天井付け物干しの種類
天井付けの物干し竿があると、デリケートな衣類も人目を気にせず安心して干せるほか、花粉や砂埃を予防できて衣類のスチームかけもできるなど、用途が多いですね。では、天井に取り付けられる物干し竿にはどんな種類があるのでしょうか?電動昇降タイプと手動タイプ、簡易タイプの3種類を見てみましょう!
①電動昇降天井埋込タイプ
パナソニック 室内物干しユニット ホシ姫サマ 電動シリーズ CWFT11LR 電動・天井埋め込みタイプ リモコンタイプ 竿1本(ロングサイズ)
参考価格: 51,700円
専用スイッチや壁付のスイッチを使って電動で収納できる天井付け物干しは「ホシ姫サマ」が人気です。天井の中に機材を入れて、電気の配線工事が必要なため、住宅の建設時にあらかじめ導入を決める必要があります。物干し竿が2本付くタイプなら、洗濯物の多い家庭でも十分な容量ですね。収納中は天井がフラットになるので、見た目がよいというメリットがあります。
②電動昇降天井直付けタイプ
パナソニック 室内物干しユニット ホシ姫サマ 電動シリーズ CWFT22SA 電動・天井直付けタイプ 壁付けスイッチタイプ 竿2本(ショートサイズ)
参考価格: 68,991円
取り付ける場所に動かせない梁がある場合や、大きな開口スペースが取れない場合には、直付けタイプがあります。電気工事が必要なのでDIYで取り付けることはできませんが、部屋の電気のように壁付スイッチがあると昇降にも手間がかかりません。腰あたりまで竿を下げることができるタイプは、車いすでも使いやすくておすすめです。
③手動収納天井埋込タイプ
大建工業 室内物干し ものほし上手 天井埋込タイプ 埋込昇降タイプ FQ0401-2N ショート(1400mmタイプ)
参考価格: 50,112円
天井付けの物干し竿は欲しいけれど「洗濯物の量も多くないし、そこまでコストをかけたくない。」という方には手動式をおすすめします。電動と比べると、干せる容量も値段も半分ほどです。収納時は天井がフラットになる点もよいですし、コンパクトなので狭い空間でも設置できますね。
④手動収納天井直付けタイプ
パナソニック(Panasonic) 室内物干し ユニット NEWホシ姫サマ CWFE12CM 手動・天井直付けタイプ 室内物干し
参考価格: 11,000円
リフォームで取り付けられてコンパクトなところが、天井直付け手動タイプのおすすめポイントです!「ホシ姫サマ」のほかには、物干しを多く取り扱う川口技研の「ホスクリーン」もあります。操作のしやすさや、直付けなのに見た目がスタイリッシュなところが人気です。操作バーを使って昇降し、8kg前後の洗濯物を干せます。
⑤取外し収納簡易タイプ
nasta エアフープ ランドリーポール 伸縮1.0mから1.7m エアドット NRP020-WR 2本 + NRP003-17P-R 1本+ NRP022-WR 1個セット(ホワイトxレッド)
参考価格: 13,200円
いつもは外干しだけど、必要な時だけ部屋で干したい人に、フープや物干し竿を取り外してしまえるタイプもあります。付け方も使い方もかんたんで、フープの長さを選べること、価格が安いこと、おしゃれなデザインであることから人気です。設置場所が石膏ボードでも取り付けられるので、DIYできます!
天井付け物干しの取り付け方
電気工事が必要なものからDIYできるものまで、さまざまなタイプがありましたがいかがでしたか?天井付け物干しを使うのが初めてという場合には、本格的な工事をするのは勇気がいりますよね。今回はDIYできる、ナスタAirHoopのBase(天井取り付けの部品)の取り付け方と使い方をご紹介します!
①ナスタAirHoopのBase取り付け方法
Baseの取り付け場所が石膏ボードなら、専用接着剤でアンカーをしっかり埋め込みましょう!設置する場所に下地材が見つかれば、下地材の中央を見つけるのが上手に設置するポイントです!ナスタのAirHoop取り付け動画では、下地材の探し方から取り付け方までわかりやすく丁寧に説明しているので、DIYが初めてでも安心してくださいね!
②AirHoopの組み立て
③AirHoopとBaseの取り付け方
④物干し竿の付け方
簡易タイプの取り付けをするとき
- 傾斜天井には取り付けられません
- 石膏ボードに取り付けるときは、専用アンカーを埋め込みましょう
- 長期優良住宅の場合は念のため設置場所をメーカーと相談しましょう
出典:筆者撮影