ロープの編み方!用途別におすすめの編み方や輪っかの作り方を紹介

ロープの編み方!用途別におすすめの編み方や輪っかの作り方を紹介

ロープの使い方は物同士を結ぶだけではありません。ロープの端に輪っかを作る編み方があります。簡単にほどけず、道具が不要なので便利です。さらに基本の編み方を覚えれば、いろいろと応用もできます。1度覚えれば数分で編める便利なロープの編み方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ロープとは
  2. 2.用途別ロープの編み方
  3. 3.ロープの輪っかの作り方
  4. 4.ロープを編むときの注意点
  5. 5.ロープの編み方まとめ

網やハンモックに!

結び目が非常に固く丈夫な特徴を持つあやつなぎという編み方があります。もともと、漁師が網を作るときに使っていた編み方です。緩みにくいので、ロープ同士を結ぶのに適しています。この結び方を連続してすることで網やハンモックなどを作ることも可能です。結び目がきれいなので、見た目がいいのも好まれる理由になっています。ロープ同士を繋いだり網を作ったりする他、あやつなぎでブレスレットなどアクセサリーも作れます。

あやつなぎの編み方

  1. ロープ2本用意し、1本は輪っかを作る
  2. もう1本のロープを輪の上から下へ通す
  3. 2で通した先端をカーブさせながらロープの上、輪の下に通す
  4. そのまま通しているロープの上、輪の下を通す
  5. 編み目から出た4本のロープを同時に引っ張れば完成

ロープ1本でも編めるよ!

ロープの輪っかの作り方

Photo byFelixMittermeier

ロープで輪っかが作れるようになると、アウトドアをするとき特に重宝します。持ち物が限られているので、ロープ1本でできるというのが便利です。たとえばテントやタープを張ったり、ランタンを吊り下げたりできます。強度が高いので他にも、人体の安全確保や犬などのペットを繋いでおくのにも使えます。輪っかの作り方を覚えておけば、日常生活にも応用可能です。強度が高く、早く簡単に作れる輪っかの作り方を紹介します。

ロープの先端に輪っかを作る方法

ロープの先端に輪っかを作るもやい結びという結び方があります。本来、船をつなぎとめるための結び方です。結ぶのもほどくのも簡単で早いので、King of Knots(結び目の王)と呼ばれています。作った輪っかを杭などにかけて使うのが基本的な使い方です。他にもペットを木につないだり、水の入ったバケツを吊る下げたりと加重にも耐えます。いくつか作れば、ハンギングチェーンとしても使えます。

輪っかの作り方

  1. ロープの結び目にしたい位置に輪を作る
  2. 1で作った輪にロープの先端を通す
  3. 輪に通したロープの先端を本体の下に通す
  4. ロープ本体の上を経由して再び1で作った輪に先端を通す

5. 上側にある3本と下側にある1本を同時に引く
6. 結び目を締めれば完成

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ロープを編むときの注意点

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