はじめに
デジタル化が進んでいるとは言え、まだまだプリント類が多いのが実情です。小学校や中学校など、新一年生がいらっしゃるご家庭は、学習に必要なプリントのほかに、重要事項が書かれたお知らせなどが増えて管理が大変です。こちらでは、100均や無印などで手に入るアイテムを活用したプリントの整理方法や、無料で使えるアプリでの整理方法についてご紹介します。
プリント整理のコツ
プリント類は新学期や新年度などの4月や9月に多くなります。特に小学校に入学する新一年生は、入学に必要なお知らせや提出物、学習スケジュール・イベント・健康など、あらゆる分野のプリントが集まります。習い事をしているお子さんはさらにプリント類が増えるので、子供も大人も内容を把握するのが大変です。
プリントの種類について
まずはプリントの種類について見ていきましょう。小学校・中学校・高校・大学によっても内容は違ってきますし、もちろん家族構成によってもプリントの種類が違います。大人だけの場合は、請求書などの期限のあるものやDM類、チラシなどがほとんどでしょう。プリントの種類によって大まかに分けるだけでも整理しやすくなります。
学校関連のプリント
確認が必要なプリント
- 1ヶ月(1週間)の行事予定
- 出欠の返事が必要な書類
- 献立表
- 連絡網
1回見るだけでよいプリント
- 返却されたテスト
- 学習プリント
- 行事などの新聞
- PTAなどの案内
- DMやパンフレット関係
プリントの仕分け方法
仕分け方法①プリントの定位置を決める
お子さんが新一年生や小学校低学年のうちは、専用の入れ物を作ってあげましょう。入れ物があると、自発的にプリントを出す練習になるのでおすすめです。収納アドバイザーの方のブログやSNSでは、最初は1つの入れ物に全て入れる方法をおすすめしています。慣れてきたらテストや学習プリント、お知らせ関係など、目的別に入れ物を分けて用意してあげましょう。
新一年生などが使うプリントの入れ物としておすすめしたいのが、100均で販売しているA4サイズくらいのプラスティック製のカゴです。あまり深すぎると「まだ入るから大丈夫」の心理でプリントが溜まりやすくなるので、浅めのタイプがよいでしょう。きょうだい別や習い事で分ける場合は、2~3個用意して目的別にすると確認しやすくなります。
小学校に入学したばかりの新一年生は、プリントを決まった場所に出す練習からすることをおすすめするわ!
仕分け方法②期間を大別する
プリントの分け方は主に家族それぞれ目的別・期間別で大別できますが、見やすくて確認しやすい方法は期間別にすることです。期間で仕分けするときに、プリントに一度目を通すことになるので、この時点でほとんどの仕分けができてしまいます。小学校の行事が重なる場合は一枚だけ残すなどするとよいでしょう。
整理したプリントの置き場所
置き場所①生活動線上など視認性を重視する
期間別に分けるプリントは「直近で必要なもの(出欠の返事など)」「予定表(献立表など)」「一年の概要」となります。棚や引き出しにしまいこむと、いちいち確認しに行かなくてはならないので見落としやすくなります。重要度の高いものは生活する中の動線上に掲示しておき、視認性をよくしましょう。学習プリントやテストをすぐに捨てたくない場合は、箱や袋に入れて別の場所に保管します。
置き場所②スキャンしてデジタル化する
紙で残しておいても結局は見ない、都度整理するのが面倒になってしまう場合は、プリンターなどでスキャンしてデジタル化するのもおすすめです。最近はスマホでプリントを撮影して、必要であればお知らせしてくれる便利な無料アプリもあります。無料アプリについても後述していますので参考にしてください。
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次はプリント整理に役立つ100均アイテムを紹介します!
出典:イラストAC