こたつ布団をDIY
次は、こたつ布団の手作り例です。基本の作り方は四角い袋を縫うだけと簡単なので、手持ちのこたつ布団カバーのサイズに合わせて型紙なしで制作ができますよ。
自作例①ボア生地で温かく
こちらは、フリース生地とボア生地を合わせて温かく仕上げたこたつ布団の手作り例です。好みの肌触りの素材を合わせてリビングをより居心地良く演出できるのは手作りならではのメリットですね。
自作例②ニットの布団カバー
こちらは、かぎ針編みのモチーフを組み合わせたニットの布団カバーの手作り例です。和風やレトロなインテリアでそろえたリビングに似合います。既存の布団カバーに一枚かぶせることで実際の保温力もよりアップすることが期待できます。
自作例③パッチワークの布団カバー
こちらは、材料にハンドメイドのあまり布を組み合わせたパッチワークのこたつ布団カバーの手作り例です。手間はかかりますが、生地を正方形にカットすると縫製が簡単です。リビングの主役にもなる、既製品にはない複雑なリズムをもった世界にひとつのこたつ布団カバーです。
本体テーブルをDIY
簡単ではないですが作り甲斐のある、本体テーブルから自作したい場合の作り方と実例をご紹介いたします。大物なので広い作業場も準備してから制作を始めてくださいね。
本体テーブルの作り方
本体テーブルは、熱源ごとに作り方が違います。熱源がホットカーペットの場合は天板が取り外せる枠組みのみのテーブルを作り、熱源が専用ヒーターの場合は枠組みに角材を組み合わせた井桁を作りはめ込みます。作り方をよりイメージするため、制作工程の動画を2つご紹介いたします。
熱源がホットカーペットの場合の参考動画
ホットカーペットを熱源にする場合は、専用ヒーター取り付け用の井桁を制作する必要はありません。なるべく簡単にこたつの本体テーブルを作りたい場合におすすめです。
専用ヒーターを使うための井桁制作の参考動画
専用ヒーターを熱源に使う場合の井桁制作の参考になる動画です。専用ヒーターは側面に取り付け用ネジ穴があるため井桁が必要になります。直接こたつ布団に触れると大変危険なので必ずハードボードを取り付けましょう。天板を別に準備するなら、この動画のように天板に直接ヒーターをつけてもよいですね。
自作例①専用ヒーターを使った本体テーブル
こちらは1×4や2×4の工作用木材を縦割りにして枠を組んだ、本格的なDIYの例です。作り方はかなり難しいですが、ホームセンターで揃う材料で作ることができます。スケルトンの枠でも専用ヒーターを設置するところには必ずボードを取り付けてください。
自作例②別パターンの井桁制作例
こちらの井桁の組み方は、先ほど紹介したものよりもシンプルです。ヒーターを取り付けるために必要な井桁作りはサイズ合わせが難しいので、まずヒーターを購入してから設計するとよいでしょう。
ペット用ミニこたつをDIY
最後に、ペットの冬支度にちょうど良いミニサイズのこたつ自作例をご紹介いたします。
自作例①こたつ布団をリメイク
こちらは、ハムスター用に販売されているこたつのこたつ布団を、100均のニット帽をアレンジしてリメイクした手作り例です。汚れてしまうことも多いペットグッズですが、パーツのみリメイクすることで長期間使えるようになりますね。
自作例②段ボールで猫用こたつ
こちらは、猫用のこたつの手作り例です。作り方を簡単に説明すると、段ボールの土台にひざ掛けをかけ、MDF材で作った天板を載せて完成です。熱源は不要なので猫が入れる大きさの段ボールさえ手に入れば、簡単に真似ができるアイデアですね。
自作例③100均材料で猫用こたつ
こちらも猫用のこたつですが、段ボールではなく100均の材料を使った手作り例です。すのこなど段ボールよりも強度がある材料を使うことで、長持ちするだけでなく猫が上に乗っても安定感がありますね。こちらも熱源は必要なく、こたつ布団は家にあるものが使えます。
こたつDIY用アイテムのご紹介
こたつ制作をすぐに始めたい方のために、実際に使用されていたアイテムをいくつかご紹介いたします。
アイテム①専用ヒーター
本体テーブルから作りたい時に必要になるのが、こたつ専用ヒーターです。直接天板ではなく、枠にとりつけて使用します。高熱になるので、直接こたつ布団に触れないように設置してくださいね。
メトロ こたつ用取替えヒーター U字型ハロゲンヒーター 手元温度コントロール式 MHU-601E(K)
参考価格: 5,838円
アイテム②木材用塗料
こちらは、天板の仕上げに必要な木材用塗料ワトコオイルです。こちらは全8色あり、明るいナチュラル調からダークなウォルナット調まで幅広い色調の仕上げをすることができます。やすりで下地を整えることと、しっかり乾拭きすることが完成度を高める秘訣です。
アイテム②リメイクシート
こちらは、1m単位で切り売り販売されているリメイクシートです。100円均一のリメイクシートはサイズが小さく薄手のものが多いため、厚手の大きなシートを探している場合には参考になります。
まとめ
こたつのDIY特集、いかがでしたか?簡単に真似ができるリメイクシートでの天板模様替えから本格的なこたつ用本体テーブルの制作まで、さまざまなこたつDIYをご紹介いたしました。秋冬シーズンのリビングの主役にもなるこたつだからこそ、本格的に寒くなる前にDIYを考えてみるのもいいですね。
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どちらも、角材を切るのに回転のこぎりなどのかなり専門的な道具を使って制作しています。手持ちにない場合はカットサービスのあるホームセンターで相談をしてみてくださいね。