ビスチェの作り方!初心者向けに材料や編み方などの作成手順を紹介!

ビスチェの作り方!初心者向けに材料や編み方などの作成手順を紹介!

トレンドのビスチェ(コルセット)を手作りしてみたいけど、作り方がわからないという方のために、ビスチェ本体の作り方からハトメのつけ方、持ち出しの作り方まで、かんたんに作れるように解説しています。スカートに似合うビスチェを手作りしてお出かけを楽しみましょう。

記事の目次

  1. 1.ビスチェとは
  2. 2.必要な材料・道具
  3. 3.ビスチェの作り方
  4. 4.ビスチェのアレンジ
  5. 5.まとめ

ビスチェの作り方

出典:筆者撮影

ビスチェの作り方①型紙を用意する

出典:筆者撮影

型紙をダウンロードして印刷し、切り取ります。自身で印刷するとのりしろが多くなりますので、貼り付ける際はずれないように気をつけましょう。実際に生地を裁断するときは6番を「わ」(=つなげた状態で左右同じ形に裁断すること)にするので、下の画像のような展開になります。

出典:筆者撮影

ビスチェの作り方②生地の水通しをする

出典:筆者撮影

生地が天然素材のものなので、製作に入る前に水通しをしておきます。洗濯したら縮んでしまったということがないように、洋服を製作する際は必ず水通しをしておきましょう。漬け置きの時間、陰干しの時間と、時間はかかりますが工程はかんたんです。

出典:筆者撮影

生地を折りたたんで30分ほど水に漬け、しっかりと水が浸みたらネットに入れ、20~30秒ほど脱水し、陰干しします。半乾きになったら生地の織り目に垂直にアイロンがけをして、水通しの完了です。

ビスチェの作り方③接着芯を裁断する

(1)接着芯を型紙より大きめに切り取ります。6番は「わ」にする予定なので接着芯を折りたたんで切り取りましょう。
出典:筆者撮影

(2)接着芯の折り目に6番の端を合わせ、チャコペンで型紙を描き写し、接着芯を広げて残りの半分も描き写します。
出典:筆者撮影

(3)チャコペンの5mmほど外側をカットします。
出典:筆者撮影

ビスチェの作り方④接着芯を貼り付ける

(1)型紙よりも1cm以上大きく切った表地を、裏を上に向けてアイロン台に置き、その上に接着芯を乗せます。
出典:筆者撮影

(2)中温のアイロンで中心から放射状に、体重をかけて圧着していきます。圧着時間は8から10秒です。

出典:筆者撮影

  • 接着芯は伸びやすいのでアイロンを移動する際は滑らせるのではなく、持ち上げて次の位置に置く、というように移動しましょう。

ビスチェの作り方⑤生地の裁断・始末をする

(1)チャコペンの線から1cmほど外側を裁断します。
出典:筆者撮影

(2)縫いしろの端をジグザグ縫いで始末します。
出典:筆者撮影

(3)裏地は柔らかい生地なので、たち目かがり用の押さえに変えて始末します。
出典:筆者撮影

ビスチェの作り方⑥縫製する

出典:筆者撮影

ビスチェ(コルセット)を作る際は最初に前部分、次に後ろ部分を作ってから繋げるので、使うパーツを間違えないようにしましょう。パーツが多いので、縫いしろに番号を書いておくとかんたんに把握ができて便利です。

(1)5番と6番のパーツを縫いあわせます。
出典:筆者撮影

(2)次に1番から3番を縫いあわせます。
出典:筆者撮影

(3)4番のパーツを縫いあわせ、前と後ろをつなぎます。逆側も同じように縫いあわせたら、前身頃の完成です。
出典:筆者撮影

(4)前身頃と同じように後ろ身頃も縫いあわせます。
出典:筆者撮影

(5)曲線の部分の縫いしろに7mmほどの切り込みを入れたら、縫いしろを広げ、アイロンでしっかりと折り曲げます。
出典:筆者撮影

ビスチェの作り方⑦前後の身頃を縫いあわせる

(1)前後の身頃を表を内側にして重ね、口を残して縫いあわせます。
出典:筆者撮影

(2)角や曲線の部分に切り込みを入れます。角の部分は少し大きめに切り込みを入れておくと、ひっくり返した後で整えやすいです。
出典:筆者撮影

(3)ひっくり返して表を向けた身頃の角をきれいに出し、前身頃と後ろ身頃の境目を、アイロンでしっかりと折り目をつけます。
出典:筆者撮影

(4)口部分を縫い閉じたら、身頃の端から5mmほど内側を縫っていき、1周します。
出典:筆者撮影

次のページでも、ひき続きビスチェの作り方を解説していきます。

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ビスチェのアレンジ

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