タペストリーの飾り方を知りたい!
タペストリーを飾ると華やかでおしゃれな雰囲気になります。ただ、賃貸の部屋の場合は壁に画びょうで留めると穴が残って困るでしょう。壁を傷つけない使い方、便利な留め具での付け方、布の吊るし方、天井への付け方などを紹介します。
タペストリーに向く布
タペストリーを飾るには専用の布でなくてもかまいません。テーブルセンターなどに使えるマルチクロスや小ぶりな布、50cm四方程度の小風呂敷や30cm×90cm程度の手ぬぐいでも構いません。100均に売っている30cm~40cm四方の小さなおしゃれなデザインの布を使うのもおすすめです。
タペストリーの飾り方実例
壁に傷つけないタペストリーの付け方を見ていきましょう。取り付け用のグッズは100均やホームセンター、文具を扱う店舗にある物で揃います。通販サイトにも取り扱いがありますので、探してみるといいでしょう。
飾り方実例①フックとクリップを使う
フックと事務用のクリップを使った付け方を紹介します。2つのフックをタペストリーの両端が来る場所に取り付け、クリップを穴の部分に通します。吊るし方はタペストリーを上側の2ヶ所挟むだけです。できれば薄めの布の方が取り付けしやすいでしょう。クリップをタペストリーと似た色にするとおしゃれです。
おすすめのフック
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部屋を傷つけない掛け方をするには、接着して取り付けられるフックを使いましょう。接着剤を付けて圧着するタイプもありますが、裏にシールが付いているタイプの方が手軽です。痕が残りにくいと書かれているフックを選ぶといいでしょう。100均やホームセンターなどにも貼るタイプのフックが売っています。
飾り方実例②マグネットで固定する
壁にシール付きのマグネットシートを貼り、上から他のマグネットで固定する使い方も傷つけないですみます。手ぬぐいや小風呂敷などの小さめの布に向く掛け方で、上下と両端の中央部分にマグネットで貼る付け方です。紐などで結ぶこともなく手軽にできます。できればネオジムなどの小さく強力なマグネットを使うと、デザインに響くことなくおしゃれに飾れるでしょう。
強力なマグネットの使い方
画像の左下にあるマグネットが小型で強力なタイプです。100均でも入手でき、サイズが小さくタペストリーのデザインの邪魔をしません。シールが付いているフックの裏に付けるとマグネットフックとしても利用できます。事務用のクリップと組み合わせる掛け方でも問題ありません。
マグネットを使う際の注意
マグネットシートを使うと飾る所を傷つけないですし、簡単な吊るし方ですみます。しかし、磁気テープが付いたクレジットカードやキャッシュカード、ポイントカードが近くにあると内部のデータが破損する恐れがあります。その他、磁気に弱い時計などの機器の近くでは使わないようにしましょう。
飾り方実例③紐と突っ張り棒で吊るす
大きめのサイズの布の吊るし方を知りたい方もいるでしょう。フックに細めの紐を掛けて突っ張り棒の両端に結ぶつけ方もあります。タペストリーの上部を棒に軽く巻き付けましょう。両端を両面テープで貼り合わせるか、ゼムクリップで挟んで留める掛け方がやりやすいです。
流木でおしゃれな吊るし方
突っ張り棒の代わりに、流木の両端に紐を掛ける吊るし方もおしゃれです。流木の自然な曲がり具合もインテリアのアクセントとなります。毛糸や麻糸などの編み物で作るウィーリングなどのタペストリーに合わせると、素朴な雰囲気に仕上がるでしょう。
突っ張り棒だけの吊るし方
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廊下や窓枠などの1mくらいの空間へ布を吊るすなら、紐を使わずにそのまま突っ張り棒を渡して暖簾やカーテンのように掛ける吊るし方でも構いません。突っ張り棒が落ちる可能性もあるため、軽い素材の布を使うように注意してください。突っ張り棒にカーテンクリップを通して、挟んで吊るす掛け方が向いています。
事務用のクリップは、他のタイプでも構いません。
出典:著者撮影