炭酸水の作り方での注意点
内圧が高いボンベから炭酸を注入する際に、ペットボトルが壊れてしまう可能性があります。けがをする可能性もあるので守ってほしいことがあります。
注意①冷水で作る
炭酸飲料が入っていたペットボトルもミドボンと同様、6気圧までの圧力に耐えられるような構造です。これは水温や外気30℃相当の時が基本となっているため、ペットボトルには冷水を入れて使うと、危険リスクを避けられます。同じ考え方で、ミドボンは高温多湿の場所での保管は避けましょう。
注意②炭酸水用ペットボトルを使う
お茶や紅茶飲料のペットボトルは炭酸の圧力に耐えられないため使用不可です。自家製炭酸水を作る際には炭酸飲料が入っていた円筒型のペットボトルを必ず使ってください。炭酸以外のペットボトルは爆発したように壊れますので、けがの可能性があります。
注意③ミドボンの取り扱いに注意
先にも触れましたが、ボンベの正しい取り扱い方ができないと危険を伴います。自作キットを制作するとき、レギュレーターの取り付けに不安がある場合は、業者にお願いすることをおすすめします。また「食添用炭酸ガス」を購入してください。酒屋で購入できるものは間違いありませんが、通販購入の際は注意が必要です。
注意④レギュレーターの設定
減圧の役割があるレギュレーターは6気圧から3気圧程度に下げてガスを出すようにすると、充てん時のリスクを回避できます。また、6気圧の炭酸ガスを混ぜるより、3気圧ほどの炭酸ガスを混ぜたほうが人間にとって「飲みやすい炭酸量」になるそうです。
まとめ
ビールサーバーなどでおなじみの液化炭酸ガスボンベ。ミドボンといわれるボンベは家庭でも入手可能です。取扱いに注意が必要ですが、毎日使うことでコストダウンできるメリットがあります。炭酸水は飲むだけではなく、観賞魚の水槽管理や掃除などの面でも使えます。ぜひ毎日の生活にミドボンを取り入れてみませんか?
レギュレーターで減圧させてリスク回避することも大切です。