ロープの途中に輪っかを作る方法
ロープの途中に輪っかを作るふた結びという結び方があります。結ぶのもほどくのも簡単です。さらにゆるみにくいというメリットもあります。特に張力(負荷)がかかっていると、より強度が高くなります。そのためテントを張ったり、球技のコートを張ったりするときに役立ちます。ロープが緩むとほどけてしまいます。使用時は必ずロープが張った状態になるようにしてください。
輪っかの作り方
- 端末を本体の下から上にかけ輪に通す
- 1の手順をもう1度行う
- 輪に通した端末とロープ本体を引いて締める
- この状態になれば完成
ロープを編むときの注意点
ロープを編むときの重要なポイントは編み目とストランドの扱い方です。ロープの強度は、撚り合わせることで高めています。そのため緩みがあると、極端に強度が低くなってしまうことがあります。編み目とストランドの扱い方を間違えると緩んでしまいがちです。しかしポイントを意識して作業を進めれば、初心者でもうまく編み込むことが可能です。
編み目をしっかり締める
編むときに重要なのが、編み目です。編み目に緩みがあると、本来の強度より低くなってしまいます。そのため編むときは、1回1回しっかり締めましょう。ほどいたストランドについた癖により、締めにくい場合があります。ストランドの癖を無視して編み進めると編み目に隙間ができ、緩みの原因になります。締めやすいように編む向きに沿って、癖のついたストランドの向きも変えましょう。
ストランドの先端はほつれやすい
ほどいたストランドの先端は、とてもほつれやすくなっています。そのまま編むと編んでいる最中にもほどけ、編みにくくなります。特にアイスプライスは、ほどいた根元がさらにほどけて広がりやすいです。作業をしやすくするためにテープで留めておきましょう。編み終えたストランドもほつれます。処理の仕方は焼き溶かし、熱が冷める前に本体に押し付けると1つにまとめられます。
ロープの編み方まとめ
ロープの編み方について紹介しました。ロープを結ぶよりも編む方が簡単に強度を増すことができ、さらに使いやすくなる場合もあります。ロープの編み方は何回か編むと、うまく編み込むコツが分かるようになります。編むのが難しいといわれるさつま加工も慣れれば、数分で編み込むことが可能です。覚えておくと役立つロープの編み方、ぜひ実践してみてください。
天然素材のロープは熱で溶かせないので注意!