ヒラメのさばき方!5枚おろしにする場合の切り方やコツをご紹介!

ヒラメのさばき方!5枚おろしにする場合の切り方やコツをご紹介!

お刺身やお寿司のネタなどに使われる高級食材のヒラメは、釣りや漁などで捕獲できます。新鮮なヒラメを手に入れたらさばき方を覚えて自宅でおいしく調理しましょう。ヒラメのさばき方のコツや5枚おろしの切り方、おすすめレシピなどを解説します。

記事の目次

  1. 1.ヒラメをさばいて食べよう
  2. 2.ヒラメとは
  3. 3.ヒラメのさばき方
  4. 4.ヒラメを昆布締めにするやり方
  5. 5.ヒラメのおすすめレシピ
  6. 6.新鮮なヒラメを自分でさばこう

ヒラメを昆布締めにするやり方

ヒラメ

昆布締めはお刺身に使える締め方の1つで、昆布の旨みがお刺身に移りヒラメの旨みをさらに引き出します。そのまま食べるのとはまた違ったおいしさを味わえ、さらにお刺身のまま数日もつ効果も期待できるため昆布締めにして味わいましょう。

①昆布を水洗いする

ヒラメ

昆布を取り出したら水洗いしましょう。軽く水洗いし水気をふきとったら、酢をしみこませたクッキングペーパーで昆布の表面を軽くふきます。

②ヒラメに塩をふる

ヒラメ

昆布締めにする前にヒラメの切り身に軽く塩を振りましょう。塩を振るとヒラメの水気が抜けて、昆布の旨みがより染みこみます。指でつまんだくらいの少量の塩でよいので軽く振り、置いておきましょう。

③昆布で包む

ヒラメ

切り身の用意ができたら昆布を切り身と同じ大きさにし、切り身を昆布でくるみましょう。昆布は固いため巻けません。切り身の上下に昆布をおいて挟むようにしましょう。

④半日から2日寝かせる

ヒラメ

昆布締めの準備ができたらラップでくるみ、冷蔵庫にいれて半日から2日ほど寝かせましょう。締め方は好みなので、数時間でもできあがります。どのタイミングで食べても昆布の旨みが染みこむためそれぞれおいしい風味を楽しめるでしょう。

⑤食べやすい大きさに切る

ヒラメ

昆布締めにしたヒラメの切り身は大きいままなので、食べやすい大きさに切りましょう。お刺身にする場合はそのままでよいのですが、お寿司にする場合はお刺身の表面に切れ目をいれるとおいしく握れます。

刻みショウガや刻みネギなどをトッピングするとおいしさも倍増しますよ。

ヒラメのおすすめレシピ

ヒラメ

ヒラメはお刺身や昆布締めにしてもおいしいですが、ほかにも多くのレシピで楽しめます。冷凍保存していつでも食べられるようにして置いてもよいですが、せっかくの新鮮なヒラメなのでおすすめのレシピでヒラメの魅力をたっぷり味わいましょう。

①ムニエル

ムニエルは魚料理でも代表的な調理法です。塩胡椒をした魚に小麦粉をまぶしてバターで焼き上げれば、ふっくりとしたヒラメの身にバターの味が染みこみおいしく食べられます。ヒラメの魅力を引き出すレシピの1つです。

材料(5人分)

  • ヒラメ切り身:50g(四半身)✕5
  • 小麦粉:適量
  • しお・こしょう:適量
  • バター:40g
  • オリーブオイル:大さじ3
  • レモン:お好み
  • しょうゆ:大さじ2

作り方

  1. ヒラメに塩胡椒をする
  2. 小麦粉をヒラメにまぶし、オリーブオイルとバターをいれた温めたフライパンで焼く
  3. 焼き上がったらお皿に盛り付け、レモンとしょうゆを加えたソースで味付けをする

②フリット

フリットはヒラメなどの白身魚には最適の調理法で、サクサクした衣にくるまれた白身のぷりっとした柔らかい身を味わえます。おつまみにすればパクパクと食べられますし、おかずの一品にしても食べ応えがあるでしょう。

材料(2人分)

  • 平目(白身魚なんでも):160g
  • 塩コショウ(お好みでハーブソルトなど):適量
  • 下地用片栗粉:適量
  • 揚げ衣用片栗粉:適量
  • 卵:1個
  • お好みでマヨネーズ(タルタルソース):適量

作り方

  1. ヒラメの切り身に塩コショウをして冷蔵庫で寝かせる
  2. 下地用の片栗粉とヒラメをジップロックなどに入れて振る
  3. 揚げ衣用の片栗粉と卵を混ぜ、衣を作る
  4. 170度~180度の油でヒラメを揚げる

③塩焼き

あっさりさっぱりとヒラメを食べられるのが塩焼きです。塩は染みこませたほうがおいしくなるため、調理前に塩を振って少し時間をおきましょう。ヒラメの魅力を存分に味わえます。

材料(2人分)

  • ヒラメの切り身:2枚
  • 塩:少々
  • みりんまたは料理酒:少々

作り方

  1. ヒラメの切り身にみりんまたは料理酒と塩を振り、少し寝かせる
  2. 切り身をグリルで焼く

④カルパッチョ

ちょっとおしゃれな調理法がカルパッチョで、イタリアンな料理を自宅でしっとりと味わえます。野菜と魚のおいしさをたっぷりと味わい、贅沢なひとときを過ごしてみてください。

材料(3~4人分)

  • ヒラメ:1枚
  • ベビーリーフ:1/2袋
  • オリーブオイル(エキストラバージンオリーブオイルは使わない):大さじ2
  • レモン汁:小さじ1
  • しょうゆ:小さじ1
  • 塩:2つまみ
  • 黒コショウ:少々

作り方

  1. ヒラメの切り身をお皿に円を描くように並べる
  2. 洗ったベビーリーフを中央に盛りつける
  3. オリーブオイル、レモン汁、塩、しょうゆを混ぜあわせカルパッチョのソースを作る
  4. 黒コショウを全体に振りかける

新鮮なヒラメを自分でさばこう

ヒラメ

新鮮なヒラメはとても繊細な味がし、そのまま食べれば上品な風味を味わえます。さっぱり、あっさりとした白身魚のおいしさを自宅で素早くさばいてたっぷり楽しみましょう。冷凍保存をすればほかのレシピにも活用できるため、いろいろな食べ方で味わってください。

参考動画

今回は、銀座で板前をされている銀座渡利さまの動画を参考に記事にさせていただきました。銀座渡利さまのYoutube動画は以下より、ご覧いただけます。

【5枚おろし】ヒラメの捌き方と握り寿司(昆布締め)の作り方【皮引き】 - YouTube
ヒラメの捌き方とお寿司の握り方を解説します。 ヒラメ特有の「5枚おろし」の捌き方です。 #銀座で働く板前 #ヒラメ #5枚おろし #魚料理 #捌き方
aoineko
ライター

aoineko

猫好きな2人の子どもを育てている主婦です。出産前は幼稚園で働いていました。ハンドメイドやガーデニングなどをまったりゆったりするのが大好きです。読みやすく親しみやすい記事を目指して書いていきたいと思います。

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