レジンのキーホルダーの作り方
今回は、扱いやすいUV-LEDレジンを使った空枠キーホルダーの作り方を写真で紹介します。写真の桜枠のような浅い型を使う場合は、固めるのは1回で問題ありません。
作り方①デザインを決める
最初にどのようなレジンキーホルダーを作りたいかを決めます。次に、決めたデザインにあう型や装飾パーツ、道具を用意します。パーツの入れ過ぎは固まらない可能性があるため注意しましょう。
作り方②型にレジンを入れる(1回目)
型の半分ぐらいまでレジンを流し込みます。細かいところはつまようじなど先の細いものでレジンを広げてくださいね。気泡が入ったときは、つまようじなどで丁寧にしっかりとつぶしましょう。
いろいろな色のレジンを使うには
色付きのUVレジン・UV-LEDレジンが100均で販売されていますが、透明なレジン液に混ぜて色をつける方法もあります。レジン専用液体着色剤が扱いやすくておすすめです。アクリル絵の具でも着色できますが、手早く混ぜないと固まって混ざらなくなります。着色剤を入れすぎた場合もUV(紫外線)が通りにくくなり固まらなくなるため要注意です。
作り方③装飾パーツを入れる
最初に決めたパーツをピンセットを使って埋め込んでいきます。型の表面にレジンが付いた場合は、固めた後ではとれないため光を当てる前にティッシュペーパーなどで拭きとります。
作り方④固める
UV-LEDライトを当てて固めます。UV-LEDレジンだと1分程度で固まります。つまようじで表面を触ってみて、固まりが弱いときは時間を追加しましょう。
作り方⑤型にレジンを入れる(2回目)
固まると減ることがあるため、縁ぎりぎりまでレジンを流し込みます。レジン液が多すぎてあふれるときれいに仕上がらないため、入れすぎないように気を付けましょう。あふれた場合はティッシュペーパーなどで拭き取ります。ここでも気泡ができたらつぶしましょう。
作り方⑥固める
もう一度UV-LEDライトを当てて固めます。厚みがある型のときは、表を固めた後にひっくり返し、裏にもUV-LEDライトを当てます。固まったかどうかは手で触らず、つまようじでそっと確認しましょう。
作り方⑦金具パーツをつける
平ヤットコを使ってマルカンとキーチェーンをつなぎます。開くときは前後にひねるようにすると開きやすいです。固いため力がいります。
レジンのキーホルダーを上手に作るコツ
上の写真は紹介した作り方のアレンジ作品で、全て100均の材料で作っています。同じ型でも色やキーホルダーを変えるだけで雰囲気が変化し、装飾パーツを加えればさらに華やかになります。コツをおさえてきれいに仕上げましょう。
コツ①気泡はしっかりつぶす
気泡が入ると穴が開いた状態で固まります。気泡をつぶすには、つまようじでつぶす、エンボスヒーターで温める、そのまま放置するという3つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解して選びましょう。
気泡をつぶす方法
メリット | デメリット | |
つまようじでつぶす | 安い | 細かい気泡を消しにくい |
エンボスヒーターで温める | 時間がかからない | お金がかかる |
放置する | お金がかからない | 時間がかかる |
コツ②途中で触らない
半乾きのうちに触ると、指紋が付いてしまい見栄えが悪くなります。また、レジン液が手に付いたら作業の途中でも石鹸で洗わないといけません。まずは、つまようじで表面が固まっているのを確認してから触ってください。
コツ③エポキシレジンはしっかり量る
エポキシレジンで作る場合は、商品によって主剤と硬化剤を混ぜる割合が違うため、説明書をしっかり読んでから混ぜてください。1g単位でも間違えると固まらない可能性があります。正確に量ってから混ぜましょう。
コツ④キーホルダーの金具チェック
マルカンがずれていたり隙間があったりすると、使っているうちに外れる可能性があります。マルカンの開閉には力がいりますが、しっかり閉じてくださいね。完成したら少し引っ張ってとれないことを確認しましょう。
レジンでオリジナルのキーホルダーを作ろう!
レジンはアイディア次第でさまざまなアイテムを作れます。子どもと一緒に作れば楽しい時間を過ごせるでしょう。オリジナル作品をどんどん作って、慣れたらシャカシャカレジンなどワンランク上のものにも挑戦してみてくださいね。
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出典:筆者撮影