屋根裏の収納アイデア5選!リフォーム前に気になる魅力と活用アイデア術を解説!

屋根裏の収納アイデア5選!リフォーム前に気になる魅力と活用アイデア術を解説!

皆さんは屋根裏収納をどのような方法で利用していますか?普段使わないものや季節用品、不用品などの保管場所にしている方が多いのではないでしょうか。そこで、今回は屋根裏収納の魅力と活用アイデア術についていくつかご紹介をしていきます。屋根裏収納を思う存分に活用してみましょう!

記事の目次

  1. 1.屋根裏とは
  2. 2.屋根裏収納の活用アイディア5選
  3. 3.屋根裏収納のメリット
  4. 4.屋根裏収納のデメリット
  5. 5.屋根裏収納の注意点
  6. 6.まとめ

屋根裏とは

Photo byPapafox

屋根裏とは、屋根の裏側に当たる部分の空間のことです。天井が低く、狭い空間で温度変化が激しく湿気も高くなりやすいのが特徴です。また、種類としては「小屋裏」「天井裏」と同じカテゴリーです。

近年では、人が活用するスペースとして着目されており「屋根裏部屋」だけにとどまらない色々な種類のアイデアが広がっています。

その活用法はさまざまなジャンルにまたがり、新たに住宅を購入する際には最初から屋根裏部屋や小屋裏収納を設計の段階で取り入れたり、リフォームする際に増築したりする場合が増えています。新たなスペースとして有効利用されている屋根裏がますます注目されそうです。

屋根裏収納の活用アイディア5選

Photo byDagMary

その中でも、とくにおすすめできる屋根裏収納のアイデア5選をご紹介していきます。簡単DIYでプチリフォームすると、さらに使い勝手がよくなりそうです。

屋根裏収納アイディア①仕事場にする

フリー写真素材ぱくたそ

屋根裏収納のアイデアとして、まず、はじめにご紹介する種類は「仕事場」にすることです。天井が低く限られた空間なので、集中して仕事に取り組めそうです。また、人の出入りが激しくないので、仕事の種類としては事務処理などが適しています。

仕事場として新たにリフォームしてもよいですが、簡単なDIYでプチリフォームして棚を作ってみたりするだけでも使い勝手がよくなりそうです。

またアクセサリー作りなど、製作の過程でいちいち片付けてはいられない仕事をお持ちの方にもおすすめです。第2の仕事場として活用してはいかがでしょうか。

屋根裏収納アイディア②ミニ書斎にする

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次に屋根裏収納のアイデアとしてご紹介する種類の一つに「ミニ書斎」があります。例えば旦那様が休日を過ごす場所として、誰にも邪魔されることなく読書をしたりパソコンで動画を見たりと、自分だけの時間を楽しめます。もちろん、奥様も家事の息抜きに利用してみてはいかがでしょう。

また、DIYで本棚を取り付けてミニ図書館風にプチリフォームしてみるのはいかがでしょうか。お気に入りの漫画や小説に囲まれて、しばし時間を忘れてみるのもいいですね。

屋根裏収納アイディア③第2のクローゼットにする

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第2のクローゼットの良い点とは

屋根裏収納のアイデアとしてご紹介する種類の一つに「第2のクローゼット」にするというアイデアがあります。普段使わないコートやスーツ、バッグなどを収納するのも有効な活用法の一つです。

これらのものはクローゼットの中で結構スペースを取りますので、日常的に使わないものは屋根裏収納の第2のクローゼットで保管します。普段使わないものがなくなると、クローゼットの中がすっきりするので、何が収納されているのか一目でわかります。

すると洋服やバッグの出し入れがとても楽になります。しかも通気性がよいので大切な洋服が傷みません。また全体の数量が少なくなると管理しやすいので、ほこりまみれになるという事態も避けられ衛生面でも安心です。

屋根裏収納アイディア④趣味の部屋にする

フリー写真素材ぱくたそ

屋根裏収納の活用アイデアの種類の一つに「趣味の部屋」として利用するのもあります。ハンドメイド好きの方は、作業部屋としてアクセサリー製作などに打ち込んだ後、作品をギャラリー風に展示するのも良いですね。ギターなど楽器を演奏する方は家族に気を遣わずに弾けそうです。

また、天井高がしっかり確保されている場合は、ヨガやストレッチなど体を動かすスペースとしても活用できます。窓も設けてあれば、最高です。

屋根裏収納アイディア⑤子供の遊び場にする

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皆さんは子供の頃に、「アルプスの少女ハイジ」というアニメを見たことはありますか?ハイジの子供部屋は山小屋の天井の低い屋根裏にあって、星を見ながら眠るなどロマンティックなイメージが懐かしいですね。

眠るとまではいかなくても、子供の一時的な遊び場スペースとして利用するのはいかがですか?子供は秘密基地や小屋のような場所にわくわくする特徴がありますから楽しんで遊ぶことができそうです。背も小さいので天井の高さが低くても活動できますね。

また、ブロックなどの細かい種類のおもちゃが散乱していても下の階からは見えませんので、急な来客が訪ねてきても慌てることはありません。忙しいときには、出しっぱなしにしておいて、後で片付けるのもいいですね。小学校入学後など、ある程度の段階に成長したお子さんにはおすすめできる活用法です。

屋根裏収納のメリット

Photo byTanteTati

家族が増えると、どうしても家の中の物がどんどん増え続けていくものです。かといって、必要なものは処分もできませんよね。そんなとき活用できるのが屋根裏収納です。屋外と違って日差しや雨による劣化は避けられますし、家の中で安全に、人目のつかない場所で物が管理できます。近年では、新たな活用スペースとして着目され、その活用幅は広がるいっぽうです。

メリット①収納スペースが増やせる

屋根裏収納の一番のメリットは、何と言っても収納スペースが増えることです。備え付けのクローゼットには容量の限界がありますので、だんだん空間がなくなってしまいます。かといって、物が入りきれないからとタンスや収納ケースを次々に購入していくのは部屋の空間が狭くなる原因になります。

そこで、屋根裏収納の出番となります。普段使わないものを屋根裏に収納するだけで、驚くほど空間が空いていきます。クローゼットに比べると広い空間なので、量的にも入りますね。引き出しタイプの透明な収納ケースで、モノをカテゴリー別に仕分けして収納すると管理がしやすいです。

プチリフォームして自分仕様にカスタマイズするのもおすすめです。温度と湿気の変化に強いものを収納してください。

メリット②普段使わないものを収納できる

普段は使わないけれど、処分するわけにはいかないものがあります。例えば節句人形やクリスマスツリーなど季節用品などです。他にはスノーボードやスーツケースなどもあります。そういったかさばるもので、年に1回くらいしか使わないものの収納場所として屋根裏は最適です。温度変化や湿気に弱いものは長期間の保管は失敗しますので避けてください。

メリット③不用品の一時置き場として使える

屋根裏収納は、不用品の一時置き場として便利です。小型の壊れた家電を粗大ごみの日まで置いたり、着なくなったので捨てようかと処分保留にしている衣服の保管場所として使用できます。

処分保留中のものは、ご自分なりに「3か月後に決断する」などと期間を決めたほうが、物があふれる事態になりませんのでおすすめです。

屋根裏収納のデメリット

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とても便利な屋根裏収納ですが、温度や湿気の変化が激しいなどのデメリットもいくつかあるのが特徴です。使用する前には、デメリットについてもきちんと理解していないと、のちのち大変な失敗になってしまうことも少なくありません。屋根裏収納のデメリットをいくつかご紹介していきます。

デメリット①出入りが大変

まず、デメリットですが、屋根裏収納は出入りが大変なのが特徴です。基本的に、はしごや階段なので慎重に登り下りしないと危ないです。天井も低く、空間もせまいので荷物を運ぶときは一人ではなく、誰かの手を借りたほうが安全で失敗しないのでおすすめです。

デメリット②重いものを入れにくい

屋根裏収納に登るときは基本的に、はしごや階段なので傾斜が急になっています。重いものを運ぶには持ち上げなくてはならないので、女性にとっては重労働なのが特徴です。物を出し入れする際には、誰かの手を借りたり無理のない重さのものだけ収納するなど、安全面でも気を付けましょう。

デメリット③収納しているものが分かりにくい

よくありがちなのが、収納したのはいいけれど、何を入れたかさっぱりわからなくなってしまうケースです。屋根裏収納に入れてしまうと普段の生活で目にすることがなくなるため、つい忘れてしまうのが特徴です。

対策としては、収納した箇所の写真を撮ることをおすすめします。プリントアウトして、手元に保存しておけばいつでもすぐに確認できます。それも面倒でしたら、メモに書いて保存もありです。いちいち、はしごを使ってのぞかなくても大体のものはわかるでしょう。

屋根裏収納の注意点

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とても便利な屋根裏収納ですが、通常の居室とは違いますので気をつけたい点がいくつかあります。屋根裏収納を上手に活用するために、注意事項を3つご紹介していきましょう。

屋根裏収納の注意点①荷物を出し入れするときは慎重に

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たいていの屋根裏収納は、出入りするときははしごや階段を使用するのが特徴です。通常の階段と違うので、上り下りが大変です。また、天井も低いので、荷物を持ちながらの出入りはゆっくりと慎重に行ってください。特に妊娠中や年配の方などは、足元が危険ですので十分に気をつけてください。

屋根裏収納の注意点②温度や湿度変化に弱いものは収納しない

屋根裏部屋にも断熱材が入っている場合は良いのですが、入っていない場合は高い温度や湿気に弱いものを入れると失敗します。物が劣化しますので長期間の保管はおすすめできません。特に夏は、屋根の熱が伝わるので、温度が高く湿気が多いのでサウナ状態になってしまうことも珍しくありません。

窓がない場合、空気がよどみやすく湿気がこもりやすいので夏場は定期的に出入り口を開閉しましょう。温度と湿気の変化には十分に注意してください。

屋根裏収納の注意点③普段から整理整頓を心がける

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屋根裏収納は、とても便利なものですが、ついつい忙しい日々が続くととりあえずの保管場所としてものが溜まるという特徴があります。最初のうちは少しでも、だんだん積み重ねられていくうちに物でいっぱいの状態になってしまいます。手がつけられやすいうちに、普段から整理整頓を心がけましょう。

まとめ

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屋根裏収納の活用アイデアについていくつかご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?収納スペースとして利用できるだけでなく、さまざまな活動スペースとしても有効活用ができますね。自分でDIYしてプチリフォームするとさらに使い勝手がよくなりそうです。

屋根裏収納のメリット・デメリットそれぞれの特徴をふまえながら、あなたにぴったり合った活用方法で屋根裏の空間を思う存分楽しんでください。

yagumika
ライター

yagumika

整理収納アドバイザー1級を持っております。3人の子育て経験を生かして、かんたんでラクに続けられる整理収納法をご紹介していきたいと思います♪

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