引っ越しの断捨離ガイド！引っ越し前こそ捨てるべき物や捨て方とは？

みなさんは、いつ片付けや断捨離をしていますか？多くの方は、年末や年度末など、キリのよい時期に片付けされると思います。その中でも引っ越しをされる方は、ぜひ引っ越し前に片付け・断捨離をするようにしましょう。引っ越し前に片付けをすることで、たくさんのメリットがあるからです。

引っ越しは、段ボールの準備や梱包など、一つ一つの作業にとても時間がかかります。そして引っ越し前だけでなく、引っ越し後の荷解きも大変な作業です。梱包作業や引っ越し後荷解きの手間を省くためにも、引っ越し前の梱包作業の前に、捨てるべき物は捨てまくりましょう。

荷物が多いと引っ越しのトラックの台数が変わったり、引っ越し作業員の人数が増えたり、時間がオーバーするなどで、同じ距離でも引っ越し料金が高くなってしまいます。不要なものを引っ越し先に持っていき、引っ越し料金が高くなるよりは、断捨離で浮いたお金で自分の好きなことをしたいですよね。引っ越し前の片付けは、お財布にもやさしいことなのです。

大型家具は、引っ越し先のドアに入らなかったり、階段の幅に合わずに3階に運べなかったり、新しい家の雰囲気に合わなかったりすることがあります。もし、引っ越し先に持っていったあとに合わずに処分するよりは、はじめから処分して片付けておきましょう。また、大きいものほど不用なものを処分しておくと、引っ越し代が安くなります。

近々買い替えの予定がある大型家具も、引っ越し前に捨てるべきものの一つです。大型家具店などでは、新しい家具を購入するときに不要な家具を買い取ってくれるところもあります。配達可能な場所であれば、引っ越し前に新しい家具を購入し、今まで使っていた家具を引き取ってもらい、引っ越し先に配送してもらう、というのも一つのやり方です。

家電は大型家具と同じく、大きくて重いものが多いですよね。また、家電は安全性のために、ある程度の期間使用したら買い替えた方がいい物の一つです。かなり古くなってしまった発火の危険性がある家電や、大型家具と同じく引っ越し先に入らない家電などは捨てるべきでしょう。

洋服は断捨離の代表品ともいえますね。まずは、1年以上着ていない服は捨てるべきです。1年着ていない服は、そのまま着ずにタンスの奥に眠ってしまう可能性が高いからです。ただし、フォーマルなものや浴衣などの季節品は、もう少し長いスパンでみてもよいでしょう。

サイズが合わない服は、捨てまくりましょう。なぜなら、いずれまた着れるだろうと思っていても、その「いずれ」はいつくるか分からないからです。また、その間に流行も変わってしまいます。またいつか以前のサイズに戻ったら、心機一転、そのときに新しい洋服を買いましょう。

流行もまたいずれくるだろう、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、流行は似たようなものでも少しずつ形やデザインが違っています。流行の物は、流行しているときに着るからこそ価値のあるものです。ですから、流行遅れのものはどんどん捨てまくりましょう。

本は、一冊を何度も読むというより、一度読んだ本をまたいつか読み返すパターンが多いですよね。そのため、一度しか読んでいない本がどんどん溜まっていきがちです。またいつか読み返す本というのは、自分が読んで心に残った本だと思います。逆に心に残らなかった本は、また読み返すことはありません。大量の本は、引っ越しで梱包するときに重くてとても大変です。読み返すことのない本も、引っ越し前に捨てまくりましょう。

本といえば、気づいたら日焼けしていたり、シミができていることがありますよね。自分のお気に入りの本であれば別ですが、そうでない場合はたいていの場合汚れている本を読み返すことは少ないでしょう。せっかくの引越し先に汚れた物を持っていくと、気持ちも下がってしまいます。一冊一冊確認するのも大変ですが、引っ越し後の作業を考え、できるかぎり汚れているかチェックしていきましょう。

結婚式やお祝いなどでよくもらう物といえば食器ですよね。特に、結婚式に出席する回数が多い人ほど、引き出物の食器がどんどん溜まっていきます。引き出物はなかなか処分しにくいですが、処分できないと思っているといつまでたっても捨てられません。引っ越しはいい処分チャンスだと思って、感謝の心を持ちつつ、思いきって捨てまくるのがコツです。

粗品でもらったボールペン、プレゼントが入っていたブランドの紙袋など、たくさんあっても使いこなせないものはありませんか？ボールペンもそれほど減るものではありませんし、紙袋も次から次に増えていきますよね。その他のものに関しても、複数必要ないものは、自分が必要だと思う数だけ残し、それ以外は捨てるべきです。特に、同じブランドや同じデザインのものは一つだけに絞り、重複した物は捨てまくりましょう。

結婚のための引っ越しでは、夫と妻の二人の持ち物を確認しましょう。片方が実家暮らしだった場合や、お互い実家暮らしだった場合はあまり物が重複しませんが、二人とも一人暮らしをしていた場合は、日用品がたくさん重複してしまいます。夫と妻どちらかのものは、なくても困らないのであれば捨てましょう。その際はあらかじめ、何を、どちらのものを残すかを決めておくのがコツです。

洋服の処分のところでもお伝えしましたが、1年以上使っていない物は、この先使うことがあまりないものです。自分がとても思い入れのあるものなどは別ですが、特にお気に入りのものでない場合は、捨てるようにしましょう。

もし1年以上に使っていなくても、今後1年以内に使う可能性が高いものは捨てなくてもよいでしょう。また、防災グッズやフォーマルの小物なども捨てる必要はありません。これらは使うことがなくても、持っておかないと困るものですよね。冠婚葬祭や日常生活に支障をきたすようなものは、きちんと保管しておきましょう。