食パンの保管方法(常温)
食パンを常温で保管できる日数は夏場で2〜3日、冬場で3〜4日ですが、保管方法に注意しましょう。
乾燥してパサパサにならないようにする
食パンを常温で保管する場合、未開封のものはそのままで構いませんが、開封後のものはしっかりと密閉するのがおすすめです。またパン屋で購入したものや、手作りのパンはしっかり密封されていないので開封後と考えます。ラップで1枚ずつ包んだり、密閉できる容器に入れて保管しましょう。
カビが生えないようにする
食パンは水分や栄養分を含んでいるので、常温ではカビが生えないように注意が必要です。なるべく空気にふれないように密閉状態で保管します。また湿気の多い時期はカビが生えやすいので早めに食べることがおすすめです。
カビをはやさないように、空気になるべくふれさせないようにね。
カビがはえたら食べない
余談になりますが、カビがはえた食パンは食べないようにしましょう。カビのはえた部分だけ取り除いてもカビは目に見えない菌糸(根のようなもの)をはやしています。カビ毒の胞子がついているかもしれません。もったいないですが、カビがはえた食パンは処分しましょう。
焼きたてのパンを密閉しない
焼きたてのパンは密閉保管せず、しっかり冷ましてから保管します。焼きたてのパンを密閉状態にしてしまうと、水蒸気と熱がこもってパンがべちゃっとなってしまいます。またカビが繁殖する好条件の状態になってしまいます。(温度と湿度が高い状態ですね。)焼きたてのパンはしっかり冷ましたあとに、密閉保管しましょう。
焼きたてのパンはよく冷ますこと
食パンの保管方法(冷蔵庫)
食パンを冷蔵庫で保管するのはおすすめではない
先にもお伝えしたように冷蔵庫(冷蔵室)での食パンの保管はあまりおすすめではありません。冷蔵庫(冷蔵室)の中はとても乾燥しているので、食パンのなかの水分がぬけて美味しくなくなってしまいます。
冷蔵庫ではサンドウィッチや惣菜パンを一時的に保管
サンドウィッチや惣菜パンなど、常温ではいたみやすいパンの場合に一時的に保管することがおすすめです。保管する場合は乾燥しないように密閉した状態で保管します。ただし、やはりパンの部分の味は悪くなります。冷蔵庫(冷蔵室)で食パンを保管する場合、パンの部分の日持ちは1週間です。
冷蔵庫はパンの保管にはむかないので、調理パンのときだけね。
食パンの保管方法(冷凍庫)
ラップで包み、フリーザーバッグに入れる
食パンを冷凍庫で保管する場合、空気にふれないようにラップで包んでフリーザーバックに入れます。ラップだけだと水分や空気を完全に密閉することができないので、フリーザーバッグで二重にします。
なるべく空気がはいらないように密閉
冷凍庫での保管は、なるべく空気がはいらないようにするのもポイントです。空気がはいっていると雑菌がまざったり、庫内の臭いがうつったりする可能性が高まります。冷凍庫での食パンの日持ち期間は2週間〜1ヶ月ですが、保存状態によっては味が落ちていくので2週間をすぎたら、なるべく早めに食べましょう。
未開封の食パンでもパッケージのまま冷凍庫にいれずに、1枚ずつラップで包んで冷凍する方がよいです。
冷凍した食パンの食べ方
冷凍した食パンは水分を閉じ込めて凍っているので、凍ったままトーストにして食べると常温とほぼ同じくらい美味しく食べることができます。解凍せず凍ったままトーストにすることがポイントです。解凍すると水分が出てしまいべちゃっとなり美味しくなくなってしまいます。
冷凍庫から出してすぐに焼くんだね。
分厚い食パンは半解凍する
分厚い食パンの場合、少し室温において半解凍にしたものを焼くことがおすすめです。分厚い食パンの場合、冷凍庫からだしてすぐに焼くと焦げ目がついているのに中が冷たいということがあります。完全に解凍すると水分が出て美味しくなくなりますので、半解凍にしましょう。
分厚いパンは少しだけ解凍するんだね。
まとめ
食パンは冷蔵庫で保管するのはあまりおすすめではありません。常温保管より日持ちはしますが、水分がぬけてまずくなってしまいます。常温、冷凍に向かないサンドウィッチや惣菜パンを一時的に保管する場合に利用するとよいでしょう。食パンを長期保管したい場合は冷凍庫の利用がおすすめです。
食パンを保管するポイント
- 空気にふれないように密閉
- 乾燥しないように密閉
- 焼きたてのパンは冷ましてから密閉
- 冷蔵庫での保管は水分がぬけてまずくなる
- 長期保管は冷凍庫がおすすめ
- 冷凍した食パンは凍ったままトーストにする
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パン屋さんで買ったパンは密閉されていないので、未開封でも開封扱いするんだね。