コンソメとは?成分・原料や上手な使い方は?ブイヨンとの違いは何?

コンソメとは?成分・原料や上手な使い方は?ブイヨンとの違いは何?

コンソメは毎日の食事に欠かせない洋風スープの素としてなじみ深い調味料です。日本で売られていますが、身近だからこそ普段あまり考えないコンソメの成分を比較し、普段の使い方とは少し違った料理の提案と、コンソメとならんで聞くブイヨンについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.コンソメとは
  2. 2.コンソメの成分・原料
  3. 3.コンソメとブイヨンとの違い
  4. 4.コンソメの上手な使い方
  5. 5.まとめ

コンソメとは

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日本でコンソメといえば、洋風料理に手軽に使えるスープの素。普段カレーやシチューを作る際欠かせないコンソメは、本来なら多くの食材と長時間煮込んで作るスープ出汁が毎日手軽に楽しめるようになった調味料です。

コンソメの成分・原料

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固形コンソメ、顆粒コンソメとコンソメチキンそれぞれの原材料名・栄養成分・アレルギー物質それぞれご紹介します。

固形タイプ

まずは、固形コンソメの原材料や栄養成分、アレルギー物質について見てみましょう。固形コンソメは利用している方も多い、ポピュラーなコンソメといえます。普段何気なく使用している固形コンソメにはどのような成分が含まれているのでしょうか。

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食塩、乳糖、砂糖、食用加工油脂、野菜・肉エキス(はくさいエキス、チキンエキス、酵母エキス発酵調味料、ビーフエキス、食用油脂)、香辛料、野菜エキス、しょうゆ、果糖、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、酸味料、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉を含む)

固形キューブ1個(5.3g)の栄養成分表示
エネルギー:12kcal、たん白質:0.38g、脂質:0.24g、炭水化物:2.2g、食塩相当量:2.5g

アレルギー物質
乳成分、小麦、牛肉、大豆、鶏肉

肉だけではなく、白菜などの野菜のエキスも入っています。肉エキスも牛肉や鶏肉など1つではありません。そのため1つスープなどに入れるだけで深い味わいになるのでしょう。栄養成分は固形キューブ1個で12kcalと低カロリーです。たくさん使用するものではありませんから、気にする必要はないでしょう。ただし、塩分が多めですので、調理をする際には塩分を控えめにするなど工夫が必要です。

顆粒タイプ

次に、顆粒コンソメの原材料や栄養成分、アレルギー物質について見てみましょう。顆粒コンソメは固形コンソメと似た原材料が多いです。固形コンソメに比べると普段あまり使わない人も多いかもしれませんが、あると料理の幅が広がるアイテムになるかもしれません。

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コンソメ固形タイプと原材料はほとんど同じです。同じように肉や野菜のエキスが入っているので固形タイプと同様に深い味わいをだせます。カロリーとアレルギー成分も同じです。固形タイプはスープなどに入れ溶かして使いますが、顆粒タイプはそのまま振りかけて炒め物やサラダのソールに味を加えたり、塩コショウの替わりにも使えるのでメニューによって使い分けるとよいでしょう。

コンソメチキン

最後にチキンコンソメの原材料や栄養成分です。固形コンソメや顆粒コンソメとは違うチキンエキスが原材料が入っていますがカロリーは変わりません。使い方は固形コンソメと同じで大丈夫でしょう。

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食塩、乳糖、砂糖、食用加工油脂、肉・野菜エキス(チキンエキス、オニオンエキス)、香辛料、粉末しょうゆ、酵母エキス、チキンファット、しょうゆ/調味料(アミノ酸等)、酸味料、カラメル色素、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉を含む)

固形キューブ1個(5.3g)の栄養成分表示
エネルギー:12kcal 、たんぱく質:0.43g 、脂質:0.24g 、炭水化物:2.2g 、食塩相当量:2.4g

アレルギー物質
乳成分、小麦、大豆、鶏肉

チキンコンソメには固形コンソメと顆粒コンソメに比べてチキンファットやビーフエキスなど違う原材料が入っています。コンソメとは違う味に仕上げたいときに使うと、チキンの風味のする料理が作れます。仕上げたい味や料理にあわせてチキンコンソメとコンソメを使い分けるとよいでしょう。

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コンソメとブイヨンとの違い

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