ポン菓子の作り方!家庭で作るための材料・手順や味付け方法を紹介!

ポン菓子の作り方!家庭で作るための材料・手順や味付け方法を紹介!

昔も今も子供から大人まで人気のポン菓子。最近は家庭で自作するための作り方や、湿気ってしまったポン菓子のアレンジ方法として、スイーツのような味付けやレシピが人気です。こちらの記事では米を材料にしたフライパンや電子レンジでの簡単なポン菓子の作り方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ポン菓子とは
  3. 3.ポン菓子の作り方
  4. 4.ポン菓子の味付けレシピ
  5. 5.まとめ

はじめに

出典:写真AC

ポン菓子は米や麦などを材料としたシンプルなお菓子なので子供からお年寄りまで人気です。こちらの記事では身近にある材料と道具を使って家庭で手作りできるポン菓子の作り方やアレンジ方法をご紹介します。

ポン菓子とは

出典:写真AC

ポン菓子は米を代表とする麦など穀物や大豆などを専用の圧力釜を使い加熱・誇張させたお菓子です。ポン菓子という名前の由来はこの圧力釜から出す際に発する爆発音の「ポン」からと言われます。土地よっては「ドン」や「ボン」、「ばくだん」や「こめはぜ」(米が爆ぜる意味)などと呼ばれてます。

専用の機械で作るポン菓子

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最近ではイベントなどでしか見かけなくなったポン菓子の実演ですが、昭和の高度経済成長期の頃は穀物膨張機を持った職人さんが焼き芋屋さんのように巡回していました。機械が高価なこと、ポン菓子を作る際に大量の煙と臭いが発生することから時代とともにポン菓子を作る実演が見られる機会が減ってしまいました。

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ポン菓子そのものは市販のお菓子として今でも根強い人気があります。米菓子のほかに最近ではシリアルとしても好まれています。

ポン菓子の作り方

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ポン菓子は世界中でいろいろな手法で作られており、その工程がSNSや動画などで見られるようになりました。材料が米ということもあり簡単に作れ、味付けのアレンジもしやすいことから手作りをする人が増えています。こちらではフライパンや電子レンジなどと米を使って家庭で手自作できるポン菓子の作り方をご紹介します。

家庭でのポン菓子の作り方①フライパン

一掴みくらい(一度に多くの量を入れると弾けずらくなります)の玄米を冷たい状態のフライパンに入れて炒ります。稲穂が付いた状態のものが入手できるのでしたらより弾けやすくなるのでおすすめです。画像のようにザルをかぶせると弾けて飛び散るのを防止しながら弾けるのを楽しめます。

フライパンの火加減は弱~中くらで炒りましょう、強火で炒ると周りだけ焦げてしまいます。余熱でも弾けるので火を消したあともフライパンの中でゆすり、様子を見てから皿などに移します。未精米の玄米や麦などを使用すると弾けやすいのでおすすめです。

家庭でのポン菓子の作り方②電子レンジ

出典:筆者撮影

電子レンジと封筒で自作するポン菓子風のお菓子の作り方をご紹介します。でき映えはポン菓子というよりポップコーンのお米バージョンになります。封筒がないときは紙袋や包装紙などで代用できますが、途中で開いてしまわないようしっかり折りましょう。

封筒に入れる

出典:筆者撮影

玄米など精米していない米(今回は赤米を使用)を洗わずそのまま、大さじ1くらい封筒に入れます。あらかじめ封筒の口に2~3回折り目を付けておくと、お米を入れたあと閉じるときに折りやすくなります。米を入れたら口を2~3回しっかり折ります。

電子レンジに入れて600Wで約2分30秒

出典:筆者撮影

封筒が膨らんでくると中で米がポン!ポン!と弾ける音がします。このときに電子レンジのドアを開けてしまうと温度が下がるので開けないようにしましょう。封筒の中を見てまだ膨らみ足りないときは10秒ずつ延長して加減してください。出力や時間はお使いのレンジによっても異なるので調節してください。

家庭でのポン菓子の作り方③油で揚げる

出典:筆者撮影

海外ではパフドライス(puffedrice)やポップライス(poprice)などと呼ばれる、油で揚げる方法をご紹介します。油を170℃~180℃に熱し、大さじ1~2の白米を入れます。

出典:筆者撮影

油で揚げる場合、新米よりは古米のほうが水分が少なくカラッと揚がり、古米の利用方法としててもおすすめ。新米を使う場合は米が弾けてから、もう少し揚げると粒が大きく膨れてポン菓子のような見た目と風味に近づきます。

出典:筆者撮影

油で揚げるパフドライスは一般的なポン菓子よりは油分を含んでいるため軽さは劣りますが、揚げることで風味が増して香ばしくなります。チョコや水飴とからめて自作のシリアルバーにしたり、スナック菓子にアレンジしたりする場合は油で揚げる方法がおすすめです。

ポン菓子の味付けレシピ

味付けレシピ①塩

出典:写真AC

ポン菓子の味付けで一番シンプルな味付けが塩です。サラサラの食卓塩よりも天日干しや粗塩のほうがまんべんなく付くのでおすすめです。

味付けレシピ②砂糖

Photo byBru-nO

子供と一緒に作る米菓子なら砂糖をまぶすのもおすすめです。前述の塩や砂糖をビニール袋に入れておき、そこにポン菓子を入れるとまんべんなく味付けできます。ひなあられのようにする場合は、食紅などを一緒に入れておくときれいに色が付きます。

味付けレシピ③チョコレート

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ポン菓子などの米菓子とチョコレートの組み合わせは大好きな人も多いのではないでしょうか。自作のポン菓子だけじゃなく、湿気ってしまったポン菓子を再利用しても美味しく食べられます。

用意するもの

  • ポン菓子
  • 板チョコ
  • 湯煎用のお湯
  • クッキングシート

出典:写真AC

作り方手順

  1. チョコを包丁でざく切りする
  2. ざく切りしたチョコを湯煎して溶かす
  3. 四辺を折って立てたクッキングシートを広げておく
  4. チョコレートが溶けたらポン菓子を入れてサクッと混ぜる
  5. クッキングシートに4を入れて広げる
  6. 粗熱がとれたら冷蔵庫に入れる
  7. 固まったら適当なサイズに割る

まとめ

出典:写真AC

ポン菓子はプロが作るようなものを再現するのは難しいですが、自作していろいろな味付けにアレンジして楽しめます。手に入る材料によって炒るやりかたや油で揚げるやりかたなど変えてみるのも手作りならでは。炒る場合、失敗しても玄米茶として飲むと香ばしくて美味しいのでぜひともチャレンジしてみてください。

まーる
ライター

まーる

裁縫や料理など手しごとが得意です。動物が好きなのでしょっちゅう動物園や水族館に行って楽しんでいます。

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