後悔しない断捨離の簡単なやり方【食器やキッチン小物】
食器やキッチン小物は、増えやすく捨てにくいもののひとつです。プレゼントなどでもらう機会も多く、気がつかないうちにどんどん増えていきます。食器は使う使わないの基準が難しく、便利なキッチン小物は買って満足し棚の奥にしまいがちです。手放し方を身に着け、思い切って断捨離に取り組みましょう。
やり方①よく使うものを選ぶ
洋服のときと同じく、まずは手元に置いておきたい物を選び抜きましょう。食器やキッチン小物で手放さないほうがよいものは、毎日の生活に登場する頻度の高いものです。同じ形の食器がいくつかあっても毎回手に取るのは同じものだったり、便利だと思って買った小物なのに封さえ空けていなかったりするなど、頻繁に使う物は偏っている確率が高めです。
やり方②数のあわないものは手放す
よく使う食器や小物を選んだら、次は数のあわないものをチェックしましょう。「ソーサーは4つあるのにカップは2つしかない」「4人家族なのに1つ割れて3つしか残っていないおそろいの皿」など、数が原因となり使用頻度が落ちている物は手放す対象になります。お気に入りで、壊れても買い足しながら使っているものはそのままで大丈夫です。
やり方③使いにくいものは手放す
最後に、使いにくいものを選定します。「高価すぎて普段使いしにくい」「手入れが大変で使用を敬遠しがち」な物がこれにあたります。便利なキッチン小物でも、使いやすいかどうかはまた別問題です。一度も使っておらず手放しにくいのであれば、まずは試しに使ってみてください。使い勝手を確認すると、より手放しやすくなります。
プレゼントでもらった高価な食器はもったいなくて捨てられません。どうしたらよいですか?
もちろん捨てなくて大丈夫です。断捨離は「捨てる」のではなく「手放す」ことが大事です。「リサイクルショップに持っていく」「欲しい人にあげる」「フリマサイトで売る」など、たくさんある対処法からベストなものを選びましょう。
後悔しない断捨離の簡単なやり方【本】
洋服や小物と同じように、本は増えやすく溜まりやすい存在です。劣化しにくく、捨てるタイミングがわかりにくいため、気がついたら本棚に入りきらず床にどんどん積み重なっていくということもよくあります。増えやすいのが、月刊誌や週刊誌などの定期的に買いがちな本です。タイミングをつかんで上手に本を手放しましょう。
やり方①お気に入りの本を選ぶ
本の断捨離は、お気に入りの本を選び出すことからスタートしましょう。本は小物と違い形が似ており、ごちゃごちゃした片付けの空間では間違ってゴミに分類してしまい後悔する場合もあるからです。繰り返し読む本、仕事に必要な本、趣味の本など、手元に長く置いておきたいお気に入りの本を選んでください。
やり方②保管期限を決める
特に定期的に買いやすい雑誌類に必要なのが、前もって保管期限を決めておくことです。例えば、月刊誌は1カ月に1冊増えます。1年で12冊、年数が長くなればなるほど、本の数もどんどん増えていきます。「1月号を買って1年保管したら、次の年の1月号を買うときに捨てる」など、具体的に決めるとより手放しやすいです。
やり方③読みかけでも躊躇せずに手放す
取っておきがちな読みかけの本でも、躊躇せずに手放すのが上手な断捨離の秘訣です。例えば、「読み始めてはストップし、月日が経ってまた初めから読み始める」ようなタイプの本は、自分の好みや興味にあっておらず、最後まで読めない可能性が高いです。興味を持っているほかの誰かに譲ってしまいましょう。
やり方④本の購入方法をルール化する
本がすぐに増えやすい人には、購入方法をルール化することをおすすめします。シンプルな部屋作りを目指すなら、今ある物を手放すことはもちろんですが、次に入ってくる物の受け入れ方に目を向けるのも大事です。例えば「本棚に収まる数だけ」「1冊買ったら1冊手放す」とルール化すると、部屋が本で埋め尽くされることはなくなります。
次は、断捨離がもたらす効果について説明するよ!
買う前に自分の部屋のビフォーアフターをイメージしよう!本であふれかえった部屋より、さっぱりした部屋の方が落ち着くよね。