はじめに
夏は服が安くて、ついつい衝動買いしてしまう!捨てることを忘れ、これも買おうあれも買おうと全て買ってしまい、ふとクローゼットを見ると服の山、山、山・・・そんなことになっている方はいらっしゃいませんか?今日はなかなか服を捨てられないという方に、気持ちよく捨てていただくための基準と方法をご紹介します。
なぜたまってしまうのか
捨てるのなんてもったいない・・
気付いたら服がクローゼット・タンスにおさめられなくなっているという方も多くいらっしゃるかもしれません。なぜたまってしまうのか。それは「捨てたいけれど、もったいなくて捨てられないから」です(もしかしたら来年着るかもしれない、高かったからなかなか手放せない、娘がいつか着てくれるかもしれない、ほぼ新品同然だから・・)。整理したいのであればこの気持ちは一度捨ててください。「捨てたいな」と「もったいないからな」という気持ちがぶつかったときは、迷うことなく「捨てたいな」を優先して、未練が残る前に処分しましょう。
もったいないからって残しておくと・・・
もったいないという気持ちはもちろん大切なことです。しかし、必要でないものを置いて、限られたスペースを無駄に使っているほうがもったいないと思いませんか?もったいないからと残した服を置いている無駄なスペースがあることで、他のものが収納できなかったり、置きたい家具をおけなくなったりします。
雪崩が起こる部屋は嫌だ!
しばしばアニメやマンガで「クローゼットを開けたら雪崩が起きる」シーンを見かけますが、そんなことが現実で、自分の家で起こると考えてみてください。雪崩が起きたらまたクローゼットに押し込んで、雪崩をまた起こさないためにクローゼットを開ける頻度が減り、何が入っているのか、どんなものを持っているのかわからないままものを買ってしまい、また部屋にものが増える・・・。そうしてどんどん使えるスペースがなくなっていきます。
ものが増えればイライラも増える
お部屋が汚い、狭いとあまり気持ちよいものではありませんよね。ものが置けない、足の踏み場がないともなるとそれだけで日々イライラしてしまいます。また、ものが多くなればなるほど探す時間がかかってしまいます。どれだけ整理整頓ができていても、その整理されたものの中から必要なものを探すのはひと苦労です。つまり、ものが多いとスペースも時間も無駄になってしまいます。
部屋のゆとり=心のゆとり
裏を返せば、「ものを少なく、必要最低限に絞ることができれば、スペースも時間にも余裕ができる」ということです。スペースにも時間にも余裕ができれば、自然と心にゆとりが出てきますよね。つまり「部屋のゆとり=心のゆとり」につながるのです。心にゆとりができれば、毎日落ち着いた気持ちで生活ができます。心に余裕を持たせるためにも今回は「もったいない」という気持ちを抑えて整理していきましょう。
洋服を捨てる際の基準①
では、ここから洋服を処分する際の基準について紹介していきます。
1年以内に着たかどうか
最近着たものだけ残す
1年以内に着たかどうか思い出してみてください。もし着ていないのであればすぐに処分してしまいましょう。1年以内に着たかどうかを基準にしていますが、そもそも1年以内に着ていないというのは「1年以上放置している」ということになります。「春服を、春が来たのに着ない」なんてもったいないことしていませんか。シーズンが来ても着ないのであれば今後も着ることはほとんどありません。つまり、手放してもなんら問題ないのです。
イベントものはよく考えてから!
もちろん、冠婚葬祭用のドレスや水着など、特別なイベント時にしか着ないものやシーズンを問わない服は別ですが、シャツやスカートといった普段着は思い切って捨ててしまいましょう。
洋服を捨てる際の基準②
キズがあるけれど、まだ着れるかも!と言って残していませんか?
シミや汚れ、穴があるかどうか
買ったときと同じようにきれいですか?
お気に入りの服だけれど大きな穴が空いてしまった、おニューなのにシミがついて取れない・・、そういった服は問答無用で処分してしまいましょう。クリーニングに出しても落ちない汚れなど、自分でどうにもできないものはどうしようもありません。直す方法が思いつかないような服は、処分してください。お気に入りだからと残しておいても着ないのであれば、それこそもったいないです。洋服は着るためにあるのです。今後着ないのであれば、思い切って処分しましょう。
自分自身で修繕可能なら
ただし、もしも自分で修復可能な汚れや穴であれば、残しておいても構いません(もちろん、いつかなおすといって何年も置くのはいけませんが)。最近は、シミを簡単に消す方法や、ほつれをなおす方法などすぐに検索することができます。汚れているけれどこれからも着たい!穴が空いているけれど履きたい!という服であれば、しっかりなおして必ず着るようにしてください。