お弁当のおかずポイント3選
仕事に出るワーキングママや早朝に自宅を出る学生がいる場合、お弁当作りに時間をかけられないこともあるでしょう。時短でかつ簡単にお弁当を作るためのヒントを紹介します。実践されている人も多い、お弁当作りがぐんと楽になる方法です。
ポイント①野菜の作り置きおかず
時間があるときに、まとめてお弁当のおかずを作り置きする方法です。これなら野菜を少量だけ使う必要もなくなります。毎日家族の人数だけお弁当を作るという人なら、作り置きが便利です。100円ショップなどで冷凍用のケースが販売されているので、こういった道具を使って小分け保存するとよいでしょう。
ポイント②朝食の付け合わせ野菜
自分の分だけのお弁当でよい場合なら、朝食の付け合わせとして調理した副菜を詰める方法も一案です。とりわけてお弁当を作れば時短にもつながります。お弁当でも彩り程度の付け合わせ野菜や副菜であれば、朝食のおかずと重なってしまっても気になりません。
ポイント③冷めても味が変わらないお弁当おかず
野菜をお弁当に詰める場合は、具材の味が気になります。冷めても味が変わらないもの、むしろ冷めたほうが味が引き締まるものをおかずに選びましょう。野菜の煮物や根菜類のサラダは冷めてもおいしく食べられます。また、シャキシャキとした食感が残るので、子供にも人気です。
お弁当に取り入れたい彩り野菜
ここからは、お弁当に使いたい野菜を紹介します。生野菜は傷みやすいので避けたいところですが、加熱など何らかの調理によって、お弁当に使えるものを紹介します。小さな子供のお弁当で人気のレシピにも使われている野菜が中心です。
①きゅうり
緑色を添えたいときに真っ先に思い浮かぶ野菜です。水分量が多い野菜ですが、スライスしたもの1~2枚程度を副菜として添える程度なら水分が出すぎてしまうこともありません。通年購入できるメリットもあります。また、炒めてもおいしく食べられる食材です。
②にんじん
好き嫌いが分かれる野菜ですが、調理方法のバリエーションが多い食材です。おろす・切る・抜くなど調理道具の使い方によって、メイン食材にも副菜にも早変わりします。調理に時間がかかりそうなイメージがありますが、案外火の通りは早いですよ。
③パプリカ・ピーマン
加熱しても具材の色はそのままなので、お弁当の彩りには最適です。加熱しても型崩れしにくいため、その形を生かした調理ができます。パプリカやピーマンは、緑・赤・黄と色も豊かなので、炒めて味付けしただけでも見栄えよく仕上がります。こちらもレシピ次第で副菜にもメインのおかずにも変わります。
④れんこん
秋から冬に出回る機会が多い食材ですが、水煮を使えば簡単におかず作りができます。肉と相性がよいので、食べ応えがあるおかずを作りたいと考えたときに便利です。また、切り方次第で食感が変わります。煮物には乱切り、きんぴらにはいちょう切りというように調理に合わせた切り方を工夫しましょう。
⑤葉物野菜
ホウレンソウやキャベツ、レタスなど緑色があると食べ物の彩りになります。にんじん同様嫌われがちな野菜ですが、ちょっとした工夫で食べてもらいやすくなります。ゆでる、炒める、生での付け合わせなど調理法はたくさんあります。お弁当の作り手の視点からは、使いやすい野菜として人気です。