服の正しい捨て方ガイド！意外に知らない洋服の捨て時と処分方法を解説！

よい洋服の捨て方のキーワードは捨て時。捨て時を知らなければ処分の際に、日常に必須な洋服まで手放したり、着ない洋服を置いたままにしてしまいます。そして次に洋服を捨てたいと考える頃には気持ちが慎重になって手放せず、洋服の山の出来上がり。ですが、しっかりと捨て時を知って処分できれば、次もいい気分で洋服を手放せるのです。

洋服の捨て時にはいろいろなタイミングがあります。今捨てるか残すかを悩んでいる服が、どのタイミングに適応するかはそれぞれ違いますが、これから紹介していく項目に当てはまった時点でその洋服は手放す時です。それでは今から、捨て時を5点紹介していきましょう。

シーズン中に身につけることがほぼもしくは全くない洋服は捨て時になります。目安としては、月1未満は捨て時、月1ペースなら最後に残す予定の量次第で手放す、週1ペースで身につける洋服は手放さなくてよいといったところです。「まだ使うと思う」なんて考えはポイッと捨て、思いきって手放すのがコツです。

自らが進んで購入したのにも関わらずシーズンの間ほぼ着ない洋服は、買い方を間違えている確率が高めです。よい買い方のキーワードは『所持している洋服を覚える』。今所持中の洋服と照らし合わせて、似ている色や型があったら別のものを探すのが賢い買い方でしょう。

「貰い物だから」などの理由で手放せない洋服も捨て時です。貰い物を大切にするのはよいのですが、ただ置いておくのみならば持っている意味は皆無。あげた側も、あなたが使うと考えたからプレゼントしただけで、迷惑をかけたいわけではありません。ならばいっそ、貰い物であっても潔く手放してしまいましょう。

貰い物の洋服を捨てたいのに踏ん切りがつかない場合には捨てたい服に「ありがとう」と伝えてみましょう。しっかりと感謝の気持ちを伝えられれば、その洋服を大切にしていた事実のみが残り、気持ちに後悔が残りません。

今サイズが窮屈もしくはダブダブな洋服も捨て時です。ダイエット成功や筋力をつけ終わった頃にはその時のトレンドも変わっていますから、わざわざそんな洋服をとっておくのは無意味なんですよ。今は今の体つきを元に捨て時を決めましょう。

痩せていた頃や筋肉質の頃の洋服を捨てるのは、物を粗末にしていると感じるでしょう。しかし今は収納をきれいにしようとする考えの方が大切です。その考えを大切にするために、どれだけ将来着たいと考えていても捨て時が来たらパッと手放してしまいましょう。

今のあなたに持っている意味はないのに、昔のお気に入りの服や思い出の洋服だから残しているものなども捨て時です。昔のお気に入りは今は流行シーズンを過ぎ、これから身につける確率はかなり低めでしょう。思い出の服も、とっておきたいのは当たり前の考えですが、ただたんすの肥やしにするだけでは可哀想になってきます。

流行シーズンが過ぎたものでも、思い出の品であっても、手放す時には思い切りが大切です。「これは捨て時だ」と分かった時点でいらないゾーンにポーンと投げ入れていきましょう。投げ入れたのがたった1枚だけであってもしっかりと踏ん切りがつき、どんな洋服でも手放せるようになりますよ。

見た目と洋服のイメージがずれている場合も捨て時です。自らの年代や見た目とイメージが合わない洋服を好んで着る人は少ないでしょう。結果、たんすの肥やしになるぐらいなら手放すことを考え、すっきりとした洋服スペースを作った方がよいと言えます。

見た目と相性のイメージがずれているから捨てたいと考えていても、質のよい服を手放すのに尻込みするのは当たり前です。しかし質のよい洋服だからこそ「ずっと仕舞いこんでいたら虫に食われた」なんてことが起きたら後悔すると思いませんか。後悔したくなければ、一度値段のことを忘れて整理してみましょう。

捨てたいと考えている洋服を処分する時、やり方はごみに出すのみだとは思っていませんか。1番は多いパターンがごみに出すことなのは事実ですが、きれいな状態の洋服であれば他にもいろいろなやり方が存在します。それではここからは洋服を処分するやり方を説明していきましょう。

上記でも言った通り、洋服の処分方法で1番多いのはごみに出すことです。しかし、洋服は地域や繊維によって分別の仕方が違う場合がありますので、市役所ホームページや問い合わせを行ってからごみに出す方がよいでしょう。1番お手軽だからと言って、環境破壊の手伝いをしてはいけませんからね。

使う回数が少ないまま虫に食われて穴が開いている洋服が多い場合は、買い方に気を付けましょう。そういう服が多い方の正しい買い方は無駄な洋服を購入しないこと。着ない洋服が多いのにも関わらず、整理する前に購入はNGです。

メルカリやオークションなど、ネット販売の知識が少しあればネットで売るのも可能です。売れるまでに時間がかかるのが難点ですが、自分で好きな値段を付けられますし、「ネットで売るのは怖い」と不安に考えている方でも、業者を挟めば安心安全な取引が出来ますよ。

大きな公園などで見かけるフリーマーケットは、古着が売っているのも魅力の1つです。その中であなたの洋服を売ってみるのはいかがでしょうか。人と人とのコミュニケーション能力が必要とされますが、仕事とは違った達成感を得つつ、自分の希望値段で売りさばけますよ。

フリーマーケットに売りに行くと、あなたが売っている古着の他にもいろいろな人が売りに来ています。ですが、だからと言ってついでに何か購入する買い方はNG。値段も安い物が多くある上、フリーマーケット独特の雰囲気に流されて購入する場合が多いためです。着ない洋服を購入しても最後には捨てたい洋服に代わってしまいます。

リサイクルのために、リサイクルショップや古着店などに持ち込んでみるのもよいでしょう。どんなブランド服であっても希望通りの値段が付けられるかは分かりませんが、すぐに手放せるので洋服の整理をさっさと終わらせたい方にはおすすめです。

量販店などに行くと時々見かけるのが回収ボックス。売るわけではないのでお金が入ってくるのではありませんが、店によっては割引券を発行してくれる場合があります。しかし、回収の枚数制限がある場合も多いので、そこは確認を取ってから利用した方がよいですよ。

NPO法人などに郵送か持ち込みで寄付するのも洋服の手放し方の1つです。郵送の場合には、着払いの団体が主なので必要な出費もありません。その上、寄付をすれば人のためになるので「自分の服が誰かのためになった」と充実した気持ちで服の手放しができるでしょう。

妹や弟、趣味が似ている親戚などにお下がりとして渡すのもよい手放し方です。渡す洋服のチョイスは考えなくてはいけませんが、趣味に合った洋服をあげれば相手の喜ぶ顔を見れます。そうすればあなたも嬉しい気持ちが芽生えますので、ただ捨てるだけよりもずっと有益な処分の仕方ですね。