天井のDIY:憧れの化粧梁
構造材である梁を見せる化粧梁。木材の存在をアピールでき、家の頑丈なつくりが見えて安心感を与えます。吹き抜けにして梁を美しく仕上げた化粧梁は難易度が高いですが、今の天井に化粧梁を設置する内装のリフォームは、専用の材料を使えば、自分でDIYできます。キッチン(台所)とリビングが1つの部屋になった縦長のリビングダイニングで大きな効果があります。
ポイント
天井に簡単に取り付けることができる軽量のダミーの化粧梁があります。ポリウレタン製などで本物の古木から型を作っていて本物に見えます。天井の下地にネジで細い木材を取り付けて軽量の化粧梁を固定します。ノコギリで簡単に切れ、軽量で2人で簡単に取り付けできます。
メリット
化粧梁を設置すると簡単に、古民家風の雰囲気や自然派のカフェ風など空間全体のイメージを大きく変えることができます。DIY用の軽量の化粧梁を使えば、自分で大掛かりな天井のリフォームができるようになりました。
天井のDIY:壁紙を貼る
天井の素材は壁紙が一番多く、汚れると掃除をしてもムラが目立つことがデメリットです。きれいに掃除するには時間がかかり大変で、リフォームをすることを考えましょう。新しい壁紙を貼り、美しい天井にリフォームするDIYが簡単にできる方法があります。「天井用パネルカベ紙」は30センチの正方形に壁紙をパネルして1人で簡単に貼れる商品です。
ポイント
内装のリフォームでは壁紙は張り替えになり、汚れた古い壁紙をはがして新しい壁紙を貼ります。DIY用で壁紙の上から貼れる壁紙があり、はがす作業が不要です。壁紙は幅が90センチぐらいで天井に貼るときは2人で作業する必要がありますが、小さなパネルにして1人で貼れる天井用の壁紙でDIYがとても簡単にできます。
メリット
キッチン(台所)の天井は汚れやすく掃除が大変です。白色の壁紙より木目などの色があるほうが汚れが目立ちにくく、掃除が簡単になります。子供部屋は明るく楽しい雰囲気の壁紙を選びましょう。はがせる壁紙は子供が大きくなったら、壁紙を張り替えすればよく、思い切った内装のリフォームができます。
天井のDIY:ペンキを塗る
ペンキを塗る作業は、内装のリフォームの中で一番、自分で簡単にできるDIYです。材料は塗料だけで安く、楽しみながらDIYできます。マスキングをして端は刷毛(ハケ)で塗り、残りをローラーで塗れば広い天井でも数時間で終わります。道具は初心者用のスターターキットで必要なものがそろいます。
ポイント
天井の素材を確認して、ペンキを選びます。水性塗料が作業しやすく、においが少なくおすすめです。ローラーに伸縮継ぎ柄をつけると、脚立を上り下りすることなくなり、短時間で塗れます。初めてペンキで塗装するならキッチン(台所)やトイレなど狭い場所でチャレンジしましょう。キッチン(台所)の天井は防火のためのたれ壁でリビングからは見えないから安心してペンキが塗れます。
メリット
ペンキを塗るDIYをマスターできれば、すべての部屋の天井と壁の内装のリフォームができます。部屋の数が多いと自分で作業するDIYでも材料費が多くなりますが、ペンキは道具があれば、次からは材料のペンキだけを購入するだけで、安くDIYできます。ペンキは内装用で壁紙の上から塗れるタイプを選びます。
天井のDIY:張り替え
天井を張り替えて板張りするDIYは難易度が高いです。天井を張り替えで大変なことは、今の天井をはがすことです。ほこりが落ちてきて目に入ると脚立から落ちることもあるので、保護めがねをつけましょう。大きなパネルの天井材は重く、安全のため2人で作業する必要があります。下地の木材を壊さないように、慎重に天井をはがします。
ポイント
天井に張る材料である板を加工するために、ノコギリなどの大工道具が必要です。幅が広い板が枚数が少なく作業量が減りそうですが、1枚が重くて難しくなります。幅が狭く、長さが短い板は枚数が多くなりますが、短時間で1枚を張れ、1人でDIYできます。張り替えの作業は材料によって作業の難易度が大きく変わります。キッチン(台所)は不燃材料を使用する必要があるから注意してください。
メリット
無垢の板の天井は雰囲気が最高です。素材によって高級感や自然派など自由にアレンジできます。DIYで天井の張り替えにチャレンジするなら、最初は洗面所など狭い部屋がよく、必要な道具や材料の量など、1度経験すると次からは驚くほど簡単に張り替えができるようになります。
天井のお洒落なDIY まとめ
ちょっと難しそうに感じる天井のリフォームのDIYですが、DIY用の材料や道具が充実したことによって、自分で安くできるようになりました。天井は近づいて見れないから、少しぐらいの失敗なら目立ちません。チャレンジして部屋の雰囲気をお洒落にしましょう。
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