奈良漬とは
酒粕を使用した漬物であることで有名な奈良漬ですが、どんな風に作っているのか奈良漬好きな方であれば漬け方が気になる方も多いのではないでしょうか。奈良漬は、何度も酒粕を交換しながら時間をかけて材料を漬け込んで完成します。奈良漬はごはんやお酒のお供になるだけではなく、ほんの少し手を加えるだけでかんたんなアレンジレシピも楽しめます。
奈良漬で漬ける野菜
奈良漬を作る際に使用する材料は、以下のとおりです。
- 瓜(大きな種類の瓜。白瓜など)
- きゅうり
奈良漬の作り方
奈良漬は比較的かんたんに家庭で作れます。準備するものや材料をそろえて、漬け方を予習して自宅で奈良漬を作ってみましょう。奈良漬の漬け方の手順は、特別難しいものはありません。しっかりとポイントをおさえて、熟成させることが重要です。
奈良漬作りに必要な材料
奈良漬に必要なものは、以下のとおりです。
- 瓜
- 酒粕
- 塩
- 砂糖
- 漬け樽
- 重石
- ビニール袋(漬け樽の内側に入れる大きなもの)
ネット通販を上手に活用
重石や樽は、車がないと持ち運びが困難かもしれません。また、住んでいる地域によっては、思うような瓜が売られていないこともあります。そういった場合は、ネット通販を上手に活用しましょう。
作り方①瓜を洗って種を取る
瓜やきゅうりをきれいに洗い、先端部分を切り落とします。瓜は縦半分に切り、中の種をきれいにくりぬきます。スプーンなどを使うと、種が取りだしやすいです。きゅうりは種を取らなくても漬けられます。いったん洗った瓜やきゅうりは、しっかりと水分を拭き取ることが、美味しい奈良漬作りのポイントです。
作り方②種を取った部分に塩を入れる
瓜の種を取った部分に、塩を詰めます。種を取った後の大きなくぼみの半分の高さくらいまで塩を入れ、塩分不足を防ぎましょう。きゅうりは全体にまんべんなく塩を振ります。多めの塩を、しっかりつけて塩漬けにします。