保冷剤をアロマ芳香剤に超簡単リメイク!おしゃれな飾りつけ例も紹介!

保冷剤をアロマ芳香剤に超簡単リメイク!おしゃれな飾りつけ例も紹介!

保冷剤を簡単リメイクしてできあがるのが「アロマ芳香剤」です。保冷剤に含まれている成分は、アロマ芳香剤でも活躍します。部屋を心地よい香りで包み込んでくれますよ。おしゃれに飾りつけて、オリジナリティあふれるアロマ芳香剤を作りましょう。

記事の目次

  1. 1.保冷剤リメイクとは
  2. 2.アロマ芳香剤の作り方
  3. 3.アロマ芳香剤の飾りつけ例
  4. 4.保冷剤の中身の成分とは
  5. 5.アロマ芳香剤のメリットと注意点
  6. 6.アロマ芳香剤を保冷剤で手作りしよう

保冷剤リメイクとは

出典:筆者撮影

保冷剤リメイクとは、その名のとおり「保冷剤で新しいものを作ること」です。ケーキを買うときに付いてくる保冷剤を、不要になって捨ててしまう人は多いです。しかし、保冷剤は冷やす以外にも使い道があります。生活の「もったいない」を減らしましょう。

アロマ芳香剤の作り方

出典:筆者撮影

アロマ芳香剤の作り方はとても簡単で、5分ほどで作れます。難しい工程がないため、ハンドメイドをあまりしない人も気軽に挑戦できますよ。おうち時間に子どもと一緒に作るのもおすすめです。子どもが怪我をしたり、保冷剤のジェルを飲み込んだりしないよう気をつけましょう。

用意するもの

出典:筆者撮影

用意するものは家庭にあるものばかりなので、買い物の手間がありません。要らなくなった保冷剤や空きビンを再利用しましょう。すぐに作れて「長時間の作業が面倒」という人にもおすすめのDIYです。自分好みの飾りを集めて、個性のあるアロマ芳香剤を作りましょう。お金もかからず、節約にもなります。

材料

出典:筆者撮影

  • 保冷剤
  • アロマオイル
  • 空きビン
  • リボン
  • 飾り

道具

出典:筆者撮影

  • ラップ
  • 水性ペン
  • はさみ
  • スプーン
  • つまようじ

作り方

出典:筆者撮影

今回はピンク色に統一したデザインで作りましたが、好みの色や飾りを選んでください。アロマ芳香剤を置く部屋のデザインにあわせるとおしゃれです。アロマオイルの種類もルールはないので、好きな香りを選びましょう。

作り方①保冷材の中身を出す

出典:筆者撮影

保冷剤が凍っていると作業ができないため、事前に常温で溶かしておきましょう。保冷剤の封を切り、中身のジェルをビンの容器に出します。ビンの口が広いと、アロマの香りが部屋に広がりやすいです。

作り方②色塗りをする

出典:筆者撮影

保冷剤のジェルに水性ペンで色を付けます。スプーンでジェルをよくかき混ぜてください。水性ペンの種類によって色の濃さが変わります。様子を見ながら、水性ペンで色を足していきましょう。色塗りが終わったら、アロマオイルを約3〜5滴入れます。

作り方③飾りつけをする

出典:筆者撮影

今回はラメを入れてました。ほこりが被らないようにラップをして、つまようじで穴を数カ所開けます。または、通気性のよい布を被せてもよいです。ラップや布が外れないように、リボンを結んで完成です。

アロマ芳香剤の飾りつけ例

出典:写真AC

学生から主婦まで、世代問わず保冷剤リメイクのアロマ芳香剤を作っています。気に入った飾りつけを見つけたら、ぜひ参考にしてみてください。自分にはない飾りつけのアイデアが豊富ですよ。

アレンジ①布を被せる

出典:写真AC

布を被せると、アロマ芳香剤に直接ほこりが付いてしまうのを防げます。筆者はラップを被せて作成しましたが、布は手作り感も増して見栄えもよくなるのでおすすめです。アロマ芳香剤に向いている布も覚えておきましょう。

布の種類

白いガーゼが被せると、清楚感を感じさせます。また、ガーゼの生地は通気性に優れています。古くなったガーゼがあれば、捨てる前にもう一度使ってみてください。

香りの通り道を作るため、編み目が大きい布が好ましいです。ベージュの布にリボンを付けて、麦わら帽子のようなデザインも素敵です。デザインのバリエーションに困ったら、色違いのリボンで作るアイデアもあります。透明なジェルの部分を残してみてもおしゃれです。

リボンでおしゃれに

大きめのレースのリボンを結ぶと、シンプルながら高級感が演出できます。もちろん、保冷剤のジェルに色を塗らなくても、そのままアロマ芳香剤として利用できます。デザインが質素に感じたら、ひと工夫くわえて雰囲気を変えてみてください。リボンのワンポイントのデザインは真似しやすいですよ。

毛糸でリボン結びをしている飾り付けです。ふわふわしている毛糸がおしゃれ。1つのアロマ芳香剤に複数の毛糸が結ばれています。リボンで個性を表したい方は、複数のリボンや毛糸を結んでみましょう。

アレンジ②飾りを入れる

出典:写真AC

ほかにはどのような飾りつけのアイデアがあるのかしら?参考にしたいわ!

ビーズを入れる

アロマ芳香剤に丸いビーズを入れると、エレガントな雰囲気が漂います。好きな数を入れられるので、余ってしまったビーズをアロマ芳香剤で簡単に活躍できるのもうれしいポイントです。ブルーのグラデーションに同系色のビーズが入ると、統一感が生まれます。ジェルをグラデーションにしたい人は、色塗りのときに入れ物を分けましょう。

貝殻を入れる

貝殻を入れれば、夏を連想するアロマ芳香剤の完成です。海が好きな人は、ぜひ貝殻を入れてみてください。貝殻だけでなく、ヒトデ・石・砂を使えば、豪華な海が表現できますよ。香りの通り道を塞がないように、砂はジェルの下側になるように入れましょう。

季節の花を入れる

チューリップやスイトピーなどをピンクのリボンで飾りつければ、春らしいデザインに仕上がります。旬の花を使って季節をテーマにしたハンドメイドも楽しいでしょう。花はジェルの中に散らして入れるのもおすすめです。

保冷剤の中身の成分とは

出典:写真AC

保冷剤の中身は、約98%の水と約2%の高吸水性ポリマーです。水に高吸水性ポリマーを入れると、ジェル状に変化します。保冷剤の成分のほとんどが水ですが、食べられないので注意してください。アロマ芳香剤を作る前に、高吸水性ポリマーの性質について理解しましょう。

高吸水性ポリマーとは

出典:写真AC

高吸水性ポリマーは「紙おむつ」や「生理用ナプキン」などにも使われています。さらに、吸水後も離水しにくいです。非常に高い「水分保持性能」があるため、吸水が必要な商品に多く含まれています。

消臭効果がある

出典:写真AC

「消臭ビーズ」にも、高吸水性ポリマーが含まれています。「消臭効果」もあり、アロマ芳香剤を作るのに向いています。保冷剤で作ったアロマ芳香剤は、においが気になるトイレやキッキンなどでも大活躍です。アロマ芳香剤で、嫌なにおいに別れを告げましょう。

アロマ芳香剤のメリットと注意点

出典:写真AC

作るメリット

わたしもアロマ芳香剤を作りたくなったわ!どんなメリットがあるのかしら?

エコになる

出典:写真AC

エコロジーの3Rは「リデュース」「リユース」「リサイクル」です。アロマ芳香剤は、保冷剤と空きビンをリユースしています。くわえて、すでに自宅にある飾りを使えば、物が増えません。ゴミを減らせるので、エコなハンドメイドです。暮らしにエコを意識して、何回でもアロマ芳香剤を作ってみてください。

癒される部屋に

出典:写真AC

アロマ芳香剤は置くだけでよい香りを放ちます。個人差はありますが、アロマの香りは副交感神経を高めるといわれます。よい匂いで気分が落ち着く人に、アロマ芳香剤はおすすめです。ぜひ、好きな香りの部屋でリラックスして過ごしてください。

使用の注意点

出典:写真AC

アロマ芳香剤にも注意点があるのね!気をつけなくっちゃ!

ペットを飼っている家庭は匂いに注意

出典:写真AC

匂いに敏感な動物を飼われている方は、アロマオイルを少なめに入れましょう。犬や猫などの嗅覚は、数十万倍も人間より優れています。人間にとって丁度よい匂いでも、ペットには刺激が強めです。

小さな子どもの誤飲に注意

出典:写真AC

小さな子どもがいる家庭は、子どもの手が届かない場所にアロマ芳香剤を置いてください。保冷剤のジェルに入っている高吸水性ポリマーは、人体には危険です。もしも誤飲してしまったら、内科医の医師に相談しましょう。

保冷剤の捨て方に注意

出典:写真AC

保冷剤を捨てる際は、ゴミ袋に入れましょう。各自治体の指定に沿ってゴミを出してください。洗面台に流してしまうと詰まってしまう恐れがあります。

アロマ芳香剤を保冷剤で手作りしよう

出典:筆者撮影

保冷剤リメイクのアロマ芳香剤は、たった数分で簡単に作れます。初心者におすすめのDIYです。ぜひ、気に入った飾りつけを参考にしながら作ってみてください。

六月めい
ライター

六月めい

ウェブライターの六月めいです。「イラスト制作」や「ワークショップ」が趣味。おうちの中を癒しでいっぱいにしたい。DIYの楽しさや暮らしに役立つ情報をお届けします。Twitter・Instagram :@mumei6565

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