冷凍ストックをする際の注意
スーパーに買い物に行ったら特売で、多めに買って冷凍しよう!という事は皆さん経験ありませんか?食材を冷凍する場合は、きちんとその食材に合った方法で冷凍すれば日持ちしますが、そもそも日持ちはどのくらいするのでしょう?また、適切ではない方法で冷凍をすると、傷んでしまって「冷凍焼け」を起こすことがあります。冷凍食品も、開封してからきちんと管理されていないと冷凍焼けを起こすので注意しましょう。
冷凍焼けとは?
冷凍焼けとは、冷凍していた食材の水分が蒸発して油脂が酸化し食材が変色したり、味が落ちたりすることを「冷凍焼け」といいます。冷凍庫の開け締めによって庫内と外気の温度差が生じ、その温度差によって食材が少し溶ける→凍る、と繰り返すことで冷凍焼けをします。冷凍焼けした食材は、食べても健康的な被害はありませんが、かなり鮮度が落ちているため美味しく食べる事は難しく、食材の匂いが変わってしまうこともあります。
冷凍したらどのくらい日持ちするの?
冷凍したらどのくらい日持ちするかは、食材によって異なります。以下の表は、鮮度のいい状態で適切な方法で冷凍した場合の目安です。
食材 | 保存目安 | 食材 | 保存目安 |
肉類 | 3~4週間 | ごはん | 1ヶ月 |
魚 | 2週間 | 食パン | 1ヶ月 |
チーズ | 1ヶ月 | 小麦粉 | 1ヶ月 |
きのこ類 | 3週間 | 肉類加工品 | 4~5週間 |
冷凍NG食品
卵(卵黄) | 油 | マヨネーズ | みりん |
山菜 | ビール | 炭酸飲料 |
適切な冷凍保存方法
基本的に冷凍は小分けでラップなどに包み、暖かいものは粗熱をとってから冷凍します。肉や魚などは、調理すると若干保存期間が伸びますが、早めに使い切るようにしましょう。冷凍した食品は、解凍したら使い切りが鉄則です。再冷凍すると、雑菌が湧いたり味がひどく落ちるため使い切りを心がけましょう。
冷凍保存のチェックポイント
- 小分けで包む
- 暖かいものは粗熱をとる
- 解凍したらその分は使い切る
まとめ
ついついぐちゃぐちゃになりがちな冷凍庫も、整理して収納の便利グッズなどを活用すればあっという間にスッキリ収納ができます。整理整頓、収納をしっかりすることで節約にもつながるのは嬉しいですね。今回紹介した整理・収納アイデアを是非参考に、きれいでスッキリしている冷凍庫を目指しましょう!