黒板アートの描き方!初心者向けのコツ・準備の仕方からイラスト集まで!

黒板アートの描き方!初心者向けのコツ・準備の仕方からイラスト集まで!

学校などで黒板アートが注目され、SNS上で話題となっています。黒板アートのコツや、チョークを使った文字の書き方、簡単な花のイラストの描き方をご紹介します。初心者でも簡単に描ける、文化祭や卒業式向けのかわいいイラストもまとめました。

記事の目次

  1. 1.SNS上で人気の黒板アート
  2. 2.黒板アートを描くための準備
  3. 3.初心者でも簡単!黒板アートのコツ
  4. 4.黒板アートのイラスト集19選!
  5. 5.かわいい黒板アートに挑戦してみよう

SNS上で人気の黒板アート

近年、高校生などによる黒板アートが話題となっています。難しそうなイメージのある黒板アートですが、初心者でもチャレンジできる簡単でかわいいイラストの描き方はあるのでしょうか。文字の書き方やイラストの描き方のコツ、文化祭や卒業式でも使えるかわいい構図の例もご紹介します。

そもそも黒板アートとは

Photo bygeralt

黒板アートとは、学校の黒板などをキャンバスとして、チョークを使って描くアート作品のことです。2015年からは黒板メーカーの日学により「黒板アート甲子園」が開催され、更に注目を集めています。文化祭の飾り付けや卒業式の思い出にと、クラスでチャレンジする高校生も多く、その作品はSNS上に数多く紹介されているのです。

カフェ看板で見かけるチョークアートとは違う?

かわいいカフェ看板で人気のチョークアートはオイルパステルやマーカーを使います。消えないので学校の黒板アートには使えません。

カフェ看板のチョークアートとは画材が違う

カフェ看板などでよく見かけるチョークアートも、黒板をキャンバスにしています。どこが違うのでしょうか。カフェの看板などのチョークアートに使われるのは、落ちにくいオイルパステルやマーカーです。また、下書きの際にはチャコペーパーを使ったり、はみ出した部分の修正などには色鉛筆を使ったりします。仕上げにはスプレーをかけてコーティングもしているのです。

元に戻せることが黒板アートのマナー

しかし学校の黒板などでは、消してまた授業に使う必要があります。普通のチョーク以外の画材は、下書きや鉛筆のように目立たないものであっても使うことはできません。後で使う人が困らないように、黒板を元通りに戻せることが黒板アートのルールです。画材がチョークだけなので使える色が限られることも、チョークアートとは違う難しさの一つです。

文化祭や卒業式、インテリアにもおすすめ

黒板アートは、黒板という大きなキャンバスに描くので、とてもインパクトがあります。クラスやクラブの仲間で取り組めばチームワークも高まりますし、文化祭や卒業式の素敵な思い出になるでしょう。また、学校の先生が生徒のために描く黒板アートや、駅や商店街の掲示用黒板に施した黒板アートも、SNS上に紹介されています。お店の看板やお部屋のインテリアに取り入れる方もいるのです。

黒板アートを描くための準備

黒板アートに挑戦したいと思ったら、まず何から始めたらよいのでしょうか。

次は、準備する物や、黒板の下処理など、実際に黒板に描く前に必要なことについてまとめていきます。

準備する物

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【黒板アートに必要な道具】
黒板、チョーク、ティッシュ、黒板消し、ぼろきれや雑巾、綿棒、ウェットティッシュや濡れタオル、定規、マスキングテープ、マグネット、アイライナーシャープナー、パソコンなど

チョークは100均にもあるが、通販の方が色数が多い

黒板アートに必要な道具を上の画像の右にまとめました。デザインによっては必ずしも必要ない物もありますが、あると便利な物ばかりです。チョークは100均にも売っています。白・赤・黄・青の4色セットや、太書きの蛍光チョーク(5色セット)などがあります。通販などでは白の他に、赤・黄・青・緑・茶・紫の6色セットや、蛍光色のチョークのセット(蛍光青・蛍光緑・蛍光黄・蛍光橙・蛍光赤)があり、色数が多いです。

消したいところは固く絞った濡れた雑巾や綿棒で

ぼかしを入れる時には指やティッシュを使います。消す時にはぼろきれや雑巾を濡らしたもので拭き取りましょう。細かいはみ出しを消したい場合は綿棒を使うと便利です。手が汚れるとぼかしがうまくできなくなったり、周りが汚れたりするので、ウェットティッシュや濡れタオルを用意してこまめに手を拭きます。

フリー写真素材ぱくたそ

枠や文字を書く時に定規を使うと、きっちりした印象に仕上がります。

定規やマスキングテープがあると便利

文字や直線を書く時には、定規があると便利です。塗りたくない場所がある時には、マスキングテープを貼って保護します。マスキングテープは、長い線を引く時のガイドや、イラストの配置を決める時の目印としても便利なアイテムです。マグネットは、下絵を脇に掲示しておいたり、イラストの配置を決めたりするのに使えます。

アイライナーシャープナーはチョークも削れる

アイライナーシャープナーは細い線を描きたい時に、チョークを削るのに使います。チョークは直径が1.1cmで、普通の鉛筆用のシャープナーでは削ることができません。アイライナーシャープナーは直径が1.2cmほどなのでちょうどいいのです。100均でも取り扱いがありますから、穴の大きさを確認して買いましょう。パソコンはデザインを探したり投影したりする時に使います。

シーズニング

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新しい黒板はシーズニングでチョークに慣らす

新しい黒板を使う際には、黒板の下準備をしましょう。それは「シーズニング」という処理で、これにより、チョークの書き味を滑らかにし、消した後の消え残りも防ぐことができるのです。やり方は、黒板全体をチョークで塗りつぶすだけです。少し強めにまんべんなくチョークを乗せて、黒板をチョークに慣らしていきます。

学校の黒板なら、描く前に黒板をきれいに

終わったら黒板消しで拭き、更に固く絞った濡れ雑巾で拭き取ります。最後に乾拭きをしましょう。普段から使われている学校の黒板ならシーズニングは必要ないかもしれません。しかしデザインが隅の方までかかる場合はチョークの乗りをチェックしましょう。黒板をきれいに拭く作業は、準備として必ず必要です。

紙上で構図を考える

Photo bycoyot

構図を考える時には、黒板と同じ縦横比の紙を使います。

黒板は大きいので、全体のバランスがとりづらいものです。必ず最初に紙の上に構図やデザインを描いてみます。その時紙を、黒板と同じ縦横比にしておくのがポイントです。特に、文字を入れる場合はどんな文字をどのくらいの大きさで入れるのか、メインになるイラストはどんなものでどの辺りに入れるのかを、きちんと決めておきます。

次項では、黒板アートのコツをまとめています。

初心者でも簡単!黒板アートのコツ

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黒板アートのイラスト集19選!

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