ベーコンはそのまま生で食べても大丈夫か?安全性や適切な食べ方は?

ベーコンはそのまま生で食べても大丈夫か?安全性や適切な食べ方は?

カルボナーラやBLTサンドなどさまざまな食べ方で愛されているベーコン。一見、ハムのようにも見えるベーコンですが、ハムと同じようにそのまま生で食べて大丈夫なのでしょうか。生でベーコンを食べるときの安全性や注意点についてお話しします。

記事の目次

  1. 1.ベーコンは焼く?焼かない?
  2. 2.ベーコンは生でも食べられる?
  3. 3.生で食べてしまったときの健康被害とは
  4. 4.ベーコンの安全な食べ方
  5. 5.生のベーコンも美味しく食べよう!

ベーコンの安全な食べ方

Photo by caishin

ご紹介した健康被害は、ベーコンに限らず、牛、豚、鳥などどの食肉でも当てはまることです。きちんと対処さえしていれば、生のベーコンも大丈夫です。ベーコンを安全に食べるためにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、ベーコンを調理するときに大切な3つの対策についてお話しします。
 

新鮮なものを選ぶ

Photo byronymichaud

ベーコンを食べるときはなるべく新しいものを選びましょう。消費期限のみを気にするのではなく、腐ったような匂いがしていないか、緑色や黒ずむなど変色していないか、触ったときに変な粘り気がないかをきちんと確認しましょう。また、開封した後は日持ちがしないので3、4日程度で食べ切るようにしてくださいね。

新鮮なものを選ぶポイント

  • 腐った臭いや酸っぱいなど、異臭がしない
  • 緑色やくすんでいるなど、変色していない
  • 触ったときにねばねばするような粘り気がない

調理のときも清潔に

出典:写真AC

料理をする人の手や調理器具から菌が繁殖する場合があります。調理をする前や生肉を触った後はしっかり手を洗い、消毒液などできちんと除菌するようにしましょう。また、調理器具やまな板、食器用スポンジ、布巾にも菌がついている可能性があります。洗って、熱湯やアルコールでしっかり殺菌することで食中毒を予防できますよ。

清潔にたもつポイント

  • 調理前や生肉を触った後は、手洗いやアルコール除菌をする
  • 調理器具もしっかり洗い、アルコール除菌や煮沸消毒をする

生食できないものはしっかり火を通す

Photo byOnlyGirlOf10

ほとんどの細菌や寄生虫は熱を加えると死滅します。そのため、火を通せば食中毒の危険性は減りますよ。強火にすると焦げてしまうことが多いので、弱火から中火で返しながらゆっくり焼くとカリカリベーコンにできます。また、電子レンジやオーブンで火を通すと、お手軽で洗い物も少なくて済みますよ。

しっかり火を通すポイント

  • 弱火から中火でじっくり焼く
  • 電子レンジやオーブンを使って火を通す

生のベーコンも美味しく食べよう!

フリー写真素材ぱくたそ

様々な食べ方ができるベーコン。ハムのように、封を開けてそのままでも食べられます。しかし、海外産のものには加熱しなければならないものもあるので、気をつける必要があります。また、そのままベーコンを食べる際にはしっかり食中毒対策をすることで、そのリスクを減らせます。管理を徹底して美味しく安全なベーコンを食べましょう。

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akisakura1
ライター

akisakura1

下の子の入園を機にライターをはじめた2児の母です。 食事や育児・雑貨など生活にまつわるものが大好きです。

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