車庫はDIYでできるもの?
お気に入りの車やバイクは、車庫の中で大切に保管したいもの。問題は「DIYでも車庫を作れるのか?」ですが、車庫は自作できます。DIYによる車庫作りでは、主に2×4材などの木材を使用する方法と、単管パイプを使用する方法に分けられます。どちらの方法も専門業者に依頼するよりも時間と労力はかかるものの、費用を抑えつつ自分なりのアイデアを盛り込んだ自作ガレージは完成後の満足度が高いでしょう。
車庫のDIYアイデア①ショールーム風ガレージ
いつでも愛車を眺めたい人や、乗り降りにかかる時間を少なくしたい人にとってメリットがあるショールーム風のガレージ。ここでは、その特徴とポイントを見ていきましょう。
ショールーム風車庫の特徴
愛車をいつでも眺められる
屋内にガラス張りの車庫を作ると、まるでショールームのような雰囲気になります。たとえば、リビング脇にガラス張りのガレージを作ると、愛車を眺めながら至福のひとときを過ごせるでしょう。車やバイクを自慢したい人にとっては道路側に大きな窓を設けて、通行人から見えるようにするのもよいでしょう。
居室から直結するので移動が楽
屋内からガレージに直結した作りは、一度も外に出なくていいのが大きなメリットです。雨が降っても濡れずにすみますし、重い荷物を持って長い距離を移動せずにすみます。おしゃれなショールーム風のガレージは、愛車を眺めながら生活できる満足感を得られつつ、家族にも喜ばれるでしょう。
ショールーム風ガレージのポイント
排気ガス対策は必須
屋内から直結するガレージですから、どうしても排気ガスは溜まりやすくなってしまいます。特に、冬場に暖気運転をすると排気ガスが充満しやすく臭いだけでなく健康面でもきになるところ。24時間換気システムの導入などを検討する必要があるでしょう。
耐震性に不安あり
本来は壁面にするところをガラス面にするため、そのぶんだけ耐震性は弱くなってしまいます。シャッターがあるので、天井部分を支えるのは3面ですが、ガラス面を設けると2面で支えることになるので強度に不安があるのは否めません。DIYで施工する際は、専門家への相談も検討したほうがいいでしょう。