3. 牛乳にクエン酸またはヨーグルトを入れる
温まった牛乳にクエン酸またはヨーグルトを入れます。よくかき混ぜ蓋をしたら牛乳を32℃〜37℃で温度をキープし10分寝かせます。
4. レンネットを入れる
最初にお湯で溶かしておいたレンネットを入れ、よくかき混ぜたらもう一度フタをして10分くらい寝かせます。かき混ぜるときは優しく泡だてないようにしてください。30秒くらい混ぜたら十分です。この時の温度も32〜37℃をキープします。
5. 固まった牛乳を切る
牛乳が豆腐のように固まってきたら2cm角くらいの大きさに切っていきます。この固まった状態をカードと言います。
6. カードを温める
切ったカードを40〜45℃に温めカードとホエーに分けます。温める時は温度をまんべんなくするために鍋を優しく揺らしてください。ホエーとは分離した液体(黄色い液体)のことです。
7. ホエーを取り除く
カードとホエーが分かれたらオタマなど液体の救えるものでホエーを取り除きます。
8. 発酵させる
ホエーを取り除いた後に、もう一度フタをしてカードの温度を40℃くらいに温めます。温度が上がったら30〜40分くらい置き発酵させます。発酵ができた確認する時はカードを少し引っ張り確認します。この時、カードが伸びたら発酵ができているので次の工程に進みましょう。
9. 練って整形する
80℃のお湯の中で練る作業をします。このとき、用意していた耐熱グローブ(軍手とゴム手袋)をして練ってください。子供のときに親しんだ粘土遊びの要領で練っていきます。表面がツルツルになったら冷やす作業に入ります。練っているうちにお湯の温度が下がってきたら、熱湯を加え、お湯の温度を80℃に保つようにしてください。
10. 冷やす
練り終わったモッツアレラチーズを氷水か塩水(水300ccに対して塩60g)に20〜30分入れ冷やします。冷やし終わったら完成です。保存は軽く水気をとってタッパやジップロックなどの密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保管します。1〜2週間を目安に食べ切ってください。
自家製モッツァレラチーズの作り方③注意点
絶対に低温殺菌牛乳を使ってください。いつも飲んだり、料理で使用している牛乳は高温殺菌しているのでタンパク質の性質が変化して固まることがないのでチーズを作ることができません 。そのため、低温殺菌牛乳を使用してください。