DIYで「ままごとキッチン」を作ろう！手作りでできる実例8選を紹介！

こどもは本格的なものを望むかたわら「見立て遊び」も得意です。少しの工夫で、想像力を膨らませられるよう100均などで購入できるアイテムを紹介します。

コルク鍋敷きは、軽くて厚手のためコンロに見立てて使えます。また、カッティングマットなどを代用するのも一案ですね。薄手のコルクマットなら、調理台などに貼ってナチュラルな風合いにも仕上げられます。いずれの商品も100均で購入可能のため準備してみてはいかがでしょうか。

こどもは、家のキッチンシンクと一緒という状況を好みます。タイル貼りのキッチンを採用している家なら、タイルシールで装飾するのもよいですね。また、装飾シールを使って「〇〇風キッチン」というように、こどもが好きなテイストで飾りをつけると喜びます。自分のキッチンという気持ちも強くなりますよね。

キッチンキャビンや収納を作るためにワイヤーネットが重宝します。結束バンドでつなぐと格納式キャビンとなり、使わないときはたたんでおけます。また、簡単に外せるので使わなくなった後のことも考えられます。また、キッチンツールを吊り下げるなどの工夫のもできるので、こどもも楽しんで遊べます。

殺風景になりがちなままごとキッチンに、黒板シートを貼るとお絵かきスペースにもなります。カフェのような雰囲気でイラストを描くと、なりきり遊びもできるでしょう。書いて消せるため、ままごとキッチン以外の使い道も見出せます。

カラーボックスに取り付ける専用扉があると便利です。オーブンを作ったり、収納したりするのための扉ができます。組み合わせてシステム化できるよう、カラーボックスとセットで販売しているメーカーのものを使ってください。扉の角がケガの原因になりやすいため、テープなどで養生して危険を取り除いてくださいね。

カラーボックスの側面に取り付けると、バスケットや引き出しを取り付けられるレールです。天板を2枚使えるタイプのオーブンや、ままごと用のおもちゃを片付ける収納が作れます。ままごとキッチンを卒業した後は、収納棚として使えますよ。専用扉同様、カラーボックスとセットになっているものを選びましょう。

100均で販売されている、かわいらしい引き出しつまみや取っ手をままごとキッチンに使ってみましょう。本物に近い雰囲気が出せます。また、コンロのスイッチなどにも見立てられますよね。小さな指にジャストフィットするためおすすめです。100均には陶器やアクリルなどいろいろな素材の取っ手つまみがありますよ。

安価で作れるのが、DIYままごとキッチンのメリットです。しかし、いくつかの注意点を守らないと材料の買い直しや、こどもが遊びにくいままごとキッチンに仕上がってしまいます。注意点を守って、満足できるままごとキッチンを作りましょう。

カラーボックスには規格がなく、メーカーごとで大きさが異なります。寸法は確認しましょう。また、ステンレスボウルをキッチンシンクに使うこともありますが、寸法を間違えるとボウルがはまらないトラブルも起きます。木材を使って作る場合は、材料の切り出しが必要になるため、必ず設計図や実寸測定を行いましょう。簡単な設計図も作ってくださいね。

あくまでも「こどもの遊びの補助」として、ままごとキッチンがあることを意識して作ってください。キャビンやオーニングを屋根につけたものなどはおしゃれですが、高さがあると倒れてしまう危険性があります。また、凝ってしまうとケガの原因になることもあるためシンプルな作りでとどめましょう。

大きくなって食事のお手伝いができるようになれば、ままごとキッチンは役目を終えます。せっかくのDIY作品のため、こどもが大きくなってからも使えるよう「その後のこと」も考えた設計をするとよいでしょう。本や小物を収納できるようにするのも一案です。

木材で作られている製品もありますが、段ボールで作るままごとキッチンキットも市販されています。設計や材料の切り出しが難しい場合は、キットを取り寄せてはいかがでしょうか。しっかりとした作りのため、長く遊べるのも魅力です。

食べることは生きることに直結します。ままごとキッチンは、食生活に興味を持つほか社会とのかかわりの入り口ともいえるでしょう。段ボールや木材などで手軽に作れるため、誕生日やクリスマスプレゼントなどにDIYままごとキッチンをプレゼントしてはいかがでしょうか。100均でも材料が購入できるのでおすすめです。