ハブ酒っておいしい？味や効果・効能は？おすすめのハブ酒も5つ紹介！

メーカーによってさまざまな作り方が存在していますが、自作のハブ酒を自作するときは、材料に使われるハブは生きたまま身体の中をきれいにする工程から始めます。ハブは空気と水があれば、エサがなくても数か月は生きられるため、毒や牙に気を付けてじっくり絶食をさせましょう。

1. 専用のビンにハブを入れ、半年～1年程度絶食させます。
2. フン・尿で汚れた水をこまめに入れ替えながら、体内の老廃物やこれまで食べたものを全て排出させましょう。

下処理をして体内の老廃物・食べカスなどを排出させたら、アルコールに浸けましょう。ハブは水の中では溺死しないため、泡盛・ブランデーなどといったアルコール度数の高いものを使うことが大切です。期間は半年～数年が目安ですが、より長く熟成することで、深みのある味になります。手作りハブ酒に用いたハブを食べるのは避けた方がいいでしょう。

地元沖縄を中心に、現在ではさまざまな風味・飲み方が楽しめるハブ酒が多く販売されています。ここでは、数あるブランド・メーカーのなかでも、初めてハブ酒を飲む人にもぴったりなおすすめのハブ酒を5つご紹介していきます。

「ヘリオス酒造」から発売された「うるま」は、ハブ酒ブームの火付け役ともいえるほどの高い人気を得ているハブ酒です。さとうきびから作られたラム酒をベースとしており、ほのかな甘さとまろやかな風味に仕上がっているため「初めてハブ酒に挑戦する」という人にもおすすめできます。

「爽快感のある後味のお酒好き」という方におすすめなのが「HABURA」です。鹿児島県奄美産のハブを3年間かけてじっくり熟成させたエキスをベースに、ウコンエキスを配合しているのが特徴といえます。アルコール度数30度という刺激たっぷりの風味にミントがアクセントになっているため、ショットはもちろん、ハイボール風にしても楽しめます。

「ストレート・水割りなどといった、多彩なスタイルで手軽にハブ酒を楽しみたい」という人におすすめなのが「南都酒造所」から発売された「琉球の酒ハブ酒」です。泡盛をベースとなっており、特殊製法により抽出された濃厚ハブエキス・13種類のハーブ酒がミックスされています。ハブが持つクセがしっかりおさえられており、すっきりとした後味も魅力的です。

本格的なハブ酒を楽しみたい人におすすめなのが「南都酒造所」から登場した「ハブ入りハブ酒」です。こちらの商品は、特別製法で臭みを除去したハブをまるごと使用しています。泡盛をベースに、13種類のハーブ酒・ハブエキスをブレンドしており、まろやかな口当たりが魅力です。見た目のインパクトも抜群なため、パーティーシーンにもおすすめできます。

「就寝前のナイトキャップにハブ酒を飲みたい」という人におすすめなのが「奄美ハブ酒」です。「小正醸造」から登場したこちらのハブ酒は、アルコール度数29度と比較的低めであり、グァバ葉・ウコギなどの7種類の高貴薬草をブレンドしているため、栄養補給・健康サポートにもおすすめできます。

マムシ酒と同様、お酒の中では比較的マイナーであるうえ「飲みにくい」というイメージを持たれがちなハブ酒ですが、実際にはとても飲みやすくて健康によいとされるお酒なのです。今回ご紹介した商品のように、初心者でも飲みやすいハブ酒は他にもたくさん販売されているため、ぜひ挑戦してみてください。