アイナメのさばき方!釣りでも人気の魚を捌いて刺身にする方法!

アイナメのさばき方!釣りでも人気の魚を捌いて刺身にする方法!

アイナメをきれいにさばいて、刺身にするさばき方について紹介します。アイナメのさばき方では塩焼きや煮付けにもできますが、新鮮なアイナメは刺身で食べる食べ方がおすすめです。アイナメの旬の時期や、釣りやすい時期についても解説しています。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.アイナメとは
  3. 3.アイナメのさばき方
  4. 4.アイナメの刺身
  5. 5.まとめ

はじめに

Photo by is_kyoto_jp

釣りでアイナメが釣れたけれど、さばき方が分からないと困っている方は意外にも多いです。せっかく釣って来たアイナメはきれいな切り方で、新鮮なうちに刺身で食べましょう。今回の記事は、銀座渡利さまのYoutube動画を参考にして作成しています。

アイナメとは

アイナメは日本全国にいる魚で、漢字で書くと「鮎魚女」です。堤防からでも釣れるので、初心者でも簡単に釣れます。アイナメは釣って楽しく、食べて美味しい優秀な魚です。白身が美味しいアイナメは、身が柔らかくて舌触りが良い魚で、味にクセもありません。

アイナメの旬

アイナメは秋から冬にかけて旬を迎え、釣り人からも隠れた人気を集めています。アイナメの旬の時期は、アイナメが獲れる地域によって違ってきますので、アイナメ釣りに行く時は事前に旬の時期を調べておきましょう。脂の乗った美味しいアイナメを食べるチャンスです。

アイナメ釣りの時期

アイナメはカサゴ目アイナメ科の魚です。アイナメは全国に分布し、10~12月に産卵時期を迎えます。10~12月はアイナメが浅瀬に乗り込んでくるので、絶好の釣期になります。東北や北海道では、瓶ビールサイズの大物がかかりますが、一般的に釣れているのは約30cmです。

アイナメのさばき方

アイナメの鮮度のよいものは、ウロコのぬめりが強いのが特徴です。目が澄んでくっきりしているものも鮮度がいいので、鮮度のいいアイナメを選びましょう。ぬめりをよく取ってから三枚おろしにして、骨切りしてから調理します。アイナメの模様は獲った場所によって変化します。

準備するもの

  • まな板
  • 出刃包丁
  • 柳刃包丁
  • 骨抜き
新鮮なアイナメであれば、刺身にした食べ方がおすすめです。アイナメの食べ方は刺身だけでなく、から揚げ・焼き魚・煮魚があります。使いたい大きさに切るために、まずは三枚おろしにしましょう。小骨が多いので、骨切りや骨抜きの必要があります。

骨抜きは100均で購入できるから、そろえておくと便利だよ

手順

アイナメの切り方は、三枚おろしで切りましょう。アイナメの骨は太いので、三枚おろしが簡単にできます。初心者の方でも簡単に三枚おろしができるので、魚の切り方の練習にもピッタリです。きれいな切り身を作るには、よく切れる包丁を使うようにしましょう。

アイナメのさばき方①

出刃包丁の刃を滑らせながらウロコを取り、背側は出刃の刃先で、腹部は包丁のあごの部分を使ってよく落とします。特に包丁を入れる背びれ部分のウロコは念入りに取り除くのがポイントです。カマ下に刃を入れ、両側から斜めに包丁を入れて頭を切り離します。

アイナメのさばき方②

腹から肛門にかけて刃を入れ、腹を開いて内蔵と血合いを取り除きます。腹を手前にしてまな板の上に置き、腹ビレの上から尾まで中骨に沿って切れ目を入れましょう。背を手前にして、背中側の尾の付近から包丁を入れます。中骨に沿って刃を深く入れ、身を切り離しましょう。

アイナメのさばき方③

中骨を下にして、背中側から刃を入れて、頭から尾に向けて切っていきます。魚の向きを変え、尾から刃を入れて腹の方に向かって切り進めましょう。返し包丁(反対方向に包丁を入れること)で尾に向けて切り込みを入れます。返し包丁をすることで身と中身が離れやすくなります。

アイナメのさばき方④

頭部に向けてまっすぐに刃を入れて、中骨に沿って身を切り離します。最後に尾の部分にまっすぐ包丁を入れて切り離したら、三枚おろしの完成です。2枚の身の部分にはまだ骨が残っていますので、骨抜きを使い血合い骨を丁寧に抜きましょう。

アイナメのさばき方⑤

から揚げや吸い物にする時は、柳刃包丁で皮一枚を残すくらいに刃を入れて骨切りしましょう。骨切りすると、アイナメの身の舌触りが滑らかになるのでおすすめです。中骨は捨ててしまってもいいですが、ダシが出るので煮魚をする時は、一緒に煮込んでしまいましょう。

アイナメの刺身

アイナメで刺身を作る時は、あばら骨をしっかり除去しましょう。中骨が身の奥までしっかり入っていますので、骨抜きを使って丁寧に取り除くようにして下さい。身を指でなぞった時に引っ掛かりが無くなるまで骨抜きを使うようにしましょう。

アイナメの刺身(生)

生でアイナメの刺身を食べる時は、皮を引きましょう。アイナメは皮が厚いので、皮がひきやすいです。包丁を使って魚の皮を引くには、まな板に皮と包丁を密着させて下さい。平行を崩さないように包丁を動かさず、つまんだ皮を左右に振りながら引っ張っていくのが基本です。

生の刺身を切る時は、左側からそぎ切りにするときれいに切れるよ

アイナメの刺身(炙り)

アイナメは皮目が美味しい魚です。アイナメの皮には、アジのぜいごのようなウロコがあります。骨抜きや包丁で取り除くようにして下さい。炙りのアイナメを作る時は、皮に切れ込みを入れるようにしましょう。アイナメは皮が硬いので、しっかりバーナーで炙るようにします。

切り方は右側から切って、皮目を揃えて盛り付けると見た目がきれいだよ

まとめ

いろんな食べ方ができるアイナメは、脂の乗った高級な白身魚としても知られています。初心者でも簡単に三枚おろしができるので、ぜひアイナメが手に入ったら三枚おろしに挑戦してみましょう。自分の好きなアイナメの食べ方を見付けてみましょう。

ウサギのしっぽ
ライター

ウサギのしっぽ

ハンドメイド好きの専業主婦です。いつもの生活が少し明るくなるような情報をお届けします。

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