フリッツ・ハンセン社とは?
有名家具メーカーである「フリッツ・ハンセン社」は、1872年にデンマークで創業され、現在は世界中に事業を展開しています。テーブルや椅子・ソファを始めとした家具や照明は、アルネ・ヤコブセンやハイメ・アジョンなど、世界的に有名な家具デザイナーの名作を取り扱っています。特に有名なアルネ・ヤコブセンの「セブンチェア」や「アリンコチェア」は、最も世界的にベストセラーとなっています。
フリッツ・ハンセン社の名作をご紹介
日本でも住宅を始めとして多くの建築物で利用されています。今回は数々の名作の中から、「セブンチェア」「アリンコチェア」「ドロップチェア」「エッグチェア」「スワンチェア」「ロオチェア」「ファウンソファ」「スーパー楕円テーブル」「カラヴァジオ」「ナイトオウル」の椅子やテーブル、照明作品を計10点をご紹介します。
フリッツハンセン社の名作①セブンチェア
セブンチェアは、アルネ・ヤコブセンがデザインをしたフリッツ・ハンセン社において最も有名なベストセラー商品であり、世界的な椅子の歴史においてもアイコンのような存在です。
セブンチェアの特徴
便利なスタッキング
セブンチェアの4本の脚はスタッキングができるラミネート加工技術にも優れているところが特徴です。カーブのかかった座面は、背筋の美しい姿勢を保てるよう計算されたデザインとなっています。広い背もたれは、肘置きがないため姿勢も変えやすく、リラックスして座ることができます。
選びやすいデザイン
不要なときは重ねてスタッキングしたり、カラーバリエーションも豊富でお部屋のイメージでコーディネートがしやすいというメリットもあります。世界的に有名な北欧デザイナーズチェアの中でも選びやすいデザインであることも、セブンチェアの魅力の一つです。日常的に多く利用されるリビング・ダイニングテーブルや勉強机の椅子に最適です。
フリッツハンセン社の名作②アリンコチェア
アリンコチェアは、セブンチェアも手がけたアルネ・ヤコブセンがデザインをしています。アルネ・ヤコブセンは、デンマークの首都コペンハーゲンにある会社の社員食堂用の椅子としてデザインを依頼されました。
アリンコチェアの特徴
テーブルにたくさん並べられる
昆虫のアリの姿のような形状が特徴です。過去に前例のない、背と座の3次元一体成型で製作された椅子でもあります。社員食堂の円テーブルに、できる限り多く配置できるように三本脚のデザインも正規品として販売されていますが、現在日本でも主流となっているのは4本脚のフォルムとなっています。
スタッキングができる
アリンコチェアは、軽量かつ丈夫でスタッキングができる・コストパフォーマンスのよい大量生産向けの家具として製作されました。セブンチェアと同じくカラーバリエーションやスタッキング機能も抜群で、リビング・ダイニングテーブルにも相性のよい椅子です。