グルーガンを上手く使うコツ
上手く接着する方法
グルーを接着面に塗るときは、素材や形にあわせて塗る量を調整しましょう。レバーの引き具合を変えるとグルーの量が調整できるので、何度か試しながら感覚をつかめば、垂れるグルーを無駄なく使えるようになりますよ。重さのある素材や凹凸のある素材の場合、すき間ができないようたっぷりとグルーを出して接着します。
なかなかくっつかない素材の接着方法
素材同士が上手くくっつかない原因は、グルーが完全に固まる前に接着面が離れてしまうことです。素材を接着できたら、30秒~1分くらい手で押さえてグルーが冷えるのを待つようにすると、上手くくっついてくれますよ。
また、素材の表面が汚れていると、接着力が落ちてしまいます。接着面を一度きれいに拭き取ってからくっつけるとよいでしょう。水回りのものを接着するとき、垂れる水滴も接着力を落とす要因です。それでもガラスやプラスチックなどの素材が上手く接着できない場合は、高温グルーガンを使用するか、接着剤の併用も検討してみてください。
失敗したときの剥がし方
グルーガンは冷えて固まると離れなくなりますが、再度熱を加えるとまた液体に戻ります。この性質を利用すれば、失敗したときの剥がし方も簡単です。接着面にドライヤーの熱風を当てるか、お湯につけてグルーが柔らかくなるのを待ちましょう。布製品なら、アイロンを使うのも効果的です。
グルーガンを手に入れるには?
グルーガンはDIYやハンドメイド用品を取り扱っているところで、安価で手に入ります。手芸店やホームセンター、ネットショップなど、さまざまな場所で数百円~1,000円前後で購入できますよ。
グルーガンに挿入する樹脂である、グルースティックも一緒に販売されています。グルーガンには用途や値段が違う、いくつかの種類があるため、目的にあったものを選んでみてください。
100均のグルーガンは使える?
グルーガンは100均のDIY用品売り場でも購入可能です。200円~300円の商品が多く販売されています。非常に安価で魅力的ですが、100均グルーガンは本当に強度や安全性に問題はないのでしょうか?
性能面では100均一のグルーガンでも、ほかの場所で手に入るグルーガンと同様に使える商品といえます。製品によってはコードが短く、作業スペースが限られるものもありますが、安価でくっつかないという問題はなく、水回りや凹凸のある素材に使っても強度は申し分ありません。
グルースティックも100均で手に入るから、すぐに作業をはじめられるよ。
グルーガン活用法のアイデア
アイデア①アクセサリーや小物作りの場面に
強度があり、凹凸のあるものでもくっつけやすい性質を利用してアクセサリーや小物をハンドメイドしてみましょう。シンプルなデザインの小物に好きなものをくっつけるだけで、オリジナルの小物を作れます。100均でも手に入る素材がたくさんあるので、手ごろな価格で楽しめるでしょう。
アイデア②色付きグルーでデコレーション
グルーには透明なものをはじめ、カラフルな色がついたグルーもあります。接着目的だけでなく、文字やイラストを書いてデコレーションしてみるのもよいでしょう。グルーは水に強いため、植木鉢や鏡のように水回りの小物を作るのにも最適です。
アイデア③強い接着力を活かしてDIY
グルーガンの接着力はかなりの強度があります。重さのある物の収納を作るのには向きませんが、ちょっとした飾り棚や小物入れ作りは可能です。水に強い性質を活かし、水回りや家具の補強や、補修にもグルーガンが活躍してくれるでしょう。
アイデア④服やバッグをオリジナルリメイク
グルーガンは布や紐もよく接着できます。そのため、服やバッグのリメイクに利用するという方法もありますよ。針や糸を使ったお裁縫が苦手でも、リボンやボタンを張り付けるだけで、オシャレなリメイクが可能です。
まとめ
グルーガンでくっつけやすい素材や使い方のコツ、活用できる場面のアイデアを紹介しました。接着力が高く、水に強いグルーガンは、手軽で初心者でも使いやすい電気工具です。ここでご紹介した以外にもさまざまな使い方ができるため、ハンドメイドやDIYにぜひ活用してみてくださいね。
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初めてグルーガンを使うなら、100均のものから試してみるといいかもね!