スツールはどんな家具?
スツールってどんな家具かご存知ですか?今回は、おしゃれで便利な家具として人気の高いスツールについて、解説します。スツールは、実は活躍の場面がとっても多い家具なんです。
スツールとは
スツールは、基本的には背もたれのない1人用の椅子を指します。近ごろは背もたれつきのものや折りたたみのもの、コンパクトな踏み台などもスツールとして販売されています。特に折りたたみスツールは、省スペースで、いろいろな用途に使えてとても便利なんです。
スツールの種類
ひとくちにスツールと言っても幅が広く、「ひとりがけの背もたれなしの椅子」にもいくつか形状があります。スツールの種類をご紹介しますね。
スツールの種類①木製やプラスチック素材のチェア
スツールと言われる椅子は木製やプラスチック製のものが多く、軽いので持ち運びしやすいです。自宅にひとつあれば、どこへでも必要な場所へ持ち運べます。
スツールの種類②小型の折りたたみタイプ
折りたたみスツールのコンパクトなものは、なんと5cmほどの隙間で収納できるんです。洗面所で使う場合は洗濯機と壁の間、キッチンなら冷蔵庫と壁の間…といろいろな場所に収納しやすいから、邪魔になりません。これなら場所ごとに置いても大丈夫ですね。
スツールの種類③収納付きの簡易椅子
収納つきのタイプも便利です。収納つきスツールは折りたたむことはできませんが、お部屋の片付けができて椅子としても使える一石二鳥のアイテムです。シンプルでおしゃれなものや、子供が喜ぶデザインのものまで幅広くあります。ちょっと休憩できるベンチとしてお部屋にあると心がやすまりますね。
安いのに強度がある
安いものだと強度が心配になるかもしれませんね。商品に耐荷重が記載されているのでしっかり購入前に確認しましょう。踏み台としても使えるタイプだと、80~150kg程度のものが多いようです。子供用にも、大人用として使っても安心ですね。
小さな子どもがいると重宝する
下記でもいろいろな用途を解説しますが、お子様がいるとさらに出番の多いアイテムです。お子様の付き合いやイベントで大人が使う場面も多くあります。子供たちが寄り集まって椅子が足りなくなるときなど、自宅のいろいろな場所から椅子を集めてくるようなこともあるでしょう。スツールは、育児の便利アイテムとも言えますね。
スツールの便利な用途
折りたたみスツールはどんな場面で活躍するのか、定番の使い方から意外な使いみちまで、ご紹介します。スツールは家の中、屋外のいろんな場面で役立ちます。1家に1つと言わず、2つ3つあっても便利なんです。
キッチンやカウンターに
背の高いスツールはキッチンやカウンターにぴったりです。休憩をはさみつつ料理をできるので、特に妊婦さんや高齢の方にもおすすめです。来客でダイニングの椅子が足りないときにホストはスツールで代用したり、キッチンで軽く自分の食事をすませられます。背の低いスツールは高いところの調理器具をとるときや、キッチンでのお子様のお手伝いにも必須です。
リビングでも
リビングの座卓でご飯を食べるときやテレビを見るときは、子供には小型のスツールがあると高さ調節によいですね。お友達が来て人数が多いと、ダイニングの子供椅子が足りなくなることがあります。スツールがいくつかあれば子どもたちが座卓を囲めます。
洗面所に
小さなお子様がいると、一人で手洗いうがいはできるのに、洗面台に背が届かない時期ってありますよね。スツールがあればお子様が一人で手洗いでき、成長にもつながりますね。折りたたみの際に手をはさまないように教えてあげれば、幼稚園児でも自分で台の出し入れや持ち運びもできるでしょう。
玄関に
小さいお子様や妊婦さん、高齢の方など、靴を履くときにかがむのがつらい、うまく靴が履けない方には、玄関に小さいスツールを置くのもおすすめです。シューズクローゼットなどは背が高いので、高いところの収納の荷物をとるのにも重宝しますね。
野外に折りたたみを持ってお出かけ
椅子があればよかったのに…と感じるのは、BBQやお子様の運動会などの野外イベントです。折りたたみスツールなら荷物もかさばりにくく、人数分持っていくことも可能ですね。ベランダやお庭でちょっと休憩するにも役立ちます。お子様の家庭用プールを眺めるときなどにいかがでしょうか。
おしゃれなインテリアにも
あえて椅子として使わずインテリアとして使うのも人気です。観葉植物やぬいぐるみを飾って楽しめます。インテリアにする場合は折りたたみではないものが見栄えしそうですね。
次のページでは、人気のスツールをご紹介します
出典:筆者撮影