タオルを捨てるタイミングは?使用具合の目安やポイントを解説

タオルを捨てるタイミングは?使用具合の目安やポイントを解説

タオルは毎日の生活に欠かせないアイテムです。しかし、捨てるタイミングや適切な捨て方がわからず、いつまでたっても捨てられない人は意外に多いようです。今回はタオルを捨てるタイミングを、使用具合の確認の仕方や適切に捨てる方法とともに紹介します。

記事の目次

  1. 1.タオルに寿命はあるの?
  2. 2.タオルを捨てるタイミング
  3. 3.タオルの使用具合の目安とポイント
  4. 4.タオルの寿命を延ばすには
  5. 5.古いタオルの捨て方
  6. 6.捨てるタイミングを知ってタオルを快適に使おう

タオルの寿命を延ばすには

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同じタオルを同じ回数使用して洗ったとしても、選び方や扱い方によって寿命が大きく変わります。タオルは消耗品ではありますが、大事に長く使うためにも、正しい扱い方を知っておきましょう。

①素材を選ぶ

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タオルを長く使いたい人は、素材選びにこだわりましょう。タオルに使われている素材は、「コットン(綿)」「ポリエステル」「リネン(麻)」「ガーゼ」「マイクロファイバー」などさまざまです。基本的には化学繊維よりも天然繊維のほうが丈夫で持ちがよいため、マイクロファイバーやポリエステルよりも、コットンやリネンがおすすめです。

②一度にたくさん洗濯しない

一度にたくさんの量を洗濯しないことが大切です。洗濯物同士の摩擦は繊維を傷め、量が多いと全体をきれいに洗えないためです。特にすすぎが重要で、すすぎが甘いと雑菌が繁殖する原因になります。洗濯後に「すすぎが不十分かもしれない」と感じたときは、何度かすすぎを繰り返してください。

③洗い方に気をつける

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タオルを長く使いたいのなら、洗い方に気をつけましょう。バスタオルは難しいかもしれませんが、タオルの雑菌を防ぐためには「毎日洗う」ことをおすすめします。洗うときも、洗剤を入れ過ぎないようにきちんと量り、洗濯機のモードも適したものを選んでください。雑菌が気になる人は、60℃以上のお湯に浸けおきすると簡単に除菌できます。

④柔軟剤を使わない

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タオルを柔軟剤を使って洗う人は多いですが、寿命を延ばしたいのなら使用は控えましょう。柔軟剤は繊維をコーティングするものであり、素材をやわらかくする働きはありません。タオルの繊維はコーティングされてしまうとタオル本来の吸水性を失い、さらにパイルが抜けやすくなり、寿命が短くなってしまいます。

⑤乾かし方に注意する

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タオルは短時間でしっかりと乾かすことで長持ちします。洗濯乾燥機があるならば、ぜひ活用しましょう。自然乾燥するときはしっかりと脱水し、パイルを立たせ開くためにパタパタと軽く振りさばき、物干しやタオル掛けに干してください。紫外線は生地を傷める原因になるため、半日陰の風通しのよい場所に干しましょう。

古いタオルの捨て方

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「古いタオルの捨て方が分からない人」や「もったいなくて捨てられない人」は、意外に多いものです。古いタオルはただ廃棄するのではなく、捨てる前にタオルの状態をしっかりと確かめ、捨て方を工夫して最後まで有意義に活用しましょう。

捨て方①資源ごみとして出す

古いタオルを捨てるときは、資源ごみとして出しましょう。資源ごみとは一般的に再資源化できるものが対象になり、さまざまな形で再利用されます。タオルの場合は、きれいに洗って乾かした状態で出すのが一般的です。雨などで濡れているものや臭いや汚れがひどいものは回収の対象外になりやすいため、注意してください。

資源ごみの出し方や細かい決まりは、地域によって異なるよ!捨てる前に確認してね!

捨て方②掃除に使ってから

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使い古したタオルは、捨てる前に掃除に使うのがおすすめです。普段の拭き掃除用にはもちろん、使い捨ての雑巾としても大活躍します。使い捨ての雑巾として使用するときは、できるだけ小さめにカットしておくと使いやすいです。カビや油汚れ、吐物処理など、雑巾の再利用に抵抗を感じる掃除にうまく活用しましょう。

捨て方③油処理に使う

汚れや臭いがひどく掃除には使えないような状態のタオルは、油処理に使うのがおすすめです。ビニール袋の中に、ある程度の大きさに切った使い古しのタオルを入れます。その上から冷ました使用済み油を注ぎ、タオルに吸い込ませましょう。最後に、発火を防ぐために忘れずに水も注いでください。袋を縛ったら、燃えるごみとして出して完了です。

捨て方④割れ物の処理に利用する

古いタオルが捨てられないときは、割れ物処理に使うようにとっておきましょう。割れ物は新聞紙などの紙で包んで捨てるのが一般的ですが、新聞紙の代わりに使い古しのタオルを使用しても問題ありません。むしろタオルのほうが厚みがあるため、ごみ回収してくれる人にけがを負わせるリスクも減らせておすすめです。

捨て方⑤アウトドアで活用する

フリー写真素材ぱくたそ

キャンプなどのアウトドアが好きな方は、古いタオルを小さくカットして持っていくのがおすすめです。アウトドアでは荷物が多くなりがちなため、極力軽くて使い捨てられるものが重宝します。使い捨てられるように小さくカットした状態のタオルは、バーベキューなどで活躍するだけでなく、汚れがひどくても後処理しやすい点も魅力です。

捨てるタイミングを知ってタオルを快適に使おう

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タオルは毎日使う消耗品であり、肌に触れる機会の多い存在です。毎日使うものだからこそ、タオルの寿命や捨てるタイミングを知って、洗濯や交換をしながら長く快適に使いましょう。寿命を迎えたタオルでも、まだまだ使い道は豊富です。捨てる前にタオルの状態をよく確認し、捨て方を工夫して最後まで大事に活用してくださいね。

Anna
ライター

Anna

家の向かいの木に、可愛らしいリスが住んでいます。リスや小鳥に囲まれて、のんびりとガーデニングやDIYを楽しんでます。

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