ワイヤークラフト作り方①針金のかご細工
基本を押さえれば、あとはお好みのインテリアを自在に作れます。針金を使った手作り小物で人気のかごを作ってみましょう。
- 針金:180cm程度
- ラジオペンチ
- ニッパー
土台を作る
底と上の部分ができあがりました。ラジオペンチを使って強めに固定します。
支柱を準備する
手作り品は誤差がでます。つなぎ部分を考慮して針金は3cmほど長めに準備しましょう。作ってみて余ればニッパーでカットすればよいです。
このように支柱を並べてできあがりをイメージしましょう。作るかごに何を入れるのかを考え、小さい物を入れる場合は底やサイドの針金を増やします。
つなげていく作業
このように、支えとなる針金を下から通して結び目(連結部分)を上向きにすることで置く場所(家具)に穴やひっかき傷ができません。
油性マジックで印をした部分に針金をあててつなげましょう。お好みによりますが、この作品ではつなげる部分を下にし、ワイヤーの折り曲げ部分を上向きになるようにしています。これは設置する場所の家具を針金の先で傷つけないためです。
手作り品でクオリティが低くなる理由の多くはサイズや位置をきちんと測らないためです。面倒でも油性マジックで印をつけて位置を確認しながらつなげていきましょう。最後にはじめに作った長方形のワイヤーをつなげてラジオペンチでギュッと固定したら完成です。
コーヒーフィルター入れと同様に、別で作っておいた飾りをつけて主役にするのもよいですが、ワイヤーアートは入れるアイテムを魅せる脇役にするのもおすすめです。かごの中に紙パッキンを入れて何かを飾り付けたり、木材や人工芝との相性がよいのでそういったものの上に無造作に置いたりしてみましょう。
ワイヤークラフト作り方②アルファベットのインテリア
手作りのよさは「あったらいいな」を形にできるところです。次は針金を使ってアルファベットを作ってみましょう。こちらは洗面所用の表札ですが、お好みの文字にして麻ひもで結んで吊るしたり立体的なオブジェにしたりするのもかわいいです。
材料
- 針金:必要量
- ラジオペンチ
- ニッパー
- 油性マジック
- お手本になる文字
文字に合わせた長さに切る
一筆書きのような続け文字は格好がよいですが、初心者にはハードルが高いので、まずは1文字ずつ作ってみましょう。針金を文字よりも少し多めにカットして文字にあて、少しずつ文字に沿わせて曲げていきます。できあがった時点で針金が長い場合はペンチでカットしましょう。
部品をつなげる
針金1本で書けない文字は上記のように分けてパーツを作り、つなげます。無理に一筆書きにすると文字の体裁が悪くなり失敗するので、ワイヤークラフトに慣れるまではパーツをつなげる方法で作りましょう。先を丸めたり切りっぱなしにしたり、アレンジ次第で個性的な小物になります。
文字の完成です。1つずつの文字だったら並べてみてバランスが悪いときに簡単に作り直せます。平面の文字に慣れたら立体飾りも挑戦してみましょう。立体飾りを作るときはお手本となる文字を太めに書いて同じ文字を2セット作り、短いワイヤーでつなげていきます。
初心者でも失敗しないワイヤークラフトのポイント
せっかく作ってもクオリティーの低い作品だと残念な気持ちになります。また、材料が残っていてもまた作ろうと思いません。ワイヤークラフト(アート)をはじめから成功させるためのコツは下記です。これを押さえておくだけではじめから満足できる作品になります。
- 初心者は柔らかいアルミの針金を使用する
- サイズを測りしるしをつける
- 針金は多めにカットする
- フリーハンドは慣れてからにする
まとめ
ワイヤーアートは材料が100均で揃い手軽に始められる、また作るほど上達するハンドメイドです。簡単な小物から作りはじめ、キャラクター作品や大作にも挑戦してみてください。自宅のインテリアとして楽しむのはもちろん、大切な人に、世界にひとつだけのアイテムをハンドメイドしプレセントしてみてください。
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出典:筆者撮影