横長リビングの特徴
まず始めに、一般的な横長リビングの特徴はリビングとダイニングそれぞれがバルコニーに面していることです。リビングとダイニングが一面窓に面しているため採光を取りやすく、明るく開放感があります。バルコニーに面している部分が縦長リビングよりも広いのでバルコニーとの一体感で広さを感じることもできます。
横長リビングの一般的な間取りは?
画像は横長リビングの一般的な間取りです。カウンターとバルコニーの距離が近いのでキッチンに採光を取りやすいのが特徴です。和室はリビングの奥にある場合が多く採光は取りにくいですが、和室の引き戸を開放すればリビングと一体となり広い空間を確保することができます。
横長リビングの動線も考えた家具の配置
1.動線は必ず確保する
横長リビングを使いやすくするには、出入り口からバルコニーまでの動線を確保することです。これは縦長リビングよりも短くなるので比較的かんたんです。あとは左右をリビングとダイニングにゾーニングします。そして手持ちの家具を使いやすいように配置します。合わせて壁掛けのおしゃれな家具を設置するとさらにスッキリした印象になります。
2.動線を確保したら掃除のためのスペースも確保する
画像のように出入り口からバルコニーまでの動線を確保します。掃除機をかけやすいように家具の配置も考えます。家具は持ちすぎず、最低限掃除機をかけることのできるスペースを残すことが大切です。床面積に対して3分の1くらいに家具の割合を抑えるといいでしょう。そうすることによって掃除が楽になります。ソファやテレビなどの家具の配置も大切ですがスペースを残し、掃除をしやすくするレイアウトまたはコーディネートも重要です。
3.生活スタイルに合わせた家具の配置を
お部屋に住む人の生活スタイルはさまざまです。家族構成や年齢、職業によっても変わってきます。家具の配置や使いやすさは自分に合ったものを見つけることが大切です。ただ共通して言えることは、片付けしやすい環境づくりをすることです。スッキリとしたお部屋で生活するために大切なことですね。次項からスッキリと生活するためのコツをご紹介します。
横長リビングをスッキリさせるコツ
横長リビングに限らずどの部屋にも共通して言えることですが、部屋をスッキリとさせるコツはなるべく床にものを置かないということです。床にものがなければ掃除もしやすくなりますし、なんと言っても部屋が広く見えます。そのためには部屋の上の空間を活用することです。家具は床に置きがちですが上の空間を有効活用することによって床に広がりが生まれます。
壁掛けの家具を使っておしゃれにスッキリと
1.おしゃれな壁掛けフック
おしゃれで機能的な壁掛けフックで部屋をコーディネートするのも楽しいわよね。
2.玄関にコート・カバン収納
コートやカバンなどは玄関に置いておけば、機能的にも使いやすいわよね。
散らかりがちなコートやカバンは外出のときに使うので玄関に置くなどして、部屋に持ち込まない工夫をしましょう。そうすると結果的にリビングがスッキリします。家族の分を一箇所にまとめておくと管理しやすいです。動線を考えて使いやすいところにまとめる工夫が大切です。
3.壁掛けテレビ
テレビを壁掛けにするメリットはたくさんあります。空間がおしゃれになり、部屋がスッキリします。そしてテレビ台に置くよりもよりも安定性が増します。いいことがたくさんある壁掛けテレビを検討してみてはいかがでしょうか。
4.おしゃれな突っ張り棒で見せる収納
お部屋の片隅に掃除道具を見せる収納にします。見せる収納にすることで掃除道具をきれいに保つ意識も生まれます。掃除道具に自然と手が出てこまめに掃除ができる環境を作ることもお部屋をスッキリとさせるコツです。突っ張り棒を取り付けられるところを探して、上手に利用するといいでしょう。
次のページからは実例をご紹介していきます。
カウンターから窓までが近いからキッチンで作業中も明るくていいわね。