ガスコンロの掃除方法!頑固な油汚れや焦げ付きをきれいに落とすには?

ガスコンロの掃除方法!頑固な油汚れや焦げ付きをきれいに落とすには?

毎日使うガスコンロには頑固な汚れがこびつきやすく、きれいに落とすには掃除方法を工夫しなければいけません。ガスコンロの油汚れ、焦げ付きなどのしつこい汚れがかんたんに落ちるおすすめの洗剤や掃除方法のコツを紹介します。ガス周りをきれいにして調理を快適にしましょう。

記事の目次

  1. 1.ガスコンロの汚れは落としにくい!
  2. 2.ガスコンロの掃除方法
  3. 3.ガスコンロの掃除のコツ
  4. 4.ガスコンロの掃除におすすめの洗剤
  5. 5.ガスコンロを汚さない予防方法
  6. 6.ひと工夫でガスコンロが清潔に

ガスコンロの汚れは落としにくい!

ガスコンロ
フリー写真素材ぱくたそ

料理にかかせないガスコンロには、油や食品の汁でべとべになったしつこい汚れや、黒くこびりついた汚れなどがつき、かんたんには落とせません。ガス周りについた汚れの種類にあわせて、重曹や洗剤を工夫して使えば落ちにくい汚れもきれいに落とせます。

ガスコンロの主な汚れ

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ガスコンロは揚げものや炒めもの、煮物や茹でものなどさまざまな料理をします。そのためガスコンロには油汚れやふきこぼしによる焦げ付き、ガス周りのサビなどの汚れがこびりつき、放置しておくとしつこい頑固な汚れになります。

油汚れ

フリー写真素材ぱくたそ

油汚れは調理中にフライパンからはねた油や揚げ物の飛び散った油などが蓄積してできるねっとりとした汚れです。調理後すぐにふきとらず油はねが繰り返されると、こびりついてしまい頑固な油汚れになります。

焦げ付き

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焦げ付きははねた油の残りや、煮こぼれした汁、飛び散った食品などが焦げてガスコンロにこびりついた汚れです。強固な汚れのためきれいに落とすためには洗剤で洗うだけではなく、重曹を使うなど洗い方に工夫が必要です。

サビ

ガス周りに付着し、溜まった汚れの中には水分を多く含む食品の残骸などもあります。ふきとらずそのままにするとガスコンロが酸化し、サビついてしまいます。サビは洗剤を使った洗い方では落ちないため、サビる前に食品の残骸を掃除しましょう。

ガスコンロの掃除方法

ガスコンロ
Photo byGORBACHEVSERGEYFOTO

ガスコンロの汚れをかんたんに落とすためには、掃除する順番に気をつけましょう。トッププレートだけではなくバーナーキャップや五徳などの部品にも汚れがこびりつきます。一つひとつの部品を順番に掃除すればピカピカに仕上がるでしょう。

必要な道具

タワシ
フリー写真素材ぱくたそ

ガスコンロにこびりついた汚れをスムーズに落とすために、掃除道具を揃えましょう。タワシやスポンジ、雑巾や使い終わった歯ブラシなど汚れを落とす道具を用意します。ほかにつけおき洗い用の鍋や台所用洗剤、重曹なども必要です。重曹は水と重曹を1:1の割合でスプレーボトルに入れ、重曹水を作って使いましょう。

掃除を始める前にガスの元栓を締めるのを忘れないようにしよう。

IHの場合はブレーカーを落としてから掃除すれば安心ですよ。

掃除方法①部品を取り外す

ガスコンロはいくつかのパーツから成り立っているため、最初に部品を取り外します。五徳は鍋やフライパンを置く台で、焦げ付きなどの汚れがこびりつきやすい部品です。隅々までこすり洗いするために五徳を外し、バーナーキャップも取り外して別にしておきましょう。

汁受け皿・グリルの排気口カバーも取り外そう

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汁受け皿があるタイプのガスコンロの場合は、汁受け皿を取り外しましょう。汁受け皿のないガスコンロの場合は、取り外せないためガス周りを念入りに掃除します。グリルの排気口カバーも油汚れがつきやすい部品のため外して洗いましょう。

掃除方法②取り外した部品をつけおき洗いする

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取り外した部品の汚れをかんたんに落とすためには、つけおき洗いがおすすめです。ぬるま湯に重曹を1:1の割合で混ぜたら五徳、汁受け皿、グリルの排気口カバーを入れ、30分~40分つけおきしましょう。汚れがゆるんできたらスポンジでやさしくこすり洗いをし、細かな部分は歯ブラシなどを使って磨きます。

煮沸洗いもおすすめ

頑固な汚れには、煮沸洗いが適しています。鍋に部品と水、重曹を大さじ1杯入れ煮沸しましょう。煮沸後は10分~15分熱湯のままつけおきすれば、かんたんに汚れを落とせます。汚れが落ちたら乾いた布巾で水分をふきとり、キッチンペーパーなどの上に置いて乾燥させましょう。

掃除方法③バーナーのキャップを洗う

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バーナーキャップは細かい溝が多いため、つけおきせずに手で洗いましょう。表側の汚れはスポンジと台所用洗剤でこすり洗いをします。落ちづらい汚れの場合は重曹水をスポンジにつけてこすり洗いしましょう。ぬるま湯で洗剤を落としたら、裏面にススや油汚れが詰まっていないかチェックします。

裏面に詰まっている汚れは歯ブラシや楊枝を使う

バーナーキャップの裏面にススが詰まっていたら、歯ブラシや楊枝などを使って取り除きましょう。焦げや油汚れが詰まったままでは、点火不良を起こす原因にもなります。細かい溝が多いため、歯ブラシを使い一つひとつの溝を丁寧にこすり洗いしましょう。

部品が濡れたままだとサビの原因になるため、よく乾燥させてから取り付けましょう。

掃除方法④温度センサーの汚れをふきとる

ガスコンロのバーナーキャップを外すと温度センサーがあり、焦げ付きなどの汚れがついています。温度センサーは強くこすると曲がる場合があり、うまく機能しなくなる可能性があるため柔らかい布で曲げないように優しく汚れをふきとりましょう。

掃除方法⑤トッププレートの汚れを掃除する

トッププレートには油や食材の汁などの汚れがこびりつきやすく、汚れがたまりやすい箇所です。スポンジに台所用洗剤をつけて、小さな円をえがくようにくるくるとこすり洗いをしましょう。落ちづらい汚れの場合は丸めたラップやビニール袋にクレンザーをつけて洗うとかんたんに落ちます。

クレンザーには研磨剤が入っていて、トッププレートの材質によっては傷ついてしまう場合があるので気をつけましょう。

ガラス製なら専用のクリーナー、ステンレス製なら柔らかいスポンジと重曹水などを使うのがおすすめじゃ。

掃除方法⑥グリル・スイッチ側の汚れをふきとる

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トッププレートの汚れを掃除したら、ガスコンロのスイッチ部分やグリルの扉部分も掃除しましょう。油汚れが付着しやすく、ほこりなどの汚れも溜まりやすい箇所のため、濡れた雑巾で汚れをふきとります。落ちづらい汚れの場合は台所用洗剤をつけたスポンジで軽くこすり洗いしてから雑巾でふきとりましょう。

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ガスコンロの掃除のコツ

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