はじめに
おしゃれな人の家へ行くと居心地がよいうえに部屋がすっきりしていると感じたことはありませんか?よく見ると物を上手に収納しているのがわかります。その便利アイテムのひとつがウォールシェルフ、デザインはもちろんですが、掃除しやすく無駄のない収納を見ていきましょう。
ウォールシェルフとは
ウォールシェルフとは壁掛けの棚のことです。デッドスペースになりがちな壁面を収納にして部屋をすっきり、おしゃれ空間を演出できます。最近は有名雑貨店で簡単にDIYできるウォールシェルフが販売されていますが、100均の板と金具を活用しておしゃれなウォールシェルフを作ることも可能です。「壁掛け」ということから強度を考慮し、ディスプレイ感覚で設置されることが多いです。
ウォールシェルフおすすめ5選
ウォールシェルフとしておすすめするアイテムを5つご紹介します。いまどのような収納が必要か、ご自宅に照らして考えてみてください。同じ形でも色やテイストが違うだけで印象がガラリと変わります。
①突っ張りシェルフ
木材と専用部品を使って天井と床を突っ張ってウォールシェルフを作っています。部屋の仕切りとしてもよいですし天井まで収納になるというメリットがあります。棚もアイデアしだいでどんどん増やせるのでおすすめです。ただし、専用部品の耐荷重を考慮した収納を考えましょう。
②アイアンシェルフ
100均の木材とアイアンウォールバーを使ったウォールシェルフです。キッチンに設置すればスパイスラックに、玄関なら出発や帰宅時に癒しを与える小さな観葉植物を飾る棚になります。色を変えれば北欧風や和風テイストにもなり、安い素材でカスタマイズできるのでおすすめです。
③ボックスタイプのシェルフ
ボックスタイプのウォールシェルフです。ボックスタイプのメリットは本など倒れやすいものの収納に向いている・カテゴリーごとに区切れるところでしょう。こちらはリビングで使用していますが、洗面所・トイレ・玄関などいろいろな部屋で活躍するのでおすすめです。壁掛けウォールシェルフでも上記画像のように大切なコレクションを飾る場合はL字金具でさらに固定するとより強度が増します。
④スリムなシェルフ
玄関や洗面所などスペースに限りがある場所ではスリムタイプのウォールシェルフがおすすめです。こちらは人気インテリアショップのウォールシェルフを靴箱にして、100均で調達してきた木材を天板に、玄関カウンターとして利用しています。床部分まで収納がないため圧迫感を与えません。既製品が壁面のサイズに合わなくても画像のように棚を作ってコーナーまでぴったり取り付けることでデッドスペースを減らし見た目もよくなります。
⑤金網シェルフ
ワイヤーネットを利用した簡単シェルフです。キッチン小物を掛けるのにちょうどよいです。また、ワイヤーネットは加工ができるので曲げると簡易型の本棚にもなります。何より安い材料費で自在に加工できるところがおすすめです。
ウォールシェルフ選ぶときのポイント
購入価格が安いウォールシェルフでも機能性がよければ長く使えますし強度を上げることで本棚などにもなります。ウォールシェルフを選ぶときのポイントをご紹介します。
使い勝手を考える
どんなにおしゃれなウォールシェルフでも、予定していた物が全部収まらないとギュウギュウ詰めでかっこうが悪いです。そうはいっても収納しきれないアイテムをほかの場所に置くのも家事動線が悪くなります。ウォールシェルフを設置するさいは何をどれくらい収納できるものにするのかを考えましょう。
どこに取り付けするかを考える
ウォールシェルフは壁面のデッドスペースを活用できますが、取り付けの際は使い勝手を考慮しアイテムを選ぶようにしましょう。例えば高い位置なら落下防止用の柵付を選ぶ(DIYする)低い位置なら奥行きの浅いものを選ぶ(身体をウォールシェルフにぶつけない)とよいです。
出典:筆者撮影