です。最初に下書きをした顔の線に沿ってナイフで切り込みを入れます。このときにいっきにくりぬかずに少しずつ切れ込みを入れながらくりぬきましょう。仕上がりがとってもきれいなり切り口がきれいになることで早く痛むのを防ぐことができます
顔のなかでも特に口の部分は複雑な形をしていたり大きくくりぬいたりするので、分割して数回に分けてくりぬくのがおすすめです。分けてくりぬく事でかぼちゃが割れるのを防ぐこともできます。動画では4分割して4回に分けてくりぬいていますね。
こんな感じにくりぬきましょう。ここまでくれば完成まであと少しです!
⑤乾燥させる
くりぬき作業が終わったら1、2日間置いてしっかりと水分を抜きましょう。ここで乾燥ができていないと早いうちに腐ってしまいます。乾燥させる場所としては下記の条件に当てはまる場所を選びましょう。
- 日が当たる場所
- 風通しが良い場所
- 湿度が低くい場所
⑥灯りをセットする(お好みで)
乾燥させたかぼちゃの中にろうそくを立てて雰囲気を出せれば一番良いのですが、ペットやお子さんがいると本物の火をかぼちゃの中に灯すのはちょっと心配です。そこで、100均などで売っているLEDキャンドルを中に入れたら雰囲気の出るジャック・オ・ランタンのできあがります。燃え移る心配もなく安心して室内にも飾ることができるので大変おすすめです!
ハロウィンかぼちゃを長持ちさせる方法
ハロウィンかぼちゃは観賞用の野菜で生ものですのでやはり腐ったり傷んだりします。くりぬきはじめてから早くて1、2日〜長くても1週間しかきれいな状態を保つことができません。可能であれば、飾る直前に作業するのが一番おすすめですが、せっかく自作したランプが早いうちに腐ってしまわないように長持ちさせる方法をいくつかご紹介しましょう。
簡単な方法
①まずは丁寧な作業を
前の作業でも説明しましたが、自作したかぼちゃを長持ちさせるためには種やわた、水分が残っていると腐りやすくなってしまいます。しっかり中の種とわたを取りだして水分を乾燥させることが大事になってきます。くりぬき作業が終わったら中や顔の切り口なども丁寧にキッチンペッパーなどで水分を吸い取って乾燥させましょう。また、傷がついたりしても早く傷む原因となるのでくりぬく際なナイフを使う際はうっかり傷つけたりしないように慎重に作業を進めましょう。
②冷蔵保管
次に手軽な方法としては冷蔵庫で保管する方法です。切って余った生野菜は冷蔵庫で保管しますよね。それと一緒で、観賞用のかぼちゃといっても生野菜と同じ扱いと覚えておきましょう。また、小さいサイズのかぼちゃなら冷蔵保管も可能ですが大きいサイズのもは冷蔵庫の中身を取り出したり中に入らなかったりする可能性があります。冷蔵庫保管を考える際はかぼちゃを購入する時にサイズを確認してから購入しましょう。冷蔵庫に入れる際はかぼちゃにラップをしてから入れてください。
防腐剤代わりの漂白剤を使う
かぼちゃが痛む原因にカビに繁殖があります。しかし、かぼちゃ用の防腐剤がないのであるもので代用できます。顔の切り口などからカビが繁殖して腐ってしまうのを防ぐために防腐剤として漂泊剤を使用できます。まず、かぼちゃが入る大きさのバケツなどに水で薄めた漂泊剤を入れ、顔をくりぬいたかぼちゃをその中に入れて満べんなく浸します。全面に漂泊剤が浸かったら取り出し水分を拭き取り、1、2日間乾燥させましょう。は霧吹きなどに入れて吹きかけてから乾燥させても大丈夫です。
最後に
今回はかぼちゃのへた(上側)に穴を開けてジャック・オ・ランタンを作成しましたが、かぼちゃのおへそ(下部)に穴を開けて作る方法もあります。手順は同じなので好みで作業をしてください。ジャック・オ・ランタンの由来やランプとして飾る意味なども理解できると自作する時からますます気分が盛り上がりますね。愛情を込めて丁寧に自作する事で愛着のある顔になる事間違いなし!オリジナルのかぼちゃランプを作って1つ上のハロウィンパーティーを演出しちゃいましょう!