インパクトドライバーってどんな工具？使い方＆選び方とオススメ9選！

インパクトドライバーは多種多様です。DIY初心者、電動工具初心者であればなおさらのこと、どれを選べばいいかよくわからないことでしょう。懐事情、また何を作りたいか、騒音か静音か、最新のものがいいのかなどによっても選ぶものは変わってきます。それでは、選び方の基本的な基準をご紹介します。

インパクトドライバーの選び方として一つ目に重要視するのが強さです。取り扱い説明書などを見ると【トルク　〇〇N.m】という記載がありますが、ここの〇〇の数値が大きければ大きいほど力の強いインパクトドライバーということになります。DIYを行うなら最低でもトルク100N.m以上のインパクトドライバーを購入することをおすすめします。

インパクトドライバーの主流は充電式です。マキタや日立、Panasonicなど各メーカーが出している充電器は、同じメーカー内の他の商品にも使えるという互換性を持っています。そのため、充電器を一つ持っておくと次必要な電動工具が本体のみの値段で買えるというメリットがあります。コード式だと最初から安価だというメリットがあります。どちらを選ぶかは個人の好みです。

今ほとんどのメーカーが出しているのが充電式リチウムイオンバッテリーですが、中にはニカドやニッケルといったものもあります。その中でも充電容量と耐久性の強い充電式リチウムイオンバッテリーを選ぶことをおすすめします。容量としては1.5Ah程度でも何ら問題はありませんが3.0Ah以上あればさらに十分でしょう。

選び方では値段も重要な位置を占めます。インパクトドライバーは値段とスペックが比例しやすい商品です。そのためウッドデッキなどの大型DIYを行うときは、比較的高価なインパクトドライバーが必要となります。反対に椅子や机など比較的小物のDIYを行うときは安価なものでも充分に製作できます。作りたいものを念頭に置きながら予算の中でご自分に合うインパクトドライバを探しましょう。

それでは、実際のおすすめ9選をご紹介していきましょう。最新のものから価格重視のものまで、ここで取り上げるものはほんの一部ですが、これを参考にしつつ実際にご自分に合ったインパクトドライバを探すのもDIYの楽しみの一つです。

マキタや日立などの各メーカーはプロ仕様とは別にDIY向けの商品を展開しています。スペックや重さ、強さや値段などをバランスよく備えたそれらの商品の中から初心者向けのおすすめインパクトドライバー3選を紹介します。

まずおすすめするのは、マキタがDIYモデルとして製造しているインパクトドライバM697DSXです。トルク強さ、140N.mとDIY作業に充分でありながら、重量は1.2㎏と非常に軽量で女性にも使いやすいモデルとなっています。パワーバランスが非常に良く、最初の一本として申し分ないモデルです。

次におすすめするのが日立が出しているインパクトドライバFWH14DGLです。この商品の凄さは何と言ってもそのコストパフォーマンスにあります。安価でありながら充電器などの付属品も充実しており、パワーもトルク140N.m、重さも1.3㎏と軽量設計で前述したマキタのDIYモデルと比較しても差異はほとんど見られません。DIYスタートに理想的な1本です。

3つ目のおすすめはBOSCHが出しているインパクトドライバーIPD118です。トルク強さ130N.m、重量2.86kgとやや前述した2点からするとパワーバランスは悪いように感じるかもしれませんが、注目すべきはバッテリー電圧が18Vというところです。これを一つ持っておくとこれからDIYの幅を広げようと思うときに、BOSCH電動工具の選択肢が広がります。ですから最初の1台に最適なのです。

ウッドデッキや倉庫などをDIYしたいというときに、インパクトドライバーに必要なのはパワーと持続力です。その分値段や重さは増えますが、用途を見越して高スペックなものを持っておくと、作業時の効率はぐんとアップします。それでは最新の高パワーインパクト3選を紹介します！

パワー重視の方におすすめするのがマキタが出しているインパクトドライバーTD171DRGXです。トルクの強さも180N.mと非常に強く、プロユーザー向けの最新商品です。打撃モードを4段階に切り替えることができ、弱にすれば静音の効果が期待できます。フル充電に40分かかりますがその分バッテリー容量も6.0Ahと非常に大きく、作業時間が大幅にアップします。

次におすすめするのが日立が出しているインパクトドライバーWH36DAです。前述したマキタの製品と比較したときの大きな違いは18Vと36Vどちらも使用できる日立特有のマルチボルトバッテリーの搭載です。36Vの電圧で作業できることによって同じトルク強さ180N.mであってもさらにパワフルに作業を行うことができます。こちらも回転速度が切り替え設定によって従来より静音での作業が可能です。

3番目におすすめするのがBOSCHが出しているインパクトドライバーのGDX18V‐200C6です。こちらの最大トルクは200N.mと前述したマキタや日立の製品と比べるとかなりのハイパワーです。充電器の容量も6.0hAと大容量であり長時間の作業も可能な上、独自の最新機能「ECP機能」により、オーバーヒートや温度からバッテリーを保護する機能も付いています。まさにプロユーザー向けの最新ハイエンド商品です。