玄関のおしゃれ・素敵なインテリア10選！雰囲気がグッと上がるアイテムは？

家全体の印象を決め、一番初めに目にする空間は玄関です。気分や雰囲気をグッと上げるおしゃれで素敵な玄関のインテリアアイテム10選と、インテリアのコツをご紹介していきます。

おしゃれな小物雑貨はたくさんありますが、エントランスは建物の顔になる空間です。建物全体の雰囲気やインテリアイメージに合わせた雑貨で装飾しましょう。家の壁紙や床の色などにも合わせ、色味は3色前後でシンプルにまとめるとインテリアに統一感が出ます。

人気なカフェ風のデコレーションであれば、古材のような家具や雑貨で装飾すると雰囲気が上がります。ドライフラワーと組み合わせてもおしゃれで素敵ですね。

ドアを開けた瞬間にいい香りがすると、気分も良くなりますよね。小物雑貨の装飾と一緒に飾ると、さらに素敵なエントランスになります。最近ではおしゃれなアロマディフューザーが身近な雑貨屋さんや100円ショップ・ネットストアなどで購入できます。

本物の観葉植物は、水やりや日当たりの管理など、手入れが大変なイメージがあります。しかし本物だからこそ、リラックス効果や空気清浄効果など、フェイクにはないメリットもたくさんあります。インテリアを飾る手間も、観葉植物1つでシンプルに存在感のある空間にまとまります。

フェイクグリーンやドライフラワーを使うと、管理も日常の管理も手間がかかりません。手間が気になる方はフェイクがおすすめです。最近では100円ショップなどで、おしゃれなインテリアグリーンを安価に手に入れることもできますので、好みと予算に合ったグリーンで装飾してみましょう。

インテリアグリーンを飾るときは、エントランスを意識して植木鉢や瓶、飾り方もおしゃれに工夫してみましょう。家具に上に置いてみたり、壁掛けのフックやはしごに吊るしてみたり、カフェ風の雑貨と組み合わせてみたり、飾り方によってオリジナルの素敵な玄関になります。

白い壁紙で合わせたニッチはとてもシンプルで、デコレーションにこだわれますね。新築住宅やリフォームでニッチを初めから造るときは、あらかじめ中に飾る装飾品の最大寸法をチェックしてサイズを希望しましょう。特に写真立て(アルバム)や絵などを飾りたい場合に、サイズを確認せず施工すると希望した装飾品が入らないなんてこともあります。

印象的なエントランスにするには、ニッチの形状にもこだわるとさらにオリジナリティが出ます。シンプルに四角形、長方形の場合は、飾る雑貨やデコレーションが映えますが、例えば楕円型や家の形、ニッチの中に飾り棚を造るようなアイディアも考えてみましょう。施工上の問題で、希望する形状を造るのが厳しい場合もあるので、依頼する工務店や設計士に相談しましょう。

ニッチの後ろにタイルや壁紙やテキスタイル生地を組み合わせると、とてもおしゃれでアクセントにもなります。この場合すでに装飾感が出ているので、小物雑貨やグリーンなどでデコレーションしなくともアクセントが効いており、インテリアコーディネートが苦手な方も楽しめますね。

パンチングボードやペグボードとも呼ばれる有孔ボードは、玄関収納としても有効に活用ができます。専用のフックにかけて、帽子やバッグなどの日用生活品や、壁掛け雑貨やグリーンなど、幅広くディスプレイとして活用できます。

鏡やアクセサリー・香水など、お出かけ前に身支度ができるように、玄関に有孔ボードを利用する方法もあります。趣味をコレクションとしている人は、お気に入りのシューズや帽子、バッグや工具品、インテリアグリーンなどを飾って楽しんでいるパターンもあります。ボードの穴の大きさに合わせた専用フックが売られているので、サイズを間違わないように注意して購入しましょう。

カフェではよく「ウェルカムボード」にメニューが書かれて設置してあるかと思います。自宅のエントランスでもカフェ風のボードをおしゃれに利用してみましょう。家具や雑貨と混ぜて飾ったり、壁掛けで学校の黒板のように設置したり、サイズや飾り方にもバリエーションがたくさんあります。

エントランス近くに黒板ボードやホワイトボードを設置すると、家族の予定や連絡を記入したり、プリントを貼ったりと、コミュニケーションの場にも利用できます。壁掛けにして壁に設置すると、場所もとらずスッキリとシンプルに空間もまとまります。

壁掛けの額絵を玄関に飾ると、家全体の印象も確立してきます。額絵をインテリアのメインとする場合は、細々した小物雑貨や装飾は抑えて、絵に目が行くようにインテリアはシンプルにまとめるとスッキリとした印象になります。額絵の色味が多かったり、鮮やかな場合は、周囲のインテリアの色味も抑えたりとバランスを考慮しましょう。

単品だけではシンプルな額絵の場合でも、色んなサイズの額絵を組み合わせると、おしゃれな壁インテリアが楽しめます。あえて同じサイズではなく、縦長・横長やA版・B版などバラバラに組み合わせても、外国のカフェのような個性的でおしゃれな雰囲気になります。ただし、中身の絵のブランドや雰囲気は合わせましょう。

本物の生地を使ったファブリックパネルを飾ると、北欧のテキスタイルも人気があり、華やかでインパクトのあるインテリアとなります。こちらも額絵と同じく、ファブリックパネルに目線が集まるように、周囲の雑貨や色味はシンプルにまとめることをおすすめします。壁掛けの場合は、ピクチャーレールやフック、ボードアンカーを利用して設置することが多いです。

壁掛けフックやコート掛け、ピクチャーレールなどのハンギングフックを利用して、インテリアグリーンも吊るすと、自然で素敵な雰囲気を立体的に表現できます。鉢や瓶に飾るだけでなく、ハンギングフックはこんな使い方もできる万能な家具です。

賃貸などで壁に穴を空けられない、大きな加工ができないという方は、壁に突っ張る柱を購入して、オリジナルのハンギングコーナーを造ることも可能です。日用品も飾ることができ、DIYでおしゃれな空間が楽しめます。アイアン調のフックやレールもおしゃれでカッコ良さがでるアイテムです。

玄関ドアを開けた瞬間に、おしゃれな照明があると、とても印象的な空間になりますよね。賃貸アパートやマンションの場合でも、吊元の電源を確認して、おしゃれな照明に交換できる場合もあります。ペンダントライトはおしゃれなデザインも多く、インテリアの一部としても注目されます。空間の広さに合わせて必要な明るさも変わるので、購入や交換の場合は暗すぎたり明るすぎたりしないよう、照明の明るさも確認しましょう。

間接照明とは、照明の光を周囲の壁や天井に反射させて、その反射した光を利用する方法です。光源が直接目に入らずまぶしさを抑えられ、高級感と優しさのあるおしゃれなエントランス空間を演出します。玄関框の足元や造り付け家具の上下に仕込むなど、エントランスの中でも種類が豊富です。元々施工に組み込んで計画するものと、置き照明を使って施工いらずの照明計画もあります。施工が必要な場合は、工務店の設計士へイメージを伝えてみましょう。

エントランス全体の明かりではなく、手元の明かりやインテリアの明かりを楽しみたい方には、電源式の置き照明・吊り照明もあります。こちらはコンセントが近くにあるか、乾電池式のものであれば場所に関係なく設置できます。おしゃれなインテリア雑貨のようなデザインの照明も流行っています。

無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズは、新築でも賃貸でも壁に穴を空けたくない方に必見です。石膏ボード用のアンカーピンで取付ができるため、外した時に壁に痕が残りづらく、女性でも簡単に取付ができます。家具の種類も多く、箱型のタイプや鏡、フックや長押など豊富なバリエーションです。家の雰囲気やインテリアの色味に合わせて、3種類の色バリエーションから選定できます。

壁に壁掛け家具やフックなどを利用しない場合、玄関ドア本体にマグネット用品を利用するパターンもあります。玄関ドアにまとめるため、必ず通る場所なので忘れ物がしにくく、壁をシンプルにスッキリまとめられます。見た目や生活感が気になり、インテリアの雰囲気を重視する場合にはおすすめしませんが、特に賃貸で壁をうまく利用できない方にはおすすめです。

家の顔となるエントランスには、季節イベントの小物雑貨やデコレーションをすると、気分も雰囲気も上がりますね。クリスマスであれば、クリスマスツリーやライトアップ、リースなど飾りつけ品もたくさんあります。小物雑貨の種類も豊富で、シーズンになると雑貨屋さんや100円ショップ、家具ショップなどで購入できます。

ハロウィンであれば、パンプキンの飾りを使ったランタンや、おばけの小物雑貨などでデコレーションができます。季節のイベントは他にも、お正月やひな祭り、こどもの日、七夕など、そのシーズンにしか味わえない飾りつけで季節を味わいましょう。

玄関・エントランスは、毎日利用する家族や遊びにきたお客さまにとって印象に残る場所です。多様なアイテムとデコレーションで、「家の顔」ともいえる玄関をおしゃれで素敵な空間に演出していきましょう。