今回の記事については、養命酒のホームページ(URL:https://www.yomeishu.co.jp/index.html)を参考に記載をしております。
養命酒の成分種類と効能
養命酒といえば、独特な形のボトルとレトロなラベルでおなじみですね。不調をととのえ、飲みやすくおいしいと長く愛されている養命酒。いつ、どんな飲み方が最適なのか、飲み合わせはあるのでしょうか。飲み方の前に、まずは養命酒の種類や成分、効能をご紹介します。
おもな成分と効能
漢方薬でおなじみの植物や動物など、14種類の天然由来原料の有効成分が溶け込んだアルコールが養命酒のベースとなり、おいしい味にととのえるための甘み成分がバランスよく配合されています。養命酒のおもな効能としては、以下があげられます。
養命酒のおもな効能
- 体のだるさや疲れをとる
- 弱った胃腸をととのえる
- 冷え性や血色不良を改善する
- 病気で弱った体を回復させる
- 虚弱体質を改善する
相乗効果を発揮する14種類の生薬
ウショウ | ニクジュヨウ |
ケイヒ | ヤクモソウ |
インヨウカク | ウコン |
ボウフウ | チョウジ |
ニンジン | トチュウ |
シャクヤク | コウカ |
ジオウ | ハンピ |
ウコンやケイヒなど14種類の生薬が養命酒に溶け込み、体によい効果を与える成分が最大限引き出されています。14種類の薬効を毎日続けて体内に取り入れる飲み方で、それぞれの持つ効能がタイミング良く体にいきわたり、疲れや冷え、弱った胃腸などの状態を改善へと導きます。
サプリメントとの違い
サプリメントは種類としては栄養を補助する健康食品。これに対し、養命酒は「薬用養命酒」の名のとおり、第2類医薬品に分類される薬。サプリでは効かない症状にも効能が期待できます。同時に副作用や飲み合わせにも注意が必要です。薬局・薬店で販売されています。
アルコール度数
養命酒のアルコール度数は14度。1回に飲む量20mLは、標準的な大人なら酔う度数や量ではなくても、度数に関わらずお酒が全然飲めない方やアルコールに過敏な方は、医師にご相談を。少量でも酔う方は寝る前の夜だけにして車の運転は控えましょう。酔うまでの飲み過ぎは禁物です。
養命酒の効能を最も生かす飲み方
効果的に飲むタイミング
正しい飲み方は「1回20mLを1日3回、食前か寝る前に飲む」です。「食前」は食事30分前のこと。飲むタイミングを忘れそうならスマホのタイマーを活用する手も。空腹時が重要ですから、ランチ前に忘れたときはあまり効かないとされる食後よりおやつの前に飲むようにしましょう。
寝る前に一日一回夜だけで効く飲み方
養命酒を3回飲むのが難しい方は一日一回夜だけのタイミングで、寝る前に飲むのがおすすめ。夕食後、お腹がこなれてから飲むのがベターです。食後すぐより空腹時での飲み方が、夜だけでも養命酒の持つ効能を高めます。寝る前だからと酔うほど飲み過ぎないようご注意を。
養命酒の味や香りと摂取カロリー
養命酒の味と香り
養命酒に溶け込んでいる14種類の生薬の中でもシナモンやターメリック、クローブなどのスパイスが独特の複雑な香りを醸しています。このシナモン系の香りに、みりんなど天然由来の甘みをブレンドして、誰もがおいしいと感じる味に工夫されています。
1回分の摂取カロリー
養命酒を飲む量は1回20mL。約40kcalで、これはクルミ1粒と同等のカロリーです。1日に3回飲む場合は、合計で約120kcalで、桜もち一つ分とほぼ同じ摂取カロリーとなります。糖尿病など厳密なカロリー計算をしている方は飲み過ぎに注意して、忘れずに計算に入れましょう。
毎日続けたくなる養命酒のおいしい飲み方
味と香りを生かした飲み方
養命酒の飲み方としては、常温でそのまま飲むのが定番ですが、スパイシーな香りがお好きな方にはお湯で割る飲み方も好まれています。寒い季節にはすぐ体がぽかぽかになり、寝る前に気分もリラックスできます。レモンや柚子などのフレーバーを加える飲み方で心地よい香りに包まれます。
飲みやすくする工夫
養命酒の持つ独特の複雑な香りが「お薬」ぽくて苦手、という方は、常温ではなく、ボトルごと冷蔵庫で冷やす飲み方がおすすめです。低温になることで香りが控えめになり飲みやすくなります。さらに飲み方の工夫として氷を入れてオンザロックにすれば、サラッとおいしい軽やかな味になります。
おいしい飲み方アレンジ
毎日飲みたくなるおいしい養命酒の飲み方アレンジ
- 甘みを加える!
ハチミツ、黒糖、ガムシロップなど - フレーバーをプラス!
生姜、柚子、レモン、オレンジなど - 好きなもので割ってみる!
水割り、ソーダ割り、柚子茶割り、牛乳割り、ほうじ茶割りなど
これらのアレンジを組み合わせて、例えば柚子ソーダ割りや生姜ミルク割りなど、自由においしい飲み方をカスタマイズできます。アルコールに弱い方はまず寝る前に、度数を下げる飲み方として水割りから始めるとよいでしょう。